水曜日の試合当日に出発し、全州まで仁川から4時間かけて高速バス移動して参戦した全州は遠かった。とはいえ、韓国の高速バスの快適さを考えると、かつてそれ以上の時間をかけて中国国内のバス移動に比べたら別に苦痛にすらならなかった。予約していたホテルにしても、韓国語を今年から多少なりとも勉強していたせいで、ハングルの表示を読みとることも出来た。はっきり言って自分の韓国語のレベルはハングルを読みとり、旅行に最低限必要な言葉を発する程度のものでしかないけど、あと2年時間を貰えれば今の中国語に近いレベルにまで何とか持って行けるとは思うんでこれからも精進致します。
今回の遠征の中で一番難儀だったのが、試合後のタクシー探し。中国へ中超視察に出かけた時も、陸の孤島と言っていいようなアクセスの悪いところを見たけども、大体スタジアム近辺でタクシーが待機していて、数人の客との乗り合わせでホテルまで戻ることが出来た。
ところが今回の全州のスタジアムにおいては多くの客が車で来場している為、スタジアムから出る道路は帰宅する車で埋め尽くされているため、近くまでタクシーが来る雰囲気ではなかった。
試合の翌日は高速バスでソウルまで移動。こちらは大体2時間半程度で到着。その日は韓国プロ野球のLGツインズとSKワイバーンズの試合を観戦した。韓国では内野の方が応援席になるんだけど、気づいたら自分も応援に参加してみた。個人的なお気に入りはツインズのヒメネスという選手への応援がノリやすかったと思うけど、右腕を胸のあたりから斜め上に延ばす仕草はハイル・ヒトラー思わせるんでそれはどうかなと思ったけどw 三塁打を巡って微妙な判定がになった場合にはメジャー並にチャレンジを認めて当初の判定が覆った場面は印象的だった。帰りに韓国野球が好きな知人の為にツインズのユニを購入した。
その翌日は戦争記念館へ行って朝鮮戦争の歴史の勉強し、午後は南大門でベルトの問屋でベルト購入。お店の人にオルマエヨって訊いたらオチョン(5千)という答えが返って来たもんだから、自分で巻いてみて合ったものを購入した。
夜は新村の方にある、カケハシというお店でやっている日韓交流会に参加。自分が今回ACL その中で日本語堪能な水原兼浦和サポがいて、自分の韓国語ではまだサッカー談義出来るレベルではないので日本語ではあるけどもいろいろとJリーグのこと、代表のことについて話すことは出来た。自分が中国語を話すことを知った店のオーナーが、やたらと自分に中国語で絡み出したりもしたけどw オーナーの中国語は自分の韓国語よりは少し出来るっていうレベルですかね、現時点ではw 調べてみると毎週火曜日が中国語交流会やっているらしい。とすると、水曜日にACLの試合があるのなら、前日入りしてその中国語交流会に参加してみようかな、という風に考えたりもした。カケハシを知ることが出来たのも今回の遠征の思わぬ副産物だった。