劇団大樹「森蔭アパートメント」の千秋楽を観て来た。てあとるらぽうは小規模ながら横幅があって、観やすい劇場だと思う。ざぶとんではなくて、ちゃんと椅子だし(笑)。いつもながらの満員のお客さま。マリンバの生演奏に乗って、月と星が描かれた幕が開くと、そこはもう森蔭アパートメントの世界だ。花美術の横井紅炎さんが作る木は、いつもほんとうに不思議で立派。生演奏はマリンバの他にギターも入っている。生の演奏は、聴く耳にとても暖かいと実感。可愛いおばあちゃんのかなめさんは、ちょっと私の母親に似ていた。ネコのムッシューはブーたれた野良犬みたいで笑ってしまう(大阪の時は、南出さんが演じていたので、お人よしの犬に見えたんだけど)。出演者それぞれが大阪の公演の時とはまたちがったイメージで、それはそれ、とてもそれらしくって、楽しめた。ひげもじゃの川野さんも魅力的だった。ひげのせいで顔が小さく見えたせいかも(スミマセン)。
ひとつの作品を別の劇団がやってくれる。とてもうれしい。違うところもちろんあるけれど、どんなやり方にしろ、ちゃんとやってくださるかぎり、私の作品を観てくださった人たちの感想はかなり共通している。希望、癒しだ。若い時なら反発していただろうそういう言葉を、今は素直に受け止められる。
私は作品を、私自身の癒しとして書く。書いていて、自身が楽しめて救われなければ、私は書けない。そういう意味では、いつまでたっても、私は素人作家だと思う。
そして出来上がった舞台を、やはり素人らしい目で楽しみたい。
今回も本当に楽しめました。主宰の川野さん、演出の山口さん、出演者、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。とても素敵な舞台を、ありがとうございました!
ひとつの作品を別の劇団がやってくれる。とてもうれしい。違うところもちろんあるけれど、どんなやり方にしろ、ちゃんとやってくださるかぎり、私の作品を観てくださった人たちの感想はかなり共通している。希望、癒しだ。若い時なら反発していただろうそういう言葉を、今は素直に受け止められる。
私は作品を、私自身の癒しとして書く。書いていて、自身が楽しめて救われなければ、私は書けない。そういう意味では、いつまでたっても、私は素人作家だと思う。
そして出来上がった舞台を、やはり素人らしい目で楽しみたい。
今回も本当に楽しめました。主宰の川野さん、演出の山口さん、出演者、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。とても素敵な舞台を、ありがとうございました!