大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

自治会長なんか引き受けるから埼スタに行かれへんがな・・・

2009-05-14 06:13:31 | ガンバ大阪
1年のアウェー遠征の中でいろんなところを行っているけども、とりわけここは行きたい、と思っていた場所。それが国内アウェーだと埼玉である。06年の最終節以来ずっと埼スタで浦和戦がある度に行っていたのだが、それはあのスタジアムが造り出すアウェーの雰囲気に惹かれていたからだった。四方を赤に囲まれた中で戦う緊張感というのは何にも変えがたいものがあって、ACLアウェーで連勝記録を重ねて来たのもひとえにガンバは最もここ2,3年でこの場所で鍛えられたクラブだと思っているからだ。

ACLアウェーで、この間の中国は勿論のこと、韓国にもタイにもシリアにも行ってきたけども、その度についつい埼玉と比較してしまうんだけど。で、結論はと言うと、「埼スタに比べたらブーイングの量だって大したことはない」というものだった。それは先の中国アウェーでも少数精鋭のガンバサポに言わせれば、ブーイングなんて埼玉で既に経験済みだったわけです(ただ、ブーイングの質が違う。中国の場合は対戦相手にというよりは日本人全体に向けられた憎悪があった)。

で、今年も当然埼スタへ行くぞ、と意気込んでいたんだけども・・・残念ながら行けません。今年から自治会長なる役職を引き受けてしまったが為に、その年中行事の為に行けないわけです。まあ、週末の大阪の天気がかなり怪しいんで、もし雨ならば運動会の準備や大会そのものが雨天順延になり、テレビ観戦は出来るかなと踏んでいるんだけども、もしそうなると翌週に行われる為、ホーム鹿島戦に行けなくなるのが痛し痒しか。自治会の役員を選ぶ際にそういえば皆仕事が忙しいだのなんだのと言って尻込みしていたけども、ホンネは誰もやりたくはないんだろうなあ。ま、自分だって今年1年の任期だから来年以降は遠慮したいけども・・・

さて、試合展望なんだけども、浦和は傍から見ても今季見事にパスサッカーのチームに変貌した。山田直や原口の台頭も著しいし、何よりもエジミウソンが去年のエジミウソンと違う。昨年での対戦を見た限りでは、空中戦で競り負けていた彼を見て体重オーバーでキャンプインしたツケを最後まで返しきれていなかったかなという感じがしていたが、今年はチームの早い始動に合わせて体を作って来た分相当キレている。

もっとも、ガンバって今までパスを繋いでまともに「サッカー」をやろうとしてきた相手には、相性は決して悪くはない。ACLの山東やアデレードに対してもそうだし、CWC3決のパチューカ相手に対してもそうだった(その分2試合目以降山東は放り込みに、アデレードはフィジカル勝負に持ち込んできて苦戦したが)。そうなると互いに中盤をコンパクトにした中でのスリリングなパスゲームとなるのだが、これはガンバにとって言えば自分らの土俵で相撲をとらせてくれることを意味する。
ここで主導権を握れば勝機はあると思う、と言いたいところだが、自分たちが輝く代わりに相手も輝かせてしまうのがガンバの真骨頂なわけよw だからまあ、相手がいいというのは判りきっているから、その相手より上回れる出来を見せれるかどうかが勝負なわけなんだけども。

ただ、仮に主導権を握ってリードを奪ったら今度直面する問題は右サイドの守備か。橋本は安田よりはマシ、というレベルで、密着するマークはまあまだいいとしても、間合いを置いた状態での1対1となると非常によく抜かれていますw 東京戦で石川に抜かれて失点した場面もそうだし、柏戦でも菅沼にやられてました(與野さんにはサービスしすぎた?)。それが後半体力が落ちてサイドのスペースが空いた状態で起こり得るということに注意すべきであって、東京戦・柏戦では倉田をSHに投入してから落ち着きを取り戻したんだけども、土曜の試合でも終盤のクロージングに倉田もしくは雅人を入れる選択はありうるか?

で、そのガンバの今のウィークポイントを考えると、最も怖い選手が三都主だと思うんだけども、彼はまだまだスタメンではないか。この間の川崎戦でもピッチに出てきたのが86分というところがちょっと遅い感じはしたけども、それはケガ明けだから長く使えないからなのか、それともフィンケ監督は三都主を、前がかりになって攻めるしかない、という状況で使いたいからなのか・・・あまり交代カードで局面を打開する、という感じでもなさそうな人ではあるが去年までの監督よりはよく動いていますか、失礼しました。

最後に審判について言っておこう。今季ガンバの試合でまだ当たっていないレフェリーに奥谷、扇谷、片山が残っているけど、そろそろ光臨してくる可能性はあるな。当日の試合の笛がどうなるかは見当がつかない。ただ、一昨年のバックパスオフサイドとか、昨年のバレーのスローイン強奪のプレーではこちらに利があったけども、今回それが逆の目が出る可能性があってもおかしくない(前節で闘莉王は確かに足引っ掛けたけどPKを取るにはやや厳しいかな、という判定があっただけに)。まあ、これは埋め合わせというよりは、何となく運というのが最終的に中間に回帰するという現象に引っ掛けて言っているんだけども・・・ただそうなったとしても中国アウェーで経験したように冷静さを持ち続けることが大事だとは思う。


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