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演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

劇団大樹公演「マダムグラッセの家」

2010-11-02 | Weblog
11月10日~14日。東京で劇団大樹さんの「マダムグラッセの家」が上演される。
マダムグラッセの家は、私が戯曲を書き出して三作目か四作目の作品なのだが、今回、大樹さんが上演してくださるということで、大幅に手を加えた。

  -月が夜空に円を描くとき、星の道が案内する、不思議な場所
   ・・・ここは、ホテル、マダムグラッセの家。
   昔々、ヘンゼルとグレーテルが迷い込んだお菓子の家-
                   (チラシより)

舞台設定自体がメルヘンなんで、私としてはめずらしく現実的な人間ばかりを登場させている。おまけに私としてはまたまためずらしい喜劇だ。たぶん、喜劇(と自分で思うもの)は、私の書いた戯曲のなかでは、これだけだと思う。
それを、演出/テアトル・エコーの平野智子さん、主演/東京ヴォードヴィルショーの
山本ふじこさんでプロデュースされた劇団大樹/川野さんのセンスには脱帽してしまう。なんでもやっちゃうのね、川野さんと思ってしまった。
それに加え、最終日の14日には、スペシャルステージとして「ポプコーンの降る街へのオマージュ-み群杏子の世界-」が、キャスティングも豪華に上演される。
おまけにおまけに本編にはバンドネオン、スペシャルステージにはギターの生演奏。
まったく盛りだくさんで、こんなにがんばってしまって大丈夫だろうかと心配になってしまうくらいだ。舞台装置も、かなり凝っているらしい。
毎日更新されている劇団大樹さんのブログも本番に向けてどんどん盛り上がっていく。
そういうわけで、東京近郊の皆さん、ぜひぜひ、足をお運びください!!
私も最終日の14日には、観せていただきます。

  劇団大樹第11回公演・てあとるらぽう協賛
     「マダム・グラッセの家」
       作 み群杏子
       演出 平野智子
       11月10日(水)~14日(日)
       於:てあとるらぽう 

   チケット・詳細は劇団大樹ホームページまで
    http://taiju.main.jp/