昨夜は、久しぶりの歴史談義である。役人の女性だが恐ろしく詳しい。オイラも毎晩、歴史本で学んでいるがとてもでないが敵わない。昨夜は「月夜の晩の歴史」と題して歴史は夜作られる論であった。へんな洋食屋の閉店は、9時だが談義終了時は10時であった。この様に一つの話題に終始する談義もあるが、ランチの御仁はオイラの嗜好の往年のフランス映画、クラシコ音楽、歴史談義、楽器談義、随筆談義と色々様々で相性が良い。珍しいタイプの御仁である。最近ではそれぞれの手持ちのCDやビデオテープや本の貸し借りをしつ親交を深めている。オイラは今、ポールモーリアの大ヒット曲の「オリーブの首飾り」の譜面起こしの最中だが、その御仁は原題を言い当てた。「El Binbo」である。何ヵ月か前にポールモーリア・オーケストラの演奏会に行ったそうである。このオリーブの首飾りもそうだが、ポールモーリアの作品はギター一本ソロ演奏では困難極める。技術的に云々ではなく、休み処が無い訳で第一音を出したら一気呵成に休み無く弾き終わらなくては曲
に為らない訳である。しかも、どの曲も5分位の長丁場だ。今でも、涙のトッカータ・薔薇色のメヌエット・オリーブの首飾りの三曲しか手掛けられていない。
に為らない訳である。しかも、どの曲も5分位の長丁場だ。今でも、涙のトッカータ・薔薇色のメヌエット・オリーブの首飾りの三曲しか手掛けられていない。