わたしのもうひとつのパリブログでは、パリネタもちゃんと、書けていないのに、
いま、イタリアネタが始まった。(ただし、すぐ終わるだろう)
蝶ブログには、旅ネタは、あまり入れる気がない。
あるブロガーさんがブログでおっしゃっていたが、
別に旅行に行きたくもなんともなくて、行かないだけなのに、まわりの人に、「お気の毒に」、とか言われて、
説明のするのが、ややこしくて、めんどくさい、と。
ある、仕事上での知人Sさんも、飛行機が嫌い。
だから、飛行機を利用するものは、一切、だめ。
それはそれで、おおいに結構。
ご本人も、べつに悔しがっているわけではない。
車や電車、船を利用すれば、物理的に移動はできる。
学生時代の同級生が、フランス企業の日本支社長に就任した時期があった。
2週間に一度、会議のために、渡仏していた。
もし彼が、飛行機が嫌いだったら・・・?
インターネットで世界同時会議もできるけれど、現地に行かないとダメな業務もあるようだ。
飛行機も慣れたら、そう怖いものでもないけれど、
飛行機事故で死んだ有名人も少なくないし、事故が起きれば死ぬ確率はかなり高い。
パイロットやCAは、覚悟がいる。
この発想は、じつは、高飛車発言だ。
飛行機が怖いから乗らない、という人もいるが、経済的に余裕がなくて乗れない人もいる。
しかし、旅好きは、必ずしも経済的に恵まれているかというと、そうでもないケースもある。
ただし、仕事の現役世代には、よほど恵まれていないと、そう長期間、旅はできない。
学生時代だったり、転職時期だったり、仕事をしていない時期に旅をすることが多い。
仕事しないで旅に出かけられるのは、お楽主婦か、リタイア退役人。
前者と後者は、ちょっと違うけれど、まあ似たようなもの?
余裕のある時間とお金、家庭に束縛されない環境が必要。
なので、ここ蝶ブログでは、旅のことを書くと、あまり受け入れてもらえないムードをなんとなく感じる。
だからといって、パリブログで、せっせせっせと書くかといえば、書かない。
べつに受け入れてもらえなくてもいいのだけれど。
所詮、趣味のハナシは、同好の人と、あーだ、こーだと盛り上がるのが常のようだ。
これまた、まったくハナシは違うが、・・・
別のとあるブログで、「貧しい国の子沢山はキライだ」という発言をしていた人がいた。
子供を多く産んで労働力や親の面倒を見させるのは、イヤだと。
子供に頼らなくてもいい老後でありたい、と。
貧しい国には、事情がある。
多産多死、正しい避妊法の普及率の低さ、宗教上での堕胎の禁止、
早婚、娯楽のなさ、平均寿命の短さ、
国民生活の豊かさの質も、平均値も、価値観も違う。
かつての日本も貧しい時代があった。
目覚しい経済発展を遂げたあとに来る、踊り場現象。
豊かになったとはいえ、まだまだ問題を抱えている。
そういうことを考えようとも、知ろうともしないで、
単に、上から目線で、モノゴトを見るのは、わたしは、どうかと思う。
産業が空洞化し、賃金の安い他国の労働力に頼っている国にとって、
自分たちの生活を下支えしてくれているのは、まさに貧しい国の人々ではないか、と
そういう思いなくしては、生活してはいけないのでは。
知らないだけなのか、知ろうともしないのか。
あまり深く考えないで、思いついたことを発しているだけなのか。
わたしのブログは、もっとひどいかも知れないけれど。
今日は、思いつくまま、徒然日記になってしまった。