大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

2007亞洲杯小組賽 日本 3-1 阿聯酋

2007-07-14 01:58:54 | サッカー全般
この試合は日本の貫録勝ち。前半はUAEのプレッシャーはなく、カタール戦に比べるとボールを廻しやすかったので、日本が得点を重ねて行くのは簡単だった。まあ、得点が俊輔や高原頼みなのは相変わらずだが、その中に遠藤が攻撃に絡んでチャンスを作っていったのは心強い。PKを取られたヤットの倒れ方だが、あれでPKを取るには?なんだが、バスケでいうならばさしずめシュート後にディフェンスにぶつかられてアフターショットのファウルでフリースローを貰ったようなものか。

この試合の審判って後半川口にイエロー出したり、日本にPKを与えてもおかしくない相手選手の接触を流したりしてかなり曖昧な判定基準だったが、前半のあのPKが結局効いていたため、後半カウンターで1点を返されても日本は落ち着いて試合を進め、最後には相手の足が止まっていたこともあって敵陣で余裕のボール回しを見せたのだった。

敢えて日本の問題点を挙げるとしたら、1つは高さ対策。後半UAEはひたすらタテにボールを放り込み(特に日本の右サイドに)、日本のDFの高さのなさをついてそこからセカンドボールを拾おうとした。試合を見ていれば判るように、あの暑さでは前から思いっきりプレスをかけていくことができないため、最終ラインを上げるにはリスクが大きすぎる。となると、ラインを下げている為にボールを奪われるとタテに放り込まれやすい。こういう時にこそもう一人高さのあるCBが必要だと思うんだけどね。

幸い、この試合で中澤の高さが効いていた。もっと大きな相手とやる場合にはDFの高さが不足しているように感じるのだが、その日本の弱点を突くことのできる豪州は同日にイラクに負ける失態を曝け出して予選リーグ敗退の危機に瀕している。まあ、最終戦を豪州が勝ち、日本が次のベトナム戦を勝って1位突破を果たせば皮肉なことに、日本が1位通過なのに2位のオーストラリアと対戦する破目になるが、別に気にすることはないだろう。W杯のリベンジを果たしたければむしろ早くやりたい、というくらいの意気込みが必要だとむしろ私は考えているくらいである。

もう一つは後半終了間際の試合運び。細かいけども一応ダメ出しする部分があるとすれば、水野がスローインを早く始めようとしたところ(相手選手が傍で倒れていたのだからむしろゆっくりやっていい)と駒野がシュートで終わらなかったことだ。勝ちきる為に遠藤が声を掛けて味方を落ち着けさせて、ボール回しを徹底していたのだからこそ苦言を呈するのだが、こういうところも徹底させて欲しい。ドーハの悲劇の起点がどうなったのかを考えれば、こういう細かいことでも修正が必要だと思うのである。


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