大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

今季の武器であるスカウティングを如何に落としこむか?

2015-03-02 07:29:50 | ガンバ大阪
リーグ開幕の一週間前に前シーズンのリーグとカップ戦覇者-三冠達成のために浦和が今回は繰り上げ出場だったわけだが-が対戦するスーパーカップの試合は欧州でのスーペルコパやコミュニティシールドなどと同様にリーグ開幕前にシーズン開始が近いことを告げる大会ではあるわけだけども、極東においてはACLの日程がどんどん前倒しになっていく関係上でACLの日程の間に試合が挟まれて来るような日程になると、双方ともターンオーバーを敢行して来るのは致し方ないのかもしれない。欧州での場合は、CLの日程というのはリーグが開幕してから行われるんだという違いをここで抑えておけば、この時期にスーパーカップをやるのが適切かは議論の余地があるかもしれない。

そうすると、その代案は、もっとACL開幕の前に持ってくることかもしれない。実際中超の超級杯なんかは2/14に杭州で試合をやっているわけだから。中国ではこの時期北京なんかの北方は寒すぎるんで、温暖地に持ってきているわけなんだけども、日本の場合だと・・・うーん、日程を前倒しにして温暖地でやりますかw 或いはセリエAが以前中国でスーパーカップを持ってきたみたいに、アジアでのマーケット進出も考えて、台湾や香港みたいなところでやるのもいいけどもねw それっとお前が行きたいだけちゃうかって?まあ、そうですけどもねw でも結局集客が一番見込めるのが結局首都圏だから、そこでやるとしたら実際には2週間早めても客足に響くっていう判断なんだろうなあ・・・

これについては何を重視するかなんだけども、ACLに配慮するんだとしたらこの時期のスーパーカップの日程はないだろうし、スポンサーに対する配慮(富士ゼロックス様にはある意味頭がさがる思いですけどもね)プラス集客を考えるのであればACLに影響を及ぼすことは避けられないっていうジレンマに陥るわけです。ま、この問題は何が正解なのかは、何をより重視するかにもよるとしか言いようがないですけどもね。

試合の方はスーパーカップの試合を単独で捉えるよりはACLの試合と連続して仕上がりぶりや、或いは前の試合をスカウティングした影響というものを見ていくと色々と見えて来るかもしれない。宇佐美の先制ゴールも水原戦での森脇の失点時の対応を見ていたのは彼のコメントからも見て取れる。

ただ、森脇にしても全く彼自身修正の意図がないわけではなかった。寧ろ先制ゴールは森脇自身が修正しようとしていたからこそ生まれたものではないかと思ったりもする。水原戦で決勝ゴールを決められた時には、セットプレーにおいて彼自身がレオに向かってずっとマークしていたがためにボールを見失い、彼の背中に当って決勝ゴールが生まれた。けれども、今回CKからパトがファーに流した時点で森脇は宇佐美へのマークを外してボールの方向を見ていたことは、ようつべでの別アングルでの動画を見ればよくわかる。皮肉にも連戦の最中の中で生まれたゴールと言えるかもしれない。ゴルフで言えば右にスライスばっかりするんで左よりに打ってみたら今度は逆方向に飛んで行ったみたいなw

今季は割とスカウティングの情報が色んな形では影響してくるかもしれない。昨日デポナビを聞いていると、こないだのACLの広州富力戦での試合後に岩下が相手のデータがあるあまり意識しすぎて、右足のコースを切ったつもりでももう少し強く寄せればよかったと反省のコメントを述べている。守備の選手にとって難しいのは情報がない相手には対応に苦慮するんだけども、情報があっても今度はそれを意識しすぎてしまうっていう悩みもある(だからあまりデータを選手に渡し過ぎない方がいいとJFKは語っていたことがあるが)。

この辺スカウティングはしっかりしているけどもそれをどのように自分たちに落としこんでいくか、が問われるところですけどもね。