ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

私、はじめて演じました。

2007-08-19 | Weblog
役者って、人の書いたものをおもちゃにして、なんであんなに楽しそうなんだろう。だいたい私は、いまはじめて言うのだけど、子供の時には女優ごっこをして遊ぶのが好きだったのだ。あんなへたくそだって(誰とはいいません)舞台に立てるのだから、私だってと、いつもひそかに思っていた。でも誰も、み群さんは役者に向いてますよとは言ってくれない。そりゃあちゃんとした舞台となると、それなりに訓練が必要なのだろうけど、りゃんめんのメンバー達を見ていたら、ネットで小さな作品を流したり、カフェでおしゃべりまがいのライブをしたり、あんなのだったら私にだって出来るんじゃないのと思ってた。でも、誰も誘ってくれない。ミクシーだとか、何とかバトンだとか、みんなで楽しそうに遊んでいるようだけど、そんなのにだって、誰も私を仲間に入れてくれない。
そこにひっかかってきたのが、りゃんめんの新人、松本くんだ。書いたものに音楽を入れて、朗読して、ネットで流したいんだと言ってきた。チャンス到来。「私の書いたものを使って遊んでみる?相手役は誰にする?決まってなければ私がやってもいい?」と、有無を言わせず遊び仲間に入れてもらった。
二人とも素人なので、どれだけ稽古をしたら気がすむんだというくらいに稽古を積んだ。そして、やっと昨日、10分足らずの作品を、8時間かけて録音した。あとは、松本くんがなにやら機械を操作すれば、8月末ごろにはインターネットで聞けるようになるらしい(そのときはまたこのブログでお知らせしますね)。
感想?それはもう、とても楽しかった。私、役者やっていけるんじゃないのと思ったりした。ネット朗読をシリーズ化したいとも思った。でも、松本くんは、み群の相手はしんどい、もうこりごりと思ったかもしれない。
松本くん、新しいマイク、買ってあげるから、嫌がらずにまた付き合ってね!