玄人の独り言

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マックの後、ギターの師匠に会いオイラの愛器の記事の載るギター雑誌三冊を戴き帰宅。すると、途中にへんな洋食屋時代に常連客だった介護老人ホームに勤務する管理栄養士の勤める病院前を通過。「そうだっ！相談だ」と思い付き帰宅後に聞いていた携帯番号に掛ける。この方は、ムーミンママの様な優しい方で「そんな病院給食の相談や就職ならば口利き簡単よ、貴方の性格や仕事っぷりはよぅく判っているから良い話に繋がるわよ」なぁんて言ってくれオイラは一気に気持ちが楽に為る。電話が終わり嫁さんの用意してくれたカレーを食べたら更に一気に眠気が生じ昼寝である。明日は再び一兵卒の現場作業だが、その現場は今まで通う鴨居のもっと先らしいので川和駅という更に2kmの市営地下鉄の駐輪場にバイクを預け合流の予定である。そういう現場移動も中々楽しいモンである。

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さぁて面接だっ！万が一にも脈が有り、縁を得て通勤という事も考えてバイクて行く。所要時間30分、道路状況もあろうがマァ40分では楽勝だ。面接官の職員さんは感じの善い方で相性も合う。朝９時からの一時間の面接だが、10時には次なる面接者が控えていた。同年代のおっとり系の方である。帰りに鎌倉辺りの叙情的古典派印画機械持込散歩術とも考えて二台のカメラを持っては来たがバイクという置き場の面倒もでてハードオフ二軒のハシゴをし収穫無し。金沢八景にで16号線を上りギターの師匠の時計店にでも寄るかっ！と相成る。今朝、面接に出掛けた病院は日曜日の朝だからだろうか、ひっそりと陰気な感じだ。話を聞けば精神科及び認知症関係の病院であった。マァ、オイラ達の様な調理師が直接患者と接する事も無いであろうがなぁんかうら寂しい気持ちがした。ギターの師匠も食事中だったので時計店隣のマックで新聞折り込みから切り取ったグラコロバーガーセット590円で一服である。

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明日は面接である。何十年か振りの面接だが、怖じ気や緊張は無い。それどころか、面接帰りには何処に叙情的古典派印画機械持込散歩術を行うか？近くのハードオフ物色は如何なものか？と不謹慎ながら計画中だなっ！弟の経営する会社の手伝いも一月が過ぎて三人の職方の手元にも人馴れし最近では楽しんで作業をしているなっ！弟夫婦は、兄を遣う事でなにかしら気遣いもあろうがオイラは純粋に弟のお役に立てれば心の充実感を味わっている訳である。更に、先月末には日当10000万円という手伝いにしては法外なお金を戴き、調理歴30年の達人が戴ける報酬と同じである。ここにも弟の気遣いは多分に感じられる。先日のウンザリするペンキ後始末なんかの嫌な事も有ったが力を併せ考えを結集すれば片付くという事も学んだ。人生、こうした機会は中々得られないし貴重な体験である。

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オイラの20年間所有するHONDAスーパーカブにはほとほと参る。現場作業で毎日往復40kmの突っ走りで５日に一度の400円弱の給油をするが、その際には燃費計算をする。ザッと１l当たり60kmも走る。

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しかし、そういうオイラにとって夢の有る話は良いなっー！考えれば、趣味の延長である。マァご時世、それ程にウマイ話は無いのが常ではあるが料理して美術館員して音楽して生活出来るなぁんて事はそうそうには無い。只、話が有れば直ぐにお役には立てるだろう。実際、料理で食べてゆけるのは判るが音楽等の文化芸術で食べてゆけるのは極わずかというのは世の常である。だが、料理が巧みで音楽も巧みでという人材も珍しい筈である。活用されるタイミング、取り立てられるタイミング、必要とされるタイミングですなっ！今までもへんな洋食屋時代に料理を提供し、食後にギター演奏をした経験は無数に有る訳である。今現在も、ハモニカの達人や娘のマンドリンの伴奏はお手のものである。此の話ばかりは、実現に導きたい訳である。

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昨夜は、先日に送った履歴書の返信があった。丁重な不採用の文言である。これで逆に選択してという気持ちはぶっ飛び呼ばれた順序でお世話に為る気持ちが強まる。毎晩、隣棟の父がお茶呑みにやって来てオイラは飾り隠さず話すと或る画家先生であり伊豆高原に美術館兼天文台を持つ方のお役にはきっと為るなっ！という話題となる。その方は、以前はへんな洋食屋の常連客で音楽にもたけ横浜の貯木場にクルーザーを持ち船上催し(主に散骨)をやっている。そこで料理とかギター演奏でお役にたてるだろうという話題である。思えば、10年前に先生の主催している童謡の会で先生のハモニカ演奏の伴奏をしたりギター独奏に呼ばれたりした記憶がある。天文台を備えるお宅にも何度かお邪魔もし相性も良いと思う。その先生とのパイプをしてくれるという父の親心である。

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受験の帰りには野毛山～久保山へ抜ける峠越えの叙情的古典派印画機械持込散歩術を行う。野毛坂を登りきれば野毛山動物園がある、無料。坂を登り、時折振り向くとそれは坂道特有の変化に満ちた地形についカメラを向ける。オイラの住まいの井土ヶ谷は平坦な扇状地に開けた下町なので坂道には興味がある。野毛山動物園の前でしばし佇むも多くの家族連れの出入りにオイラも入園してみる。何十年か振りの動物園だが、動物に興味が有る訳ではなく人間模様見物なんだなっ！逆光にシルエットとなる巨大な檻を何枚か撮る。露店や屋台に群がる親子連れをスナップし、泣きじゃくる幼児もスナップする。動物園に隣接する遊園地の展望台も新規となりエレベーター付きであった。登る。横浜の釣り鐘状の埋め立て地がそっくり見える訳である。展望台には、江戸時代の埋め立て以前、以後、明治、昭和の絵地図が飾られ「そうなんだっー！」なあんて皆さん眺めていた。

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再び現場作業で一兵卒の勉強だっ！昨日はやはり一兵卒の受験という勉強もさせて戴いた。父から日常毎日が勉強だっ！と言われ続けてきてオイラ自身も理解はしていたが、此処んとこ色々様々と未知との遭遇にて多くの勉強をしているなっ！新天地では更なる勉強をする事に為ろうが、つまり一生涯勉強な訳である。昨夜は、日中に撮った証明写真を貼り付け来週日曜日の病院給食の履歴書を書いた。さて、一兵卒の10時の一服だが缶コーヒー片手の一服も板に付き「此が、缶コーヒー一服の醍醐味かっー！」と理解してきた訳である。此の一時の細やかな至福を味わえるのも弟の手伝いから得たモンである。日常は、得る事ばかりだなっ！その缶コーヒーも色々試したが味そのものよりもその瞬間の動作である事が大きく、今ではセブンイレブンの98円の缶コーヒーで満喫しているなっ！

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受験会場から脱出して山越えルートで叙情的古典派印画機械持込散歩術がてら帰宅予定である。脱出という表現をしたが、受験の雰囲気というよりも受験者達の張り詰めた執念というか怨念に酔ってしまったからこの場を脱したい気持ちだった訳である。早く、伊勢佐木町のサンマルクで一服したいなっー！足は急ぐが、途中のフォトショップで履歴書用の証明写真を撮って貰う。店員さんの口上では店外の自販機ならば6枚700円だが、店撮りでは4枚1260円との事。この後のサンマルクの一服を瞬時熟考し店外の自販機で撮影。カーテンを閉めアナウンス通りに行えば直ぐに出来上がった。しかし、カーテンを開けて自販機から出る様が恥ずかしいっ！道行く人々が「何の用事で証明写真が必要なんだ」と問い掛けている様に感じた訳である。運転免許証用なのか？履歴書用なのか？マサか記念撮影という事は無いし、そのどちらかで審査されている様で恥ずかしい。マァっ！無事に自己撮影め終わりサンマルクで一服する前に大本屋にてカメラ雑誌を立ち読みする。

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カメラ雑誌も12月号という事にて年間売れ筋ランキングが載っていた。自ら所有するカメラがランキング外というのは心外だがデジカメ部門での100傑には入っていないっ！何故だ？オイラはそんなに非一般的なのか？マァ、そうとも謂えるが、確かにオイラ持ち物は独自性が高い。人が欲しがらない物品は逆に好んでいるなっー！ゆくゆくは、流通が進まず何年か経つとレア物化して手放す際には希少性から結構高値で売却している。モノに対する突き詰めは鋭いですなっ！しかしながら欲しいと為ったら早い。今日も街に出てきてしまったが、発見・発掘品を観てしまうのが怖い訳である。新天地へ向けてのはなむけに何かを衝動買いしてしまうのではないかと不安である。