へんな洋食屋カフェ

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「厳正な抽選の結果、あなた様に修善寺日帰りバスハイク旅行が当たりました」との案内が届く。うーん思い当たる節は無いなっー！ナンか詐欺的な案内かなぁ！と案内書を開くと思い当たる節は有った。数ヶ月前に大船のご仁と入店した文明堂喫茶室でウエイトレスさんが何やら書いて下さい、なぁんて応募用紙を出して折角だし、無下に「面倒だから俺はいいよ」というのも可愛いウエイトレスさんの印象も悪くするのもナンだからと記入して可愛いウエイトレスさんに提出した記憶が甦る。二等の「修善寺日帰りバスハイク旅行」が当選したのだが、確か一等は「横浜文明堂特選金印カステラ」だった気がする。やはり、オイラとしては金印カステラが良かった訳だが一度棄てた旅行券を再びゴミ箱から取り出し大船のご仁に見せて「こんな事も有りましたねっ！」と話題にする為に店に持ってきた。さぁて、行くのか？行かないのか？日帰りバスハイクっていうのがナンだかなっー！修善寺と言えば名だたる名湯である。日帰りでも入浴という儀式がバスハイクの中に組み込まれていれば思
案のしどころだが、足湯すらも式次第には書かれていない。修善寺までなんぼ只でご招待されても日帰り入浴無しというのは如何なモノか？つまり、こうしてアーでもないコーでもないと難癖、ケチを着けて結局は行かない訳ですなっ！

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一台のＧＲのストラップ製作に成功し満足するともう一台のRICOHＧＲのストラップ造りもしなくては為らなく成るのはオイラの性格である。時代劇の「鬼平犯科帳」を観ながら製作に取り掛かった。この「鬼平犯科帳」の主演は「丹波哲郎」さんでシリーズの長谷川平蔵役では最も好きな役者だからテレビを観たりストラップを眺めたりしてなかなか捗らないがマッなんとか二台分の革ストラップを取り付ける。一台目は銀細工角形象牙象巌造りで、二台目は銀細工丸型鼈甲造りだ。こう書くと聖倉院に納められている宝物の様だがマッゆくゆくは国立博物館最深部に厳重な管理の元に国宝として鎮座する事も当て込んでの命名である。オイラは、だいたいが持ち物にオリジナリティを求める性格で今まで色々様々な品物、例えば帽子や革靴眼鏡フレームなんかを別注して愛用してきたが些か経済的に困窮の折り、20絵年前からは自主製作に取り掛かった。取り掛かる前には彫金や革細工や仕立てなんかを習った訳である。この間が七年程は必要だった。カメラの装飾やシャッターボ
タンやストラップ造りなんかでは皮革の他に銀や銀や象牙や鼈甲や鹿角なんかを組み合わせて独自の意匠と製作材を用いて数多くの品々を造っている。当然、本業の調理でも全てがオリジナル料理である。

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今月二度目の変則休日だ。火曜日休みで床屋は休みだし来週までボサボサ頭なので外出とは言うものの徘徊撮影の気にも為らずゴロゴロと過ごす。夕方に寝疲れで起床した。「寝疲れ」なぁんて罰当たりな言動だが、寝る事よりも楽チンな事は無い筈なのに寝過ぎで疲れが生じたというのは初めてである。寝疲れのダラダラとした姿でカメラケースの清掃を始め「うーん」と気になった。先日に戴いたRICOHＧＲのストラップが気に入らない訳である。RICOHＧＲシリーズは高級コンパクトデジカメなのだがストラップの取り付けが携帯電話の様な例の細い糸から始まり丈夫な紐に繋がって首から提げたりするンだなっ！その紐の部分を革に替えれば高級コンパクトデジカメに相応しい姿格好に変身するに違いないのだが、如何にストラップを造り替えるかを思案した。革ストラップは以前に何本かを自作し、固定する箇所は銀細工で金具とネジを拵え意匠に象牙で象巌したり彫金で飾りを着けた力作が残っているのである。ナンとか活用出来ないか？うーんと腕を組みハタッ！膝を打ち
思案の決定、決断に至る。実は、革ストラップで造られた高級コンパクトデジカメ用の首からのストラップは販売されてはいるが何しろ高価である。5000円以上の品物で、革はコードバンだったりするがナンかどうも買う気には為らない。オリジナリティは無いンだなっ！早速、製作に取り掛かった。

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しばしば訪れる音符の頭真っ白状態に久しぶりに陥った。マァ、一分半の難曲中の難曲だから今後弾かなくても弾けなくても良いかっ！とは考えてはみたが、昨夜のNHKの浅田真央さんの「トリプルアクセル三回転半」の番組でオイラも「弾けなくても良いかっ！」を「いいや、そうではなく今一度お復習だ」と譜面を探して再び練習を始める。たった一分半の曲なのだが、これがまた難しいンですなっ！思えば20年前にひょんな事から編曲者のギタリスト直々に譜面を戴いて稽古したが当時、弾けるまでに一月を要した記憶が甦る。たった一分半の曲に一月である。当時、オイラも35才でバリバリに弾いていたが一分半に一月要した程の難曲である。玄人好みの難曲だからオイラは人前で弾いた記憶は無い。素人さんには難しいのやらナンなのか、短い曲だなぁ程度しか思わないであろう曲だ。それを、つまり一般受けしそうに無い一分半を今更ながらとも考えてはいるが、とにもかくにも左手が困難を極めるので良い稽古に為ると再び猛練習と相成った訳である。しかしなが
ら、弾けないのは悔しいなっー！

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オイラの写真好きを気に掛けてフォトフレームをプレゼントしてくるた。高島屋の包みである。つまり、高価な品物だなっ！しかしながら、オイラの写真好きは撮影結果には反映されておらずこの立派で品の在る写真立てに飾る様な写真は撮れないなっー！で、マァ常連のハイアマチュアの趣味人に飾って戴く次第と為る訳である。オイラの写真好きは、カメラ本体、レンズ、カタログ、写真談義、写真徘徊、スナップなのである。決して写真技術が巧いのではないんだな。カメラ本体については機能云々よりもボディの材質や質感やメッキ、ペイントに重点が置かれ更に意匠も大事でこの事だけで三時間は語れます。操作ダイヤル一つの意匠や造形でも一時間は語れます。レンズも同様にガラス玉や手に触れるローレットの掛かり具合に一時間、ストラップに一時間と物造りに関われば幾らでも語れます。機能よりも身に付けた人間測光を重視する為、カメラ任せのモードつまりプログラムモード、絞り優先モード、シャッター優先モードなんかは使いません。全ての撮影がマニュアルモードであ
る。とは言うものの老眼の為、ピント合わせはオートフォーカスに任せている。この戴いた高級なフォトフレームを飾れる写真はいつに撮れるのか修行の日々は続く訳である。

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生野菜と温野菜について質問を受けた。どっちの方が健康的なのか？どっちの方が旨いのか？等と質問されたのだが困ったなっー！オイラが温野菜好みなんですなっ！ですから、どうしたって温野菜の肩を持つ訳である。敢えて述べれば、生野菜は灰汁が多いから、たくさん摂取(もう既に悪い方向である。)するとアレルギーとか寄生虫の世話に成り安い。更に、生野菜はガサが在るのでたくさん食べるのは大事だ。1日の食物繊維やビタミンを摂取する為には一日中食べ続ける程である。草食動物の如く常にモグモグですなっ！で、とてつもない量の生野菜を食べればその分の灰汁も採り入れた事に為るのである。一転、湯通ししたり、蒸したり、揚げたり、煮たり、炒めたりすると容量は縮小し熱や湯通しで灰汁も抜けて生野菜同量の食物繊維を摂取するにも少量で良い訳である。ここで問題も在る。ビタミンのＣ群とかＢ群は熱に弱い訳である。更に、水溶性だから湯通しの際には湯に溶け出してしまう。つまり栄養価は相当に失われるのである。だからと言って、茹で汁
をスープとかに活用しようとすると茹で汁には灰汁も溶け込んでいるので沸かして灰汁採りをしなければならない。要するに温野菜の活用は手間が多分に必要だから、面倒くさく感じて生野菜が主流に為っている訳である。

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一昨日に鎌倉～逗子の共徘徊撮影をしたご仁が反省会を兼ねて来店。当日の撮影データも持参して店内のフォトフレームで論評し思い出話をする。思い出話とは言うもののつい一昨日の思い出話だ。しかしながら偉いのは、今日も稽古の帰りに足を伸ばして来店という事である。偉いのは、一昨日に歩いた道程を今一度歩いて自習というか復習してきた事だ。技術や感性や見所の向上は、復習の自習に尽きる訳である。つまり、稽古次第である。その稽古を直ぐ様に行動するのは稀だ。更に、その結果をその足で見せに来る方も珍しい。失敗例は多いのだが、最近ではマニュアル露出に足を入れたから仕方がない。写真撮影も失敗の数が月謝とも謂われている。是非とも、今年中にマニュアル撮影をマスターして戴きたいモンである。思えば、最近ではオイラに稽古を付けてくれる方は居ないなっー！強いて述べれば、半年間でとても巧く為ったカホン奏者がオイラの晩のギター稽古にリズムを刻んでくれたり、煽ってくれたりして稽古のつもりでオイラは励んでいる。技術的な稽古は、引退するま
で間断無く続けていないと直ぐに衰えるから40年間を超えるオイラですらも稽古は欠かさないのである。

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帽子を戴いた。オイラがハンチング帽子の大愛好家で収集家を知っての戴きモンだがスコットランド風のツィード革扱いのハンチングで今流行りの長鍔でカッコイイ形である。戴きモンというは、相手に此れは似合うだろうとか喜んでくれるだろうと厳選し何度も店頭を行き交い悩んで喫茶店で思案したり頭を冷やしたりして買い求めてくれるに違いないっ！その思慮思案迷いは購入金額に比較出来るモンでは無いなっ！そうした戴きモンには、戴いた方の分心が籠められている筈である。当然、その想いを頭に載せて愛用し活用し楽しむ訳である。自分で選んで購入した品物も大事に活用はするが、戴きモンは提供者の心の動きとか想いが籠められているからその想いを大切にしたい。本当に戴きモンは多い我が家だが、全て活用しているなっ！思えば、自らの趣味やライフスタイルや好みや望みなんかは公開して毎日を過ごしているのだから相手にとってはうんと判りやすいに違いない。だから、戴きモンの全ては欲しかった品々ばかりである。

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晩には、撮影データをパソコンに取り込むのだが、これがまた週に一度だからその都度に大変な訳である。つまり、覚えが悪いのだ。三枚のメディアカードの入力に四苦八苦しているオイラの姿を観て末っ子がアーでもないコーでもないと手助けしてくれて無事にパソコンに取り込んだ時点で二時間が経過していた。ヤレヤレである。此が店に在る写真用のハードディスクならば上の空でも入力出来るのだがパソコンはなかなか手強い訳ですなっ！しかし、パソコンの19インチ大画面の映像は素晴らしいし、256ギガの大容量も凄いから手助けされながらもマスターしたい。試し撮りはいずれも圧倒的な素晴らしい映りであった。その後は、カメラバッグの整理とカメラ本体の手入れをして収穫物の検品である。オイラの貰い物は、映画「ウエストサイドストーリー」のＬＰレコードで例のジョージ・チャキリスの躍りの場面がジャケット表紙に為ったサウンドトラック盤である。明日にはへんな洋食屋カフェで展示が始まるなっ！戴きモンついでに、嫁さんの親父が退職後、75
歳から明和大学に入学した際にクラブ活動で造ったエゾ鹿をモチーフにしたステンドグラスも展示する。ステンドグラスは、光線越しでないと効果的ではないので展示場所には思慮苦心を重ねて行う。思えば、色々様々諸々あれこれと種々雑多ではあるがナンとか室内装飾の域に達していると感じている。

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休日、昨夜からメールのやり取りで大船のご仁との鎌倉～逗子の大徘徊を決行する。住まいから鎌倉迄の路線バス直通は無いので、歯医者の診察後にバイクを駆って40分、大船は笠間口へ到着し待ち合わせの改札で集結した。JRで鎌倉迄の運賃は150円だが大船のご仁が手配済であった。鎌倉の街並みを突っ切って小坪方面へ進むと出るわ々、見慣れない風景と今も残る昭和の街並みである。シャッターはバンバンと切れるなっ！実は、今日の得物は三台のデジタルだがつい先日に戴いた二台のRICOHＧＲＤと同ＧＲⅡの試し撮りも兼ねている。もう一台はやはり戴きモンのCanonイオス50Ｄの一眼レフである。つまり、今日の得物は三台全てが戴きモンという事だ。天気は快晴っ！湿度30％、気温11℃の徘徊日和である。その小坪の漁村で発見したカフェで昼食を過ごして、その店の常連客と大話をして、山あいの切り通しを抜けて逗子入りをし、逗子市役所内のリサイクル品交換所でオイラとご仁それぞれがＬＰレコードを戴いて逗子土産とし
た。更に、駅前のドトールで一服し大船へ戻る。バイクは、大船のバザールに駐車していたのでバザールでご仁と発掘作業に取り掛かるも発掘無し。夕方も５時に為ったので解散しオイラは帰途にもう一軒在るバザールに立ち寄り戴いたRICOHＧＲＤ(最初機型)の扱い読本を250円にて発掘した。やはり文献は考古学的にも大事である。2005年発売のＧＲＤの文献は2006年の発行だったので定価1500円の文献も250円の古本と化していた。帰宅は、７時となってしまった。