なんと、パソコンに向える時間を持つことのできる、ありがたさ。
これは、去年は、ミジンも感じなかった。
今年は、これとの闘い。
そう思うと、訪問数やら、ランキングやら、ちょっとどうでもよくなってきた。
それより、蛇の脱皮と時を同じくして、自分のブログ、ちょっと見直し期間である。
わたしのブログは、デパート、総合商社だ。
なんでも、かんでも、内容は、あれこれ、ごった煮。
それより、いちばんの特徴は、リアルな人々も読む、という、こと。
この条件では、こういうふうになってしまう。
つまり、現実の世界にあったこと、リアルなことを書き綴っている。
特徴のある分野に特化して、別のブログにしたい・・・これは昨年も、書いた。
特化ブログも、他に二つ(旅&小説)あるが、更新は、月に2回あれば良いほうで、目下、休眠中に近い。
とりわけ、小説ブログは、人知れず、こっそり、中途断念、逃走、夜逃げしたい。
旅ブログは、閑古鳥であれ、細々と続けるとしても。
で、実生活にまったく触れない、「ナゾの人物ブログ」が、良い、と、今年、初頭に思った。
年齢だけ表明して、あとは、いっさい書かない。
自分の最も特徴のある一面だけに、光を当てて書く。
しかし、それで、持つかどうか。
やってみないとわからないが、自信がない。
小説ブログみたいに、音を上げ、また逃げ出したくなったりするに違いない。
突然、新しいブログが、エッセー部門に現れても、文体で即、わたしだと、わかるだろう。
そんなに、わたしは何種類も文体を持たない。
「です、ます」「だ、である」「でございます」「なのよ、なのだわ」「だね、だぜ、だよな、だとさ」みたいに、
最後の文末だけ変えても、表現の中身は同じだろうし。
第一、自分のアタマの中身、思い浮かぶことは、総合商社時代に、すべて書いてしまっていて、
薄くて浅いのは、バレバレ。
新しいものは、歯磨き粉のチューブを最後まで絞るように絞っても、
カラ雑巾を絞る如く、一滴の水分も出ない。
(と言いつつ、書いていない部分はあり、それは、確信犯。今後も、書く気はない)
まあ、書くことが全てではない。
一部である。
素人の慰み。お遊びだから。
単なる、ぬるい趣味だ。
本業は・・・えーーと・・・えー・・・と、何?
いちおう、それらしきものはあるのだが、書けない・・・。
で、で、で・・・
そういうことで、今年のブログも、結局は前とそう変わらないだろう。
書けないこと、書きたくないこと、書かないこと、そういうことは、前からあるんだし。
ウソをでっち上げて、書くよりは、ずっとマシかなあと、わたしは思うのであります。
そう言えば、今年の年賀状は、
一人一人へのパーソナルメッセージも、ほとんど、差し障りのない、無難な、万人向けのメッセージに、した。
自分のプライバシーを書くのは、もういいか・・・と、なんとなく、そう思った。
そもそも、年賀状は、1年に1度の、ごく親しい人への自分自身のプライベート報告なのに。
これも卒業。
親しい人にも、こころを開かない。
あくまでも、自分の殻に閉じこもる。
これで、自分以外の人々、世間の皆さんと交流を持つのは、かなり困難だけれど、
それはそれなりに、大丈夫だと思う。
固い殻に閉じこもった、やたら柔らかい、へなちょこ人間。しかも、熟年。
仙人は、とりあえず、別のお宿にでも居てもらおう。
コンセプトは、意味なく、気分で、ころころ変わる。
モラトリアムだけは、一生、続くけれど。
ちなみに・・・
娘婿が、年末から我が家に滞在している。
へんなヤツ(=わたし)の作る、へんな家庭は、ヨソから見ると、とてつもなくヘンに映ることだろう。
娘婿の目になって、我が家を見ると、
宇宙から来た異星人が地球人を見るかの如く、か、地球人が宇宙人を見るかの如く、か。
わたしは、変(ヘン)菌を家族に撒き散らし、感染させ、変人・人生に巻き込んでしまっている。
だが、皆、地球人として、住民登録もし、勤労者として勤め、一見、普通に生きている。
彼(婿)も、ヘン菌に冒され、変人一族として変身してしまったら、どうしよう・・・。
バンパイア一族みたいになって、一生、何百歳になっても死ねない身体になってしまったら・・・。
はやく、解放してあげなければ。
でも、彼は仕事始めの日まで、ステイ予定。
(わたしの持つマイレージで、一部、期限切れが迫るものがあったので、彼のフライトに移行した)
こんな我が家に、長期滞在、あちこち引っ張りまわし、ほんとうにご苦労様であります。