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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

恒例、キーボードとの戯れ

2012-05-11 | 暮らし

わたしのもうひとつのパリブログでは、パリネタもちゃんと、書けていないのに、
いま、イタリアネタが始まった。(ただし、すぐ終わるだろう)
蝶ブログには、旅ネタは、あまり入れる気がない。


あるブロガーさんがブログでおっしゃっていたが、
別に旅行に行きたくもなんともなくて、行かないだけなのに、まわりの人に、「お気の毒に」、とか言われて、
説明のするのが、ややこしくて、めんどくさい、と。

ある、仕事上での知人Sさんも、飛行機が嫌い。
だから、飛行機を利用するものは、一切、だめ。
それはそれで、おおいに結構。
ご本人も、べつに悔しがっているわけではない。
車や電車、船を利用すれば、物理的に移動はできる。

学生時代の同級生が、フランス企業の日本支社長に就任した時期があった。
2週間に一度、会議のために、渡仏していた。
もし彼が、飛行機が嫌いだったら・・・?
インターネットで世界同時会議もできるけれど、現地に行かないとダメな業務もあるようだ。
飛行機も慣れたら、そう怖いものでもないけれど、
飛行機事故で死んだ有名人も少なくないし、事故が起きれば死ぬ確率はかなり高い。
パイロットやCAは、覚悟がいる。

この発想は、じつは、高飛車発言だ。
飛行機が怖いから乗らない、という人もいるが、経済的に余裕がなくて乗れない人もいる。
しかし、旅好きは、必ずしも経済的に恵まれているかというと、そうでもないケースもある。
ただし、仕事の現役世代には、よほど恵まれていないと、そう長期間、旅はできない。
学生時代だったり、転職時期だったり、仕事をしていない時期に旅をすることが多い。

仕事しないで旅に出かけられるのは、お楽主婦か、リタイア退役人。
前者と後者は、ちょっと違うけれど、まあ似たようなもの?
余裕のある時間とお金、家庭に束縛されない環境が必要。

なので、ここ蝶ブログでは、旅のことを書くと、あまり受け入れてもらえないムードをなんとなく感じる。
だからといって、パリブログで、せっせせっせと書くかといえば、書かない。

べつに受け入れてもらえなくてもいいのだけれど。
所詮、趣味のハナシは、同好の人と、あーだ、こーだと盛り上がるのが常のようだ。


これまた、まったくハナシは違うが、・・・

別のとあるブログで、「貧しい国の子沢山はキライだ」という発言をしていた人がいた。
子供を多く産んで労働力や親の面倒を見させるのは、イヤだと。
子供に頼らなくてもいい老後でありたい、と。

貧しい国には、事情がある。
多産多死、正しい避妊法の普及率の低さ、宗教上での堕胎の禁止、
早婚、娯楽のなさ、平均寿命の短さ、
国民生活の豊かさの質も、平均値も、価値観も違う。

かつての日本も貧しい時代があった。
目覚しい経済発展を遂げたあとに来る、踊り場現象。
豊かになったとはいえ、まだまだ問題を抱えている。

そういうことを考えようとも、知ろうともしないで、
単に、上から目線で、モノゴトを見るのは、わたしは、どうかと思う。

産業が空洞化し、賃金の安い他国の労働力に頼っている国にとって、
自分たちの生活を下支えしてくれているのは、まさに貧しい国の人々ではないか、と
そういう思いなくしては、生活してはいけないのでは。

知らないだけなのか、知ろうともしないのか。
あまり深く考えないで、思いついたことを発しているだけなのか。

わたしのブログは、もっとひどいかも知れないけれど。


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 今日は、思いつくまま、徒然日記になってしまった。