ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

まばたきの庭

2018-12-02 | Weblog
  「まばたきする間に、時は過ぎていく。」

これは以前、りゃんめんにゅーろんで「まばたきの庭」という作品を上演した時、チラシに書いたキャプションだ。
この物語は今でも大好きで、全体の構成を思いついた時、ドキドキするくらいうれしかったのだけど、まとめる力が未熟でなかなか上手く書けなかった。
この時演出してくださったのが関西芸術座の楢崎さんという方で、ラストの構成を第一稿から全面的に変えられて、それでなんとかまとまり、そうか、こうすればよかったんだなと、脚本の書き方の勉強にもなった作品だった。

その作品を、来年1月に富山大学の劇団「ぶだい」の方たちが上演してくださる。

私は、本になっている作品以外は、HP上で題名と登場人数とあらすじだけを紹介していて、希望があれば、(一部有料、ただし今まで私の作品を上演してくださった団体には無料で)データーをお送りするという形をとっている。

富山大学の劇団ぶだいでは「ポプコーンの降る街」と「パセリの木」を上演していただいていて、
パセリの木を演出してくれた小柴さんは、昨年東京で劇団大樹との共同プロデュースで上演した「絵葉書の場所」も観に来てくださっていた。
「まばたきの庭」を読んでみたいということでお送りしていたのだけど、今回上演のお知らせをいただけてとてもうれしい。

1月12日(土)と1月14日(月)、それぞれ14時~と18時~の2回ずつの公演。
「パセリの木」の時は、金沢に宿をとって、そこから北陸新幹線で富山に行くというコースで旅行を兼ねて行ったのだけど、今回調べたら大阪~富山で高速バスが出ている。バスは家の近くの高速高槻にも停まるようだ。時短だし料金もお安い。高速バスって、便利なんだ。
平日ならバスも空いてそうだし、今度は富山への一人旅を兼ねて行こうかなと画策中。
ぶだいのみなさん、がんばってくださいね!

写真はまばたき~ひかりというイメージで、今日午後1時のわが家のリビング。
冬は陽が部屋の奥まで射してくる。交通も買い物も不便なところだけど、陽あたりだけはいいのです。