大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ダービー前日 今のウチはunderdog という認識

2014-04-11 16:45:11 | ガンバ大阪
Underdogというと、往々にして負け犬と訳されてしまうのには異論がある。何しろ合衆国大統領だって好んで使っている言葉ですからね・・・スポーツの世界では寧ろ下馬評では不利だと考えられている側のことを指すことが多いんだけども、敢えて訳すなら、挑戦者というところな。

過去の対戦成績がどうだとか、獲得したタイトルがどうだとか、いうよりも大事なのは今だから、現時点での自分たちの立ち位置というのを理解しないといけない。その意味において、J2から上がったばかりのガンバは、恐れ多くもJ1屈指の強豪にあられる無冠の帝王セレッソ大阪様に対してはは挑戦者という立場で迎えようとしているわけです。

まあ、過去の戦績だとか栄光だとかは一切関係ないけども、その代わり現在の順位なんかは関係なく何が起こるか解らない独特の雰囲気があるのがダービーなんだし、今度はその何かを起こす為には、今のチーム状態と彼我の力関係を認識した上でオリバーソースのCMような路線で行かないといけないわけで(大阪人ならこの意味が解ると思いますがw)。

でもね、真面目な話こないだの柏とのあちらの試合なんかは柏はフォメでマッチアップを上手くずらしたけども、まともに組みあったらやはりあちらさん強いでしょう。勿論ほころびがないわけではないものの、こっちはそれ以上に仕留める武器が乏しいというのが現状なわけです。

伝わってくる話を総合するとある程度両者の力関係を踏まえた上で割り切ったサッカーになるようには思えますね。

前の試合のこととかは皆さん語られつくしているのでもう書くことなくなったw 敢えて一つ挙げるなら、岩下と大輝とのラインの不揃いの点は修正が必要だし、下げたがる岩下に合せるんなら西野君入れて跳ね返しに徹するか、大輝に合せてライン上げるんなら、西野君入れた方がいいということで、何れにしてもこれからのガンバの最終ラインで軸になるのが西野君になるんじゃないかと思っていたわけよね。報道で言われている形通りに、前者に合せるのであれば、

1.今の力関係を認めて割り切ったサッカーに徹する
2.柿谷・フォルランに対して裏のスペースを消す
3.セットプレーにおける山下の高さに気をつける
4.追いかけないといけなくなった場合のカウンター対策で対人系の並びでリスクヘッジをする

ということを意識しているんだろうとは思う。まあ、別に大輝がダメという
わけではなく(いずれ彼が必要になってくるのは判るが)、相手を意識した
対処療法ということだろう。特に4については、後ろに負担をかけてしまうことにはなるんだけども、攻撃において90分間ノーリスクというのはありえず、寧ろ
ノーリスクこそがハイリスクなんだということを理解しないといけなくなる。

何れにしてもダービーに対して内容ではなく結果を求めるんであれば、今までのスタイルだのプライドだのといったのは邪魔なものでしかなく、寧ろそうしたものをかなぐり捨ててでも泥臭くやる覚悟がないとダメなわけで、現場にそれをやる勇気が求められる。そしてまた応援する側にしてもそれを根気よくサポートしていかないといけないわけで。

まあ、個人的にはあっち側に関心が多く向けられていて、下馬評では不利だと言われる状況というのは寧ろやり甲斐がありますよ。