大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

西川周作おーおーおー(大分時代からの彼のチャントです)

2011-11-12 23:51:15 | ガンバ大阪
広島でも歌われている彼の大分でのチャントを覚えておいた方がいいのかな・・・

移籍の交渉には、こちらの状況と相手の立場や考えというのを考えておく必要があるのは前回のエントリで書いたんだけども、西川周作クンの移籍の噂というのは正に相手の状況というのが大きくものを言いそうな感じがする。確か彼の代理人ってロベルト佃さんじゃなかったっけ?あの人が自分の都合だけで選手を動かすとは考えにくいし、広島の財務状況が健全であれば周作クンには絶対ガンバの移籍を薦めないかもしれない。そう考えると、こちらが欲すれば獲得出来るという状況ではあるんですよね・・・

自分としてはどう思うか、なんだけども、結局GKのどこを評価し、何を求めるかによって移籍の成果というのは変わって来るのだと言いたい。単に失点が多いのを人のせいにだけ求めているんだとしたら、藤ヶ谷から周作に変わったとしても実はあまり変わらないかもしれない。それどころか、藤ヶ谷が今のところ見せているハイボールの処理の安定感(実はこの点は見過ごされがちだが)というのがGKが変わることで失われるかもしれない。

ただ、それでも自分は周作クンが来れば歓迎したいとは思う。それは彼が持っている飛び出しの良さと足元の技術であって、それはガンバがGKに求めて来たものと合致するからだ。最近ではGKに一旦バックパスをして相手の前プレをかわしてから、組立て直すというスタイルがトレンドになっていて(この点において世界一なのはバルサのバルデスだが)、そういうプレーをやらせれば、ジンヒョンや加藤と並んで周作は間違いなくこの面では秀でている(Jのレベルが下がったというセル爺の戯言に対して、こういうプレーが増えてきたじゃないかと朝日新聞紙上で反論したのがミシャだった。まあ、レベルが上がったとか下がったとかいうのを量る基準は曖昧なんだが、プレーの難易度が上がったという意味で捉えるならミシャの言う通りだろう)。

結局、GKを獲得するだけで単純に失点が減るわけではないけども、もし獲得するのならば藤ヶ谷にないものを持っているGKを獲得すればいいんじゃないかと考えていたが、それは蹴れるGKのことなんですよね。これに合致するGKが来てくれるということが大きい。

そうなると、DFラインの設定をどうするかという問題も起きてくるかもしれない。GKに戻してビルドアップするとなると広島にしてもセレッソにしてもそうだが、基本低いラインを設定して、そこから組み立てていく。一方のガンバはラインを高めにしてボランチとCBの組み合わせで組み立てていくという違いはある。まあ、そこら辺はGKの特性というものを視野に居れながらビルドアップの手法を構築していくのがいいとは思うんだけども。当然藤ヶ谷とはタイプが違うんだから、前によくやっていた調子の良くない時にGKを変えるという起用法も復活するかもしれないな。過去代表に呼ばれた選手でもベンチを温めることがあったチームだけに、周作クンにも必ずしもポジションは約束は出来ないんだけども。

気になるのは代表選手を連れてくるのはいいんだけども、問題は彼らが居ない時にどうするかという問題がついてまわる。ヤットに関しては今のガンバはスタイル的にヤット依存から脱却しつつある(その代わりグノが不可欠になったが)し、むしろ代表の方がガンバ以上にヤットに依存している傾向にある。仮に周作が来たとしてグノと周作までもが抜けた時のガンバはどうするかでしょうね。仮に来年ACLに出るとなった場合、過去3年間横たわっていたACLのラウンド16問題というのをちょっと意識していますよ。何しろ来年は最終予選の間近で代表選手抜きである程度出来るチームというのを構築出来ていないとこのヤマは超えられないと思っていますから。

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