大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第10輪 大阪鋼巴 4-4 川崎前鋒

2010-05-06 06:36:10 | ガンバ大阪
取っては取られ…G大阪、守備陣崩壊で痛いドロー(スポーツニッポン) - goo ニュース

ガンバ側からの観点をまとめた記事というのは確かにそうで、2点差を勝ちきれなかったのは確かに痛い。ただ、サッカーというのは相手がある競技だと考える必要もある。4点取ることが出来たのは相手が川崎だから。一方、4点取られたのもこれまた相手が川崎だからということも言えるだろう。前後半黒津やヘナが抜け出して1対1になる場面というので藤ヶ谷のファインセーブがなければどうなっていたかということも考えると川崎から勝ち点2を奪った試合とも言える。だから評価が難しいんだけれども。

前から指摘していたけども、3バックというのは両サイドが下がる分中盤での人数が少なくなり、プレスもかかりにくく(実際ボールホルダーにプレスがないため、川崎に裏に通されていた)、そして攻撃に移りにくい。特に中村憲剛が攻撃時にアンカーのポジションに動いた場合、捕まえきれていない。それでも、押し込まれても最後のところで跳ね返せれば一応体裁は保つことが出来るけども、結局清水戦でサイドを開かれてからDFラインの裏に通されてしまう場面が目につき、CB間でのマークのズレが目立。おまけに左SBが誰かさんじゃあねえ・・・左SBの守備というのに関してなら、今穴を埋められるとすれば、和道を左にまわして真ん中に菅沼を入れるというくらいか。

カントクの考えはDFラインに関してはメンツをあまりいじらないで、1,2試合の不出来は我慢するということだが(確かに守備の安定にはメンツの固定が必要であっても)、固定メンバーがこれをずっとやらかしているわけやからね。まあ、カいントクって3トップに対して3バックで臨むような人なんだけども、終盤相手とのかみ合わせを考えて北京国安が等々力でやったみたいな4-2-3-1にするぐらいの頭があってしかるべきだったんじゃないかと思うんだが、それやるぐらいならば3バックなんてやらないだろうし。

ただ、幸か不幸か週末はACLで勝ち上がったが為にお休みを頂けるわけですね。韓国は昨日の試合の後(一応ソウルと城南のソウルダービーやってたみたいだが)既にもうKリーグは中断するのに、その後湘南との試合なんて、代表の準備期間を無駄にしてもいいのでしょうかね、日程クン? まあ、その間の準備期間を戻して、元に戻すことからやったらどうかな?まあ、その場合ミチを左で使うなら不安はあるけども、ただそれでも4バックならばサイドは2枚には出来るわけでルーカスがサポートできればいいかと。相手の攻撃もラドンチッチに当ててくるというのがわかればそこを潰せばいいし、ガンバって電柱に対しては以外と弱くはない。むしろこの試合での川崎みたいにテセに見切りをつけて地上戦を挑んで来られる方がやりづらいんだけども。

まあ、一晩開けてからクサクサ感も大分マシにはなったんで、昨日の試合の意義について書くと、ライト層の人たちにサッカーって面白いって思ってくれてこれをきっかけにガンバもしくは川崎の試合に足を運んでくれるようになる人たちがいてくれたら、この試合の価値はあったかな。勝てなかった悔しさは勿論あるけども、その一方で手に入れた果実というのをどう活かしていくかも大事だと思うわけです。関西では放送されていないけども、特命PR部長のユッキーナも来場してくれて、首都圏ではニッポン放送でラジオ実況もあったというから、この試合放送していた価値があったというものだろう。

プロスポーツは勝たないといけないのは言うまでもないが、相手のいる以上、勝てない場合もある。ただそういう時でも見に来てくれた観客を内容で納得させて(納得していない人もいるだろうが)帰すこともプロの使命ではあるわけですね。そういう意味では、この試合で何かを感じてくれる人たちが一人でも多く居てくれたら、ガンバ川崎戦は今後十分価値を持った黄金カードになって行くかもしれない。やっぱり川崎とは節目節目で当たる運命にあるんだろうなあ。

だからこそ・・・川崎とはラウンド16でやりたかったし、そこでリベンジしたかった。まあ、今となってはもう過ぎ去った話ではあるんだけども。