へんな洋食屋カフェ

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カメラマンの儀式もなかなか堂に入っていたなっ！多分、あちこちの結婚式場で司会者や儀式者の様を観ていて「俺ならこうするなっー！」等と常日頃から思案していたに違いない。司会なんかはマサにプロ並みで予行練習、進行、時間調整、笑い、涙、緊張、後始末、片付けまで手伝いして心温まる祝い席となった。飲料は全てが持ち込みして戴いたのだが、それは皆さんの要望も判らず何でもカンでもを揃えて置けない理由があったのである。瓶物は空瓶を返しにカメラマンも手伝い瓶代60円の収穫もあったらしい。最後は、新郎の財布紛失事件も有ったが店内には身内しか無くなる事が有ろう筈もないので娘(今日は娘と息子も助っ人で手伝い)が新郎の着替えから発掘した。残念だったのはこの有り様を後始末記録として残したかった訳ですなっ！

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昨日は、何回か目の祝い席で貸し切りとなった。常連で友人のプロカメラマンも頼んで初めてのへんな洋食屋カフェコラボレーションであった。フルコース全9品の料理と給事、店舗提供がへんな洋食屋カフェで写真撮影、ビデオ撮影そして総合司会、更に誓いの義、指輪交換の義の際の儀式仲介も兼ねてくれた訳である。つまり、昨日の祝い席はカフェブライダルだったのである。最後にはオイラと雫(カメラマン)のコラボレーションで一曲演奏プレゼントも出来た。狭い店舗の中でなんとか遣り繰りして15人の家族結婚式披露宴を行ったのである。小規模ながら素晴らしい祝い席だったなっー！料理人としてのオイラの祝い料理、プロ写真家としての仕事も初めて双方で見せられたのも良かった。更に良かったのが、プロのシャッター音だった。今回は、小型のフルサイズデジカメ二台(Nikonデジカメは殆どを所有していますが)だがシャッター音はとても良かった。以前に借りた中級機のシャッター音も良かったが一度借りてみたいとも思ってしまった。
やはりNikonは良いなっー！ちょっと発掘も考えてしまった訳ですなっ！以前に借りた機種名は忘れてしまったが同型を探してみっかっ！と思っている。

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大鳥神社の祭礼である通称「おとりさま」の弐の酉へ出掛けた。今年は参の酉まであるそうだ。つまり酉の市なのだが、参拝そのものよりも賑やかで怪しげで胡散臭げな屋台が良いのである。大鳥神社の祭神は大概はあの「日本武尊」であるが縁日の方が楽しい。光々と輝く裸電球に引き寄せられる人々も熊手なんかを買う様子もなくぶらぶらと縁日の雰囲気を楽しんでいるなっ！時たま、あちら此方で三本〆の声と拍手が聴こえ「ドゥだっ！」感を醸し出している。オイラは、とある屋台で磯辺焼きを発見した。200円、鉄板で餅を焼いて醤油を漬け板海苔で挟んだだけの露店だが、強烈な醤油の焦げる香りには敵わなかった。二個購入しハフハフと食べ、醤油でベタベタに為った指を舐めて綺麗にすると醤油のせいで喉の渇きを憶えた。隣の屋台は、都合良く牛乳屋の屋台である。瓶の牛乳が直径80cmのカネ盥の中でお燗をつけてもらっていて白牛乳、珈琲牛乳、イチゴ牛乳、フルーツ牛乳、缶珈琲、ワンカップ大関なんかも湯に浸かりホッコリと和んでいた。露天風呂の如くであ
る。うーん、何を飲もうかな？白牛乳や珈琲牛乳はホットも良いかも知れないがイチゴ牛乳とかフルーツ牛乳のホットは美味しいのだろうか？悩んでいると後ろから「白、四本っ！」と若い声の女性が叫ぶ。オイラは取り敢えず先を譲ると女性達は若い役人タイプのスーツにコートを羽織った真っ当な女性だった。屋台のオジサンが例の紙の蓋を専用の錐状の道具で抜く。女性達は腰に腕を掛けなかったがグビグビと美味しそうに喉を鳴らしていた。その光景を50cmの距離で眺めていたオイラは喉の鳴りに誘われて「白、一本っ！」と潔く注文したのであった。

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真夜中の徘徊。老化現象の一端か真夜中の徘徊をしてしまう。とは言うものの家内徘徊だ。オイラの家の母屋の一階は南側にオイラの和室、北に向かって居間、仏間、台所、トイレ、風呂場、左側に脱衣場、洗濯場、南に戻って嫁さんの部屋、玄関そして表は庭であり二階には六畳間が二つ、一階の和室・居間・仏間の上はけっこう広いベランダだ。で、夕飯は嫁さんと二人で今ならば「刑事コロンボ」を観ながら食べるが三人の夕飯用に台所には別献立が用意されている。つまり子供達は仕事や学校や遊び等で帰宅がまちまちなのである。オイラの床入りは10時前だが、凡そ三時間後の草木も眠る丑三つ時に第一回目のトイレに起きる訳である。その際に廊下を通らずに居間～仏間～台所とわざわざ戸襖を開けて部屋を通過し台所の冷蔵庫を一度は確認し子供達の食べ残しも確認するのである。勿論、寝惚け眼だが網膜には一部始終が映像記録されている訳ですなっ！第二回目の起き上がりは凡そ東雲時期であり、その際には記録映像が鮮明に呼び起こされて冷蔵庫の魚肉ソーセージを寝惚
け眼でむしり、食べ残しも摘まんで食べてしまうのである。皆さんっ！経験は有りますか？

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戴きモンのリーフパイ。戴きモンに対していちゃもん付けるのも大変に恐縮だが、～会館という関東ではとても有名なレストランが贈答品に出しているリーフパイ、贈答品だから仰々しい包みである。とにかく包装紙を開けてみると、更に仰々しい箱(横20cm縦10cm高さ10cm)が出てきた。箱書きにはリーフパイ六枚入りと書いてある。どれどれ、と箱を玉手箱の如く開けると更為る薄紙に包まれ併せには意匠の鹿のシールが貼られている。慎重にシールを剥がしツイに中身が見えてきたが、まだ一枚づつが袋に納められている。マッタクもっー！贈答品というのも中身に辿り着くまでには数多くの手間が必要でその度にゴミも出る。しかも、紙類・ビニール・ブラゴミと分別ゴミの仕分けもしなくては為らない訳である。中身の六枚を取り出して気付いたのだが外箱の厚さは１cmの縦横底で厳重に保護されていたのである。だから、中身の六枚それぞれは掌にすっぽりと乗る大きさでリーフパイと言う如く吹けば飛びそうな軽さでもある。馬鹿にすんなよっ！

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アレルギー症状の経過も良く顔の肌も治ってきたので主治医に髭剃りをしてもいいか？と尋ねたが、刃物を当てたりは未だマズイ、電気カミソリも肌を引っ張るし薄皮は削ぐから暫し我慢しなさいと言われる。そんなこんなをしている内に夏から顔剃りはしていないので産毛は気になるなっー！口髭と顎髭とモミアゲは今月の出張散髪師に整えて貰った。髭は濃くないのだが不精にみられるのはマズイ。マッ、年内はカミソリをあてないで過ごそうと考えているが、時たまに女性客からは「うーん、貫禄出たなっー！格好良いじゃん」とかなんとか言われてお世辞にも嬉しい訳である。しかしながら、口髭は黒いのに顎髭とモミアゲは白髪なんですなっ！これで、老眼・白髪・入れ歯・顎髭白髪・出腹と五段階目の老化に至ったのである。今後、前立腺関係や膝の痛みなんかが生じたら老化七五三の第七段階目の老人入りである。老化七五三の達成の際にはやはり祝うなが筋であろうか？神社では受け付けてくれるのか？成人式ならぬ老人式というは何歳で祝われるのか？還暦では早いなっ！やはり
古稀(70歳)か？

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墓地、墓石序でにこんな話題が盛んに出ています。当古代史研究会の様々な議論、推測の中で御陵を発掘すれば何かしらの新事実(真事実)が出るのではないか？だから宮内庁へ直訴して開墓運動を起こし人口の半分6000万人の署名を募るのは如何なモノか？という話に為った。しかしながら幾ら日本の成り立ちが明確になろうとも人ん家のお墓を開けさせるというのも如何なモノかと感じる訳ですなっ！我が身にかえり～家先祖代々の墓石を動かしてテレビに公開するのは千代田区一番地に居られるご家族に対して失礼の度を超しているのではないか。議論の対象にするだけでも時代が時代ならば不敬罪で終身禁固に違いない。墓石と言えば、以前に城巡りで安土城跡を訪問した際に城郭の石垣に墓石が幾つも積まれていたのを思い出した。信長の諸行である。石と言えば石に過ぎないのだが何かしら宿るモンが有るだろうに、恐れを知らぬとはマサにこの事だと痛感したなっー！又、とある地方の墓石に彫られた文字に「悪」というを見付けた記憶もある。如何なる人物が埋葬
されているのか？それ相当の悪人の墓であろう。偉大な悪人なのか？立派な墓地に立派な墓石であった。

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外人墓地前の飲食店の話だが、徘徊撮影場所に迷いが生じたら山手という格言(オイラだけです)に従って年に何度かは出掛けます。たまには高い金額を苦出して外人墓地前の何れかの飲食店(どの店も名店です)で極希にケーキセットかなんかで一服もする訳ですなっ！目の前に広がる光景は十字架を背負ったお墓ばかりだ。これ、普通の日本の墓地の前でお客の皆さんが墓地を眺め、塔婆や手向けられている菊の花なんかを観てホッと一息の珈琲なんか飲みますか？～先祖代々の墓なんて他家の墓石を眺めてホッコリなんかしますか？外人墓地だから眺めて一服しているが、多分、古くからの墓地は土葬であろう。アベックがデートで着飾って、格好つけて、将来の事なんかを語り合っている場所は墓地の前である。オイラは、一服しながら不思議なそんな他のテーブルを眺めていたが隣のテーブルには何やらステーキが乗っていたなっー！こっち隣のテーブルには四角いスポンジケーキ三段積み重ねにアングレーズソースが掛かっていてマサに墓石ソース掛けデザートで
あった。お客さん達は自分達の昼食の環境に全く気付いておらず横浜を満喫して高い金額を支払っているのである。飲食店を出れば皆さんが写真撮影だが、オイラもシャッターを頼まれる事がしばしばある。その日は、他家の墓石も入れますか？と念を押したら「それもそうねっ！」と門の前でシャッターを切った。日本人も摩訶不思議だなぁ！

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納屋の探索序でに、仏間の仏壇の上の押入れも何十年か振りに手入れをする。埃だらけなので先ずは掃除機で埃を吸い採り雑巾掛けをするが、先祖の祀られる厨子つまり仏壇の上にこうして物を置いて良いのか？埃だらけで良いのか？と謝りながら荷物を引っ張り出す。遺品もそうだが消息(手紙類ですな)や肖像画が出て、しばし眺めていると脇には何やら映画フィルムを収める直径30cm厚さ15cm程度のブリキの缶が二個発掘され、とにもかくにも引っ張り出す。未だ全てを観ていないが、相当に古い写真である。モノクロというか焼けてセピアというかとにかく古い写真で「手札版」が殆どだ。手札版というのはサービス版の半分以下の、そうだなっー！花札の大きさの焼写真である。で、きっと手札版というだろう。戦後辺りからの写真だが、貴重な像ばかりだ。オイラは、今現在「叙情的古典派印画機械持ち込み徘徊術」という一流派を立てて横浜市内のあちこちの旧市街を徘徊しながらデジカメに収めて今後のアーカイブ資料造りをしているが、このおそらくオイ
ラの生誕以前つまり1959年以前の写真がマサにアーカイブの元である。当時の風景は殆ど、イヤ全く残っていないが面影風景はたくさん有りますなっ！地形さえ変わっていなければ推察は大いに可能です。先祖、とは言うものの二三代前だがオイラの徘徊撮影趣味はこうして細々と受け継がれている訳ですなっ！

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仲間同士の疎外について。とある集いの方々が週に一度、二週に一度と集まって語り合うのにへんな洋食屋カフェを利用してくれているが、不思議な現象を目の辺りにしている。当初は、皆さんが初対面なんですなっ！挨拶程度の会話から徐々にグループ分けもしてくるのは常である。同じ趣味や考えのグループだが、ゆくゆくは家庭環境や仕事の話、学歴や育ちの話と移り変わるがその間、数ヶ月は掛かる。徐々に明らかなってくるそれぞれ境遇に嫉妬や上下が表れてきて元の集結してきたグループが分裂して違うグループと再編成されている訳である。なんか、オイラは顕微鏡で細胞の分裂～形成を眺めている様相なんですなっ！ オイラもギター教授を受けていた30年前には被疎外を経験した記憶がある。30年前には既に月謝を納金しないで先生との即興を楽しんでいたのだが、裏付けにはその時には別の教室でフラメンコやボサノバやジャズも稽古していたのでクラシコの仲間とは別の角度からアンサンブル(合奏)が可能になり譜面も要しなく為っていた。
それが、嫉妬や上下関係を産んで疎外され始めた訳である。元は同じジャンルの仲間同士だったが、自己の進む道を模索している途中に疎外された事で今の独自の流派が有ると言えば謂える。で、数十年後の今現在に為ってその中の一人がオイラに教えを乞いているのである。しかしながら、凝り固まった40年間のクラシコの型や指使いが直ぐに変えられる訳でもなく苦労しているのが判る訳ですなっ！姿勢、譜面、指使い、音出し全てがクラシコだからアドリブやジャズ理論やフラメンコ奏法の目次(さわり)にまでも到達出来ないでいる。