大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第32輪 大阪鋼巴 2-1 湘南比馬

2010-11-23 23:53:53 | ガンバ大阪
順位を考えると勝って当たり前とか、もっと差が付いてもおかしくはないとか言われるけども、実力差が有る故に相手はその差を埋めてくる対策をしっかり練ってくるだろうから難しい試合になることはある程度予想出来た。だからその分開始早々あっさりと先制してしまったら、追加店を奪えなければ逆に相手に流れが行ってしまうだろうな、と思っていたらホンマにそうなってしまうから、我ながらガンバの盛り上げ上手っぷりには呆れてしまう。どうせアントニオ猪木が途中から延髄斬りで反撃に出て、最後卍固めを決めて勝ってしまうんだみたいな結末は予想出来るんだけども、途中までハラハラさせてしまうのが万博劇場だったりするんやからねw 

湘南が4-1-4-1という岡田ジャパン方式で臨んできて、数少ないチャンスを狙って来るのは想定内。ただ、相手の術中にハマリかけていたところを勇人のゴールで勝ち越せたのは良かった。湘南がきっちりと前からプレスをかけてラインをコンパクトにして来る分、中盤から前線へ向けてのパスの出しどころを狙われてカットされていたから難しい展開ではあったけども。あと、都築は相変わらず反応とフィードがいいな。来年浦和の監督が変わればもう一度浦和に復帰するんだろうけども、その構想に入っていなければ、他のJ1の正GKとしても十分やっていけるだろう。というか、怪我さえ無ければ岡田ジャパンの一員としてW杯への道も開けていただろうし。

ガンバとしてはこの連戦の中でターンオーバーを敢行しているんだけども、この日はソータを休ませて、和道と智でCBを組んでいた。これが上手く当たり、高いラインコントロールに加えて、智のパスカットと和道のDFの間を埋めるカバーリングと飛び出してのアタックといった相乗効果も発揮出来た。だからまあ、DFとしては自責点ゼロか。土曜日のマリノス戦はというと、最近出れていない坂田がもしかしたら出てくるかもしれないというリスクを考えると、ソータと和道で裏のスペースを消すということをやるのかもしれないが・・・あとシモヘー君もクロスは良かった。この辺は普段あまり褒めない歌ばんの大先生も褒めておられたので間違いないですねw

これでACL出場権争いから一歩抜けだしたと思いきや、セレッソと清水がまだまだしぶとい。お隣りは絶対ACLというダンマクをサポが掲げているくらいの凄い意気込みを感じるけども、ウチらではそういったものはない。まあ、それは何度も出ているからとか言うのもあるけども、ACL出場というのはゴールではなくて、あくまでも世界へ打って出る為のスタートラインに立ったに過ぎないということをこちら側では皆判っているからではないだろうか?この辺はお隣りとは温度差があるかもしれない。

まあ、U-19の国際試合で南野君がゴールを決めても、中国メディアからは、「ガンバ大阪期待のホープ」の南野が決めたとしか書かれていない。いくらなんでもモノを知らなさ過ぎるんじゃないかと思うんだが、結局一度もACLに出ていないんならそういう扱いになってしまうわけ。だったら出るしかないということになるんだけどもね。

ただ、ACLの先輩としてアドバイスしておくことがあるとすれば、ACLに出るのであれば、憧れだけでは乗りきれない厳しさも待っているんだぞということか。あずきが大好物のオッサンに続投させるならば、天皇杯がもうないんだから、始動をもっと前倒しして準備を始めるということも同時に要求しないといけないんだからね。これまでのようなスロースタートでは済まされなくなるのは間違いない。

PS- この試合で主審を務めていた今村主審というのは、この間三ツ沢で観戦した試合でも主審を務めていた人だった。横浜FCサポのfutre氏によれば長い間J2で笛を吹いておられたらしい。最初は従来とは違う基準でアレっと思ったし、双方とも攻撃中にファウルを取ってもらえない違和感はあったと思うけども、彼がなるべく吹かないという基準でやっているのならば概ね納得の行くものだったように思える。審判もいよいよ世代交代の波が押し寄せて来たかな・・・

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