へんな洋食屋カフェ

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つまり、学生時代の友人達に「ドゥだ」の効力は効かないのである。仕事場、要するにへんな洋食屋カフェに来てくれ歓談となれば自然と店が忙しいかどうか？は判明してしまうンだなっ！風呂敷でさえも広げる事は出来ない。勿論、嘘・偽りは謂えない。更に、嫁さんと共働きだから全てがオープンである。まいると言えばマイル。ところがだ、他の友人達は知らないと思って仕事ドゥだを繰り広げ役職ドゥだっ！も開催し、子供ドゥだから孫ドゥだっ！迄を繰り広げてくれる。マァしかし、皆はオイラと違ってあからさまに地を見せる事は無いから何とでも謂える訳ですなっ！名刺ドゥだにはほとほとマイッタし、所有車ドゥだにもマイッタし、旅行ドゥだにもほとほとマイッタ。「嫁さんが勝手に予約したらさぁ、一泊1人六万でやがんの、仕方がないから家族5人で二泊したけどねっ！」と、こうだ。でも、今夜の靴は薄汚れたイトーヨーカ堂辺りの二足で5000円てな感じを変形し踵が擦り切れた靴だったなぁっー！スーツも青山だったなぁっー！ワイシャツも四枚5000
円的だったなぁっー！鞄も取手が延びきったビニール鞄だったなぁっー！ベルトも皺々だったなぁっー！大風呂敷、早く畳めよっ！

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昨夜は久しぶりに高校時代のサッカー部の友人が来店、昔を語り合い、今の不本意な状況を語り合い帰宅すれば９時である。サッカー部では彼が11番、オイラが10番で二人でゲームを造り県大会3位までが最高であったがマァとにかくオチャラケゲームメーカーだった訳である。彼はリフォーム関係の会社を経営していて商売違いではあるが同じ商売人として相通じる喜怒哀楽で話は合う。彼はエビスビール缶を二本飲み、その後は白ワインを一本飲み干しぐでんぐでんに為って帰って行った。オイラは学生時代の全てを徒歩通学だったので、所謂まさに地元である。大学時代も北海道の田舎で下宿して徒歩通学だった。高校時代の我が家は友人のたまり場で運動部だし純情学生だったから酒・煙草はやらなかったが麻雀はよくやった。つまり、高校時代～大学時代の七年間は麻雀漬けだった。学生時代が終わり、両親の営む和食店を手伝い始めると店の目の前は中央競馬会の場外馬券売場だったからそれ以降は競馬と麻雀とチンチロリン、花札漬けとなる。独立してから一切の
賭け事は辞めて今現在は綺麗な身と謂える。マッとにかくオイラの場合、どこどこで集い歓談ではなくオイラの仕事場に皆が来てくれ売上も助けて貰い、更に仕事をも観て貰っている訳である。

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へんな洋食屋カフェ店内に備前焼の徳利を二つ持ってきた。入口付近のカウンターに鎮座させておいたがこの二つ、ひとつはバッタもんの備前でなんという価値も無い。もうひとつ、桐の箱付で添え書きも在る作家モンである。二つ並べると歴然とは価値の違いは判らないが、来客の皆さんは如何なモノかと並べてみた。ドゥだ系のご仁かなんかがアーだコーだと品定めをするのが楽しみである。更に、価値の違いを断言する瞬間も楽しみである。間違っていたら更に楽しみである。悪い趣味と言えばそれまでだが、今までも「目利きドゥだ」や「見極めドゥだ」の方々の能書きは散々に聞かされてきたのでここいらで一丁オイラの方から試してみたいモンである。比較陳列モンでは奥の棚には蕎麦猪口が九つ在るのだが、それの品定めも含めて試してみたいモンである。とは言うものの、元はと謂えば話の種だから当方にドゥだっ！の気持ちは全く無い。思えば、ドゥだっ！対決自体がドゥだっ！な訳である。ドゥだモンの品揃えだけでとっくにドゥだっ！だな。先ほど「九つーここのつ」と書い
たが大昔から数えられる「ひぃ、ひぅ、みぃ、～」という数えは実は物を数えたりするのではなく、なんと死者を蘇らせたり病気を退散させたりする呪文で数霊(かずだま)と知ったのは最近である。ヤマトの元々の先住神「アマテラスクミテラスクシタマニギハヤヒノミコト」の持つ術の呪文らしい。換わってその後は、進んでしまった諸々の出来事や思考なんかを元に蘇生させる呪文として使われたらしい。その際には、合わせた両手に印を結んで唱えるとも書いてあった。

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文化・芸術・食欲・体育の秋とは言うものの本当にそうなのか？先ず、疑問なのは他の季節は何かしらこれといった標語は無いのか？春と言えば、新学期とか新入学とか新社会人とか新年度となんかどうもお役所的な標語だなぁ！もう少し気の効いた言葉が出ないのか？夏と言えば、夏休みとか山開きとか海開き、ボーナス等と遊興事ばかりである。では、冬はと謂えばやはりボーナスとか年越しとか葬式とか年賀状とかなんか現実的な事ばかりだ。秋に関しては、なんかこう冬から春を経て猛暑も経た後の実りの時期とも考えれば確かに趣味だって音楽だってスポーツだって催しが多く開催される事でも明らかだなっ！謂わば一年の集大成と言えばその通りである。て事は、その直後つまり晩秋が一年の始まりとも考えられる訳である。オイラは今まで何事も春が始まりであると思っていたがちょっと待てっ！実りの時期は秋である。農家だって収穫後に田圃を片付けて藁の野焼きをしたり地ならしをしたりして冬からは苗を育て初夏に田植えだ。秋刀魚だって、太平洋をあちこち泳いで秋に体脂
肪をタップリ蓄えて如何なモノかと食べられに日本の周辺にやって来るンだなっ！秋鮭だって遡上するのは秋からである。食欲の秋なぁんて謂うが、これからの冬を乗り切る体力造りの為に食欲が増すんだろっ！誰か、解明して下さい。

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「ドゥだ」と言えば、携帯電話がやおら主婦なんかにも渡り始めた頃、うーん15年くらい前だろうか、その頃の主婦のお客さん達は何時来るか宛もないのに店のテーブルの上に「ドゥだっ！買ったんだぞ」的な雰囲気でフォーク・ナイフに並べて置いていたなっー！今ではスマホを出してテーブルの上に置く。で、全てのお客さんがそうだが、店を出るまで一切架かってこない。でも、何でフォーク・ナイフの横に礼儀正しく鎮座させるのか？又、今では数少ないが両手指に指輪を沢山しているご婦人。まさにドゥだっ！の展示会である。ブランドづくめの妙齢のご婦人達は今頃はどうしているのか？あの方達は今、というテレビ番組があるがへんな洋食屋に通ったあのご婦人達も今や妙齢をとっくに越えて古稀とか喜寿とかの年齢に近づきドゥだっ！を辞めたのだろうか？自分ドゥだっ！には、それなりの自慢出来るモンが必須だが年齢と共に自分ドゥだっ！は薄れて行くという学説が有る。で、現実にドゥだっ！をしなくなると謂えば決してそうではない。家ドゥだっ！とか孫ドゥだっ！
とか「昔はこうだったドゥだっ！」を発生させる訳である。先日は、こんなドゥだっ！が発生した。「私は甲府出身で里帰りしたら世界遺産が窓から今も見えるんだかんね」とこうだ。たまたま、甲府で産まれたんでしょっ！富士山て言いなさいよ、富士山て。世界遺産とか言っちゃって伯を着けて、大体が富士山はあなたのモンではないでしょ！もうっ！

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休日明けの木曜日、早めに仕込みを済ませて火曜日からの「ウェーブ」の稽古をする。休日にはギターは一切弾かないので一日置いて例の修正箇所のリズムは如何なモノかと不安だったが、そこは火曜日の積み重ねた稽古の成果で難無く弾けた。せっかくだから、大修正という事でアドリブのフレーズに更なるアドリブを加えて大曲に仕立てようて思い立つ。マァそうは言ってもアドリブはその曲のコード進行上に乗る訳だから変奏し展開しているに過ぎない。しかしながら、アドリブというジャンルは謂わば「ドゥだっ！」なんですな。調子に乗ってアドリブばかり演奏すれば聴衆は飽きてしまう。主題を引き立てる間合いというか、調味料というか、箸休め程度に演奏しなくては為らない訳である。だが、そのアドリブが理解するとこれ程に楽しいジャンルと気付いてくるのが音楽家の常である。つまり、編曲変奏を施した自分のささやかな素質に目覚めてしまうンだなっ！その段階を経て、作曲も出来る様にも為る訳である。応用力の習得とも謂える。創造力の習得とも謂える。主題から徐々
に外れてフレーズの終わりには一度、主題に戻る瞬間は寄り道した、道草を食べた感慨が多分にするのである。

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葬儀から帰宅すれば疲れが出て昼寝である。昨日に歯医者も床屋もキャンセルしていたので用事は何も無くなった訳である。夕方に起きてコープさんの配達の片付けを済ませ、デジカメ五台の総点検とレンズの清掃をし、更にデジカメの画像セッティングやカスタムセッティングをする。此、ちょっと大変。試し撮りをしながらセッティングの調整をするが好みのセッティングになるまでは幾度もセッティングのし直しが必要だ。試し撮りも様々な色の瓶や缶を並べて色合いやコントラスト、濃さやシャープネスを撮影後に一々確かめなくては中々好みのセッティングに到達しない。でもねっ！いざ、撮影日にカメラを持ち出しても結果に満足する事は稀である。特に中々好みの結果に為らないのがモノクロ撮影である。その昔、モノクロの現像焼き付けをしていた頃を思い出すとやはりそこはデジカメ、慣れも未だに少ないから苦慮しているなっー！聴いた話だが、Raw撮影をすれば後々パソコンで何とでも為るとは言っていたがつまり自作のプリント調整なんだな？オイラは、パソコンも
無いからそこまでは出来ないのでカメラ内での解決を目指している訳である。その為には撮影前のセッティングを如何に完成させておくかが重要とは判っている。デジカメに関してはとあるカタログのモノクロプリントを手本として研鑽しているが未だに近付けてもいないのである。

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久しぶりに、本当に久しぶりに夫婦で外食をした。二年振りくらいであろうか？外食とは言うものの豪勢な夕食ではなくカフェでのランチだ。だが、それはそれで久しぶりすぎてマァ嬉しい。今日は大常連の方の葬儀告別式が戸塚で行われて会場で皆さんを送った後、戸塚駅ビルのカフェでお茶でもして帰ろうと二人で入る。サンドイッチのセットで800円が二つ。マッ、カフェに入ろうとしたのはへんな洋食屋もカフェ形式にして一年半が経ち繁華街のカフェの様子も勉強するつもりもあって外出序でに良い時を過ごした。昔から在る有名な珈琲館というカフェの出店だが、ここの珈琲はサイフォンで落としてくれる。サンドイッチ自体はレトルト食材をトーストパンに挟んでの提供だから何処で食べてもそうは変わらない味付けである。ただねっ！カフェとか喫茶店って何であんなにテーブルが小さいのだろうか？店内は広いンですよ。60×60センチのテーブルに砂糖やナプキンやメニューが置いてあり、そこへ二人分の珈琲とサンドイッチプレートが二枚づつ載る訳である
。お冷やも二つは乗るなっ！伝票も一枚乗るなっ！オイラは一服もしたいので煙草とライターと吸い口も乗せない訳じゃん。何処をどう片付けてあらゆるモンを乗せるんだっ！煙草と言えば、今日は葬儀だから黒色パッケージのキャメルという煙草にした。常には赤色パッケージのラークだが、礼服から赤色煙草は如何なモノかと、実は昨夜に郵送で送られた戴きモンのキャメルを用意したのである。

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なんだかんだと今日一日でウェーブのリズムを直す。大変な作業であった。思えば、何でも修理とか修正は大変だ。例えば、彫金で修理が必要に為った場合は一度全バラにする作業をし修理箇所を探し当て、部品を整えロウ付けする箇所の洗浄とロウ付け面を整えて修理した後に全てを組み直す訳ですなっ！寧ろゼロ状態から制作した方が楽だし時間も掛からない。ギターなんかの修理でも修理箇所を判断したら一度全てのニス塗装を剥がさなくては修理箇所に到達出来ない。更にギターのホール内の奥深い箇所ならばギターの表面板を本体から剥がす作業も加わる。この時点で巧く剥がせないと修理箇所は増える訳である。今回はギター演奏の修正だが、耳に着き指が覚えてしまった勘違いの譜面を見て弾いて修正した訳だが何度も弾いて修正した。おそらく50回は弾いて、口ずさんで、ＣＤも何度も聴いて修正した。店を出る午後七時には明日の休日を挟んでギターを弾かない日がくるので今一度弾き込みを行った。「ウェーブ」はオイラの編曲ではイントロから終わりまでを６分要する
が、その間に例の修正箇所は四回出てくる訳である。つまり、おそらく一日で50回は弾いたろうから例の修正箇所に関しては200回は稽古したと言える。身に付いた技術の修正は大変だった。

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朝の稽古で、解決した。お礼旁、ファクスで譜面を送ったくれた方に電話をする。なんか、オイラはナンでもカンでも他力本願だなぁ！人様に助けられて解決していたが今まさに音楽でも助けられている。元はと言えば、カホン奏者の参加で気付いのだが、その気付き自体も他力である。オイラは、元来が話好きではあるが相談好きでもある。ネットなんかで調べモノはちょっと馴染めないでいる。やはり、人伝に教わってこそ理解が深まる性質なんだなっ！で、オイラには数多くのお客さんという相談相手が居てあらゆる職業、趣味の方々が相談相手と為ってくれている訳である。皆さん、お役に立てますか的な方ばかりだから大概の事象は解決が可能である。人は、老若男女、知識や経験を越えて何かしら得意分野を持っているのでオイラは人伝ネットで検索相談しているのである。これ程に強力な検索方法は無いなっ！更に、その方々とはその後も親交を保てる訳である。ネットなんかでは、お気に入りとかにランクイン登録させておくのだろうがオイラはそんな必要は無い。常に検索相談が
出来る訳である。しかし完結というのは如何に困難かと思い知らされたなっー！思い込みの恐ろしさも思い知らされた。なかなか良い週間であった訳ですなっ！