へんな洋食屋

戴いた植木に三年目ようやく花が咲いた。四種類の鉢植えをご近所それぞれから頂き、枯らさない様に大事に育ててきたつもりだが中々に花が咲かなかったのだ。で、ご近所それぞれは毎日眺めるから大変だった。無機質な大通りに在するへんな洋食屋にも入口に緑をと考え収集し、今では５鉢。全て頂き物だが頂き物だからこそ枯らせない。その成果も有り此の秋にはもう一鉢「蒟蒻」を頂く約束を取り付けた。最近、テレビで開花した世界最大の花「なんとか蒟蒻」が話題だが、日本蒟蒻の木を持っているご近所にねだった訳である。何しろカッコいい木のスタイルである。更に、球根は食べられる。想いは遡る事二月前、お客さんと出掛けた草津安ホテルのバイキングで食事が安い分どうしようもなくオイラはカレーを二杯食べた。その際にカレーにゴロゴロと肉状の物体が入っていて安ホテルのバイキングにしては凄いじゃんっ！と、一口。なんか肉ではない、かといって大切り野菜でもない。二口、三口と口に入れる内に気付く。蒟蒻の乱切りがゴロゴロであった。思わぬ相性に驚嘆した
。で、ご近所の蒟蒻の木。此の劇的な関連におねだりして頂く次第になった訳である。

へんな洋食屋

以前から幾度も挑戦し敗れてきたバッハの「G線上のアリア」のギターソロ編曲を再び断念した。最近、NHKで二回此の曲を取り上げて分析解析し魔法のアリアの解説を観て、やはりギターソロの編曲は困難であると判断した。複雑なパートメロディーが絡み合う不可思議にも心落ち着くアリアは長い旋律を出せる楽器と伴奏楽器との二種類以上のアンサンブルでないと通奏低音や三種類のメロディーを出せないから、あの不可思議にも心落ち着く曲に仕上がらない訳である。思い知らされたっ！で、やはり親父生楽器演奏バンドの集結に期待を掛けないのだが未だに達成せずである。