へんな洋食屋カフェ

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暇潰し序でに今日も時代劇劇画を戴いた。ちょっと今ならば先日の「散歩の達人」「カメラカタログ」「時代劇劇画」が数多く集まり読むのも大変である。特にオイラはパラパラと捲り読みするタイプではなく隅から隅までの絵の背景や背景に書き込まれている看板にまで目を通すので時間が掛かるンだなっ！更に、後日には読み返しもするから戴き書物が溜まれば暇潰しどころではなくなり、寧ろ日課である。言い方を替えれば課題である。しかし、新刊はもとより古本だって全ては金銭購入だから戴き書物は経済的にとても助かるなっー！戴ける本は勿論、オイラの好みを知ってくれるのだから尚且つ有難い。カタログなんかは、常連に声掛けばかりするからあちこちから戴き同じカタログも何枚かは有るなっー！だが、それも資料であるから店内読書用、家庭読書用、保存用と必ず活用している。だから、一番古いカメラカタログでは1956年版のライカＭ３のが有る。数えた事は無いが、数百種数百枚のカメラカタログは持っている。全て只である。しかしながら今となっては貴重な資
料に違いない。カタログなんかは保存とは言うものの見開き六頁程度だから数百枚でも本棚一列に納まるが文庫本や雑誌はそうはいかないから大変である。

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暇潰し暇潰しとは書いているが暇という事は売上も少なく為る訳であり生活も苦しく為る訳である。が、その中でこうして元気に励んでいられるのも好きな職業であるからだ。更に、今ではお金の掛からない趣味を幾つも持っているからクラサズに済んでいる。オマケに、その趣味を通じて仲間も増えたり、教授して貰ったり、戴きモンをしたりて実際は暇潰しどころか毎日が陰ながら切磋琢磨の日々である。オイラは、教わった事は時間は掛かれど食い付いてモノにするタイプだから次回、次々回と更なる教授で学べる訳である。デジカメ関係の写真術には強い教授も居て機材なんかも貰っちゃったりして活用しているし、古代史関係の趣味人からも様々な説の本を借りたり貰っちゃったりして研鑽出来、音楽関係でも6人の趣味人とそれぞれ異なるジャンルの課題曲なんかを出されておかげで色々な曲を学んで、自ら編曲したりしてとても暇潰しどころではない訳である。マァ、遊びに忙しいとも謂える。で、今日のアイドルタイムは写真仲間きたる。此はこれで行った旅行先のスナップ
を店内のフォトアルバムで見せて貰うのだが、4ギガのカードが三枚だから観るだけでもかなり疲れる。更に、そこへ一枚々
と構図がどうの露出がどうのとコメントを付けていくのである。今までならばプリントしなければ皆さんに公開出来なかったのが一枚のカードで何百枚もの写真が見れる訳である。本当にお金の掛けない遊びじゃないかっ！

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カホンが有る事でギターに触らず音楽趣味を楽しめている。真夏の暑さで全身に汗が滲むの勿論の事、両手手指にだって汗が滲むから右手はもつれるし、左手指は押さえた弦から直ぐに離れないのでタイミングが悪い訳である。そんな時はカホンに腰掛けCDから流れる曲に併せてリズム伴奏をして常為る特殊リズムの体内叩き込みに専念しているンだなっ！前記したジャンルに足してフランスのミュゼなんかは体に叩き込まなければなかなか演奏には繋がらない。ボサノバに何年、フラメンコに何年、タンゴに何年と平行して叩き込んできたが日本では日常的には流れないジャンルのリズムなので常に口ずさんだり、ギターで奏でたり、リズムを叩いていないと間もなく演奏出来なくなる訳である。馴染みのないリズムジャンルの宿命であるが、反面ではこれ等のジャンルを演奏する楽器弾きは少ないから或る意味では注目を受けるという利点が有る。又、きっかけを得て対決なぁんて事態に陥ったら逆にアッと驚かせる事にも為る訳である。只、問題は演奏本人が好みのジャンルかどうかな
んだなっ！

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暇潰しにオイラだってカホンを叩く。だいたい、ボサノバやラテンやルンバやタンゴのリズムを奏者に叩いて貰い、そのリズムに乗せてギターを弾くのは自分だからその特殊なリズムをオイラ自身が叩けなくては身を示せない訳である。力まず豊かな音量でカホンを響かせる迄にしばらくは空叩きをして、掌、指の第二間接の表側、爪、各指の平での分散叩きと稽古をする。慣れてくればその全てを駆使してカホンに音色を付けてリズムに乗せ一曲五分程度を叩き切る。二曲目からは別なリズムで一曲五分づつを叩いてかれこれ30分だなっ！オイラは手足が短いから腰を折らなくてはカホンのよぅく響く中心部まで手が届かないので腰が疲れて30分が限界である。打楽器の醍醐味はとにかく一曲五分を叩き切る事に尽きる。しかも、停まる事が許されない訳である。音色が停まる分には奏者の交代の間合いとも受け止められるが、打楽器というリズム系が停まるのは明らかに失敗なのである。有名なクラシコの「ボレロ」なんか停まったら場内騒然、払い戻しの行列、警備員総出、逮捕
、拘束、裁判、生活保護、一家離散だなっ！という具合にリスクは高いがハデなメイン楽器ではないのが醍醐味と言える。

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4時頃に明日の仕込みが終わり店内に居たのはハモニカの達人である。二人とも暑さで疲れ涼んでいる処へカホン奏者来店。食事が終わり店内の椅子からカホンに腰掛け直す。カホンは木の箱だから腰掛けて叩く楽器である。調子を視ながら叩き始めるが、オイラは未だ仕込みの疲れが残りギターは弾けない。20分くらいが経過してカホンの音色とリズムが整ってきたのでオイラもギターを持ち始め手探りの曲を奏でてゆく、調子は出ないがそんな時はボサノバの名曲「ウェーブ」で調子を挙げてゆくのがオイラの常套手段だ。ハモニカは未だポケットからは出ない。達人はボサノバやジャズ系は苦手だから出番ではないと思っているのだろう。二曲目からはオイラも調子を戻しポールモーリアの曲、タンゴ、と弾いてリベルタンゴに移ると達人もハモニカをポケットから出す。カホンとギターの演奏は続いている。サァ何処からでも入れますよっ！と合図を送った其の瞬間、ハモニカのリベルタンゴが始まった。ギターは追いかけて伴奏に乗り込み、カホンは叩き捲る。完全為る即興演奏で
ある。三人が楽器で出会ったのは始めての歴史的オヤジバンドの成立と言える。その後、何曲かを即興して終了。皆さん満足気に帰って行った。

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なぁんて書いている内に封筒が届く。多賀城の義兄からである。サテはっ！開封するとサンディスクの元箱付き取扱説明書付き、保証書付きのSDカードが入っていた。64メガバイトだ。うーん、こっ此は貴重品である。元箱も貴重品、取扱説明書も貴重品、保証書も貴重品だ。保証書には、なっなんと「無期限保証」と吟っている。参るなっー！元箱の裏側にはヨドバシカメラの価格もシールされている。7800円である。いつの頃の購入であろうか？箱ごとの保存というのは如何に高価だったかという事が察せられる。64メガバイトで7800円だかんねっ！今なら4ギガバイトですら500円以下である。マッ、今日はSDカードの収穫日である。32メガバイト以下は入手も困難だろうが、512メガバイトならば年内にはなんとかなるかも知れないなっー！元箱は勿論、額装するつもりだ。フト考えるが、無期限保証と吟っているが真実なのか？30年後でも50年後でも無期限保証か？その際、この64メガバイトは世界電子
遺産となり所有者のオイラの名前と共に国立博物館に収容されるに違いない。

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貰い物序でに、ランチの常連客がこれまたオイラの大好きな時代劇劇画の読み終わった雑誌を持ってきてくれる。暇潰しには絶好である。劇画の背景にも手を抜かない画き様にはほとほと感心するし、時代考証もちゃんと行っているからテレビドラマの時代劇なんかよりも面白い。特に、さいとうたかを作品ととみ新蔵の劇画はピカ一である。さらに今日は以前から声を掛けて置いた小容量のSDカードも入手した。別な常連客だが、１ギガバイト以下のメディアカード(SDカードでもCFカードでも)を集め始めてかれこれ一年が経つ。CFカードの最後の砦つまり此が有れば揃うというのが16メガバイトである。SDカードと言えば現在の時点では128メガバイト256メガバイトそして今日の１ギガの三枚だ。残るは、16メガバイト32メガバイト64メガバイト512メガバイトだがこれ等は些か時間が掛かりそうである。しかしながらSDカードよりもCFカードの方がジャケットの面積が広い為にメーカーに因っ
て色々様々な意匠が画かれていて額装するにはCFカードの方が芸術的である。オイラは今現在は1000万画素のデジカメを主流にしている為、例えば256メガバイトのメディアカードでは40枚程度しか撮影出来ないのだがフィルム時代の36枚撮づつのフィルム交換の懐かしさをデジカメに取り入れていたい訳である。勿論、撮影の殆どはマニュアル露出での撮影だ。

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カメラカタログ以外に別の常連客がオイラの徘徊散歩趣味を知ってここんとこ読み終わった「散歩の達人」という雑誌を持ってきてくれる。暇潰しには絶好の題材である。今回は五月号だが関東近県の「むかし街歩き」を特集していてオイラ好みの極みとも言い切れる。問題は、いずれも交通費がかなり掛かる訳である。しかも、乗り換え々の連続でオイラの最も苦手とするところである。交通機関徘徊の場合は、乗り換え一度と決めている。つまり２路線での徘徊である。勿論、帰宅しなければならないので都合上は乗り換えの往復だなっ！だから、大概はバイクを駆って狙いの街で駐輪場に預けて徘徊散歩撮影である。乗り換えの面倒も無いし、とにかく燃料代と駐輪場代で済む訳である。燃料代とは言うものの愛車はいずれも50CCのバイクだから凡そカブならば往復180キロは平気。例えば、芦ノ湖までの往復は大丈夫。三浦半島一周なんかも平気である。で、燃料代はと謂えばガソリンが高くなったとはいえマァ600円以内だ。駐輪場なんかは一日券で高くても300
円である。JRなんかで往復900円以内だとおそらくは平塚であろう。しかも、乗り降り無しでである。駐輪場なんかも場所に因ってはスーパーなんかに置かせて貰えば無料だなっ！マァ失礼だから缶コーヒーとかスーパー内のフードコートは利用する。誠にセコい話だが、オイラはそれで充分楽しんで何の卑下も無いなっー！

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オイラがカタログとか取扱説明書が好きなのは以前に書いた。で、昼過ぎの常連さんがヨドバシでデジカメ新製品総ざらいカタログを持ってきてくれた。嬉しいっ！特に、趣味のカメラ関係のカタログは大好きである。新製品でなくても古い機種のカタログも大好きである。とある2012年度版のフジフィルムのデジカメ総合カタログなんか幾度も読み返しアーだコーだと語り合い今現在ではページは外れボロボロである。カタログ冥利に尽きるとは此の事と言い切れる。フジフィルムの社員の方々が見たら泣いて喜ぶ筈である。キャノンのデジカメ総合カタログもボロボロだが、二冊目を仕入れた。同じカタログを幾度も読み返しアーだコーだと語り合いこれまたカタログ冥利に尽きるとは此の事である。キャノンの社員の方も泣いて喜ぶ筈である。こうしたカメラカタログの見所はその作例写真の美しさとこんなに苦心して造ったんですよっ！というカタログ本来の仕掛けの巧みさに尽きる。製品カタログでも車のカタログとカメラカタログの仕掛けの素晴らしさは文句の付けようが無いな
っ！マッ、今では車には全く興味が無い。カメラカタログはもう既に50冊は有るだろうか？古い機種のカタログが有る事で今現在までの系譜や進歩の具合も判明する訳である。だからと言って論文にする程の事ではないなっ！

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帰宅し、水風呂に入り、ダイドコ(台所)の納戸を開けて東洋水産謹製まるちゃんのタヌキ蕎麦の仕度をする。仕度と謂ってもヤカンの湯を沸かし、包装を破り、粉スープや揚げ玉を入れるだけだがマァ仕度と謂えば仕度には違いない。待つ事三分弱、これは固麺好みの時間差だなっ！自室のエアコンを25℃設定にして冷やして置く間に居間にて扇風機を掛けて熱い蕎麦麺を冷ましながら啜る訳である。しかし、何でこんな事を書いているのか？例えば、握り寿司とか宅配ピザならば未だしもまるちゃんのカップ麺である。時は3時過ぎである。扇風機でカップ麺の麺も口でフーフーしなくて済むし、風呂上がりの頭髪も乾くという一石二鳥なのである。カップ麺のお汁も残らず啜る為に冷ご飯を投入し一気に掻き込んだ。部屋へ入れば25℃設定が効いてとても涼しく、使用カメラの手入れをして撮影データを見直しドライキャビネットに仕舞う。さぁて、ひっくり返って本でも読んで昼寝の用意である。