大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

今はまだ種まきの時期に過ぎない

2015-07-30 07:11:09 | ガンバ大阪
新潟戦は現地に参戦予定だったけども、8月の海外遠征を考えて断念し、オンデマでの観戦だったわけだけども・・・まあ、前半の状態と連戦の疲労というのを考えると、よく引き分けられたとは思う。交代カードで明神投入というのも、負けないことをまず考える健太監督らしいっちゃらしい。今はグラスハーフフル思考で捉えておきましょう。

6連戦振り返ってみると、負けた相手がセカンドステージで気づいたら2位の名古屋だけ。2勝3分け1敗の成績なんだけども、マリノス戦は俊輔に最後ゴラッソに決められていたら3勝していたかもしれないw

なんでグラスハーフフル思考なのか、っていうと今現場では試行錯誤しているのが見て取れるからだ。1stステージのやり方で行くと確かに守備で大崩れはしなかったものの、攻撃での閉塞感が6月シリーズで判明した。それを改善すべくウサパト以外の選手も点が取れる形を模索していて、意図的に形を崩している。幸いなことに今は1stの貯金があり、かつ年間勝ち点40も超えてしまっていることもある。そして今季の本当の勝負どころというのは8/26のACL準々決勝の全北戦以降ということを考えると、コンディション的にはしんどいけども、夏の省エネに逃げてはいない。そう考えると秋以降に収穫を見据えた種まきを行っているとも言える。

守備が緩んでいるのは否定はしないけれども、序盤並みの堅守を維持しようと思えば結局その代償として攻撃が落ちるっていうことが解っているからであって、最終的な理想は得点よりも失点を抑えるところまで収支を合わせられるかでしょうね。その点は勝ち切る為の選手起用や守備偏重布陣も必要だけど、健太監督が5バックやらないのはやっぱり単純に押し込まれた場合の後ろの跳ね返し力のなさに起因しているのかもしれないけどもね。

いずれにしても、今健太監督はもう少し先を見据えたチーム作りをしているんじゃないかっていうのが見て取れるし、今はその収穫を得る為の種まきの時期だというのは理解しています。

残念だったのはこの東アジア選手権の前にミッドウィークに試合していて、かつ代表に6人取られているという現状。もっとも、中韓なんかは今週ミッドウィーク試合していないのに、日本だけ試合するのはJリーグの方がポストシーズン制導入で試合数増やしすぎてるからだ、とも言えるんだろうけども。ポストシーズン制で試合数増やすっていうことはシーズン日程にしわ寄せが来るわけなんだから、どうしてもやるんならカップ戦の日程などにおいてもう少し負担を減らす工夫が必要にはなると思うけどもね。ハリルにしてみれば貴重な練習時間をリーグ戦に取られたっていうところかもしれないが、それを言うならアンタもそれまで長期休暇取ってただろってw ま、今のところ協会とJリーグの関係を一言で言い表すならば、
「冷戦状態」ってところかもしれないですが。

実はポストシーズン制を論ずるにあたり、西欧の主要リーグはなぜ優勝を決めるのにプレーオフを導入しない背景については別の機会に論じたいとは思っています。早い話CLなどと並行して行う過密日程の回避と、あと、ビッグクラブ自体が最後の問題で正解すれば得点倍になります的な手法を嫌う(圧倒的な戦力差で築き上げたシーズンの成績考えればそりゃそうだ)というところもあるわけで、これについては中断期間もう少し詳しく触れたいと思っています。