ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

高原は秋の風

2018-08-23 | Weblog
帰ってきた大阪は灼熱地獄。おまけに台風接近の大荒れ模様。
八ヶ岳は涼しかったなあ。
5、6年ぶりの信州。松本から八ヶ岳高原へ。

大阪で生まれて大阪で育ったのに大阪的なものにはいまだになじめない。
子供の頃は祖父の故郷の静岡と祖母の故郷の信州に、夏休みになると一年交代で遊びに行っていた。
私にとって故郷の風景というと大阪ではなく静岡と信州だ。

今年は松本の三谷龍二さんのお店「10㎝」で木のお皿を買って、「栞日」というブックカフェに寄った。

栞日は小出版社の本ばかりを置いていて、お茶を飲みながら本を読み、どの本も買うことが出来る。
こんな喫茶店が家の近くにあればいいのに。一日中過ごせそうだ。

八ヶ岳高原のロッジには小海線の野辺山という駅から送迎バスで行く。
松本から中央線~篠ノ井線で小淵沢に出て小淵沢から小海線で野辺山へ。
小海線は日本で一番高いところを通っている高原鉄道で、今回は曇っていて見えなかったけど天気がよければ富士山も見える。

夜、ロッジのバーにはもうストーブが入っていた。
ちろちろと灯りが揺れるまきストーブ。
朝は澄んだ空気の中でバードウォッチング。
もう少しゆっくりしたかったな。
今度は何年後になるだろうか。
また行きたい。