玄人の独り言

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第一期の弟の会社の手伝いを終わり今日日曜日は休みである。明日から３日までの間は、歯医者の定期検診、高脂血症の内科の定期検診、ハローワーク相談と用事が有るので一時暇を戴いた訳である。しかしながら、一緒に作業している会社の方々は未々現場は11月末まで続くので来て欲しいと言ってくれているのでお役に立ちたい訳である。でも、会社の社長は弟だから何とも弟の判断次第だから必要か否かは事知れずオイラも悩んでいるンだなっ！直接聞くにも聞けない歯がゆさが有るンだなっ！オイラは、こう見えても要領は悪いが真面目でコツコツ型だから今の作業は苦でも無い。むしろ地道に作業することで成果が見えるのは楽しんでいる。今までの飲食店職業は、コツコツと仕込んでも食すればなぁんにも無くなってしまうというのはちょっと不憫であった。思えば、今のペンキ塗り前の下地出しは塗装前の仕込みである。更に、仕上がれば10年間は美しい状態だなっ！調理業の一瞬芸とは大分異なる世界である。

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趣味を活かした職業はヤバいと思いつつ趣味というのはどうしても好きな事柄だから想いは膨らむし夢も膨らむなっ！ましてやインターネットの時代だから唯我独尊の構想が有ればニーズも合う方がいるであろう。品物の品質がちゃんとしていたらデザインは好みの問題だから満更受け入れられない事もないんじゃないか？とも考えている。マァしかしながらニーズに応えるというのは楽ではないという事は今までの飲食店経営で痛感している訳である。こな不景気不安定の世の中では一番は価格ですなっ！物を大切に使い切るなぁんてきれいごとは皆さん謂うが実際には修理の段階に為ると買った方が安いと判断して新調ですなっ！つまり、良いものは高いは通用しないンだなっ！良いものは高いは判っているが、今の世の中そうは良いものは無い。有ってもそれなりの価格だから買うには躊躇する。そんな兼ね合いが商売の難しさである。

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ちょっとした構想が浮かんだ。物販店である。オイラは、結構仕立てモンを身に付けていてベストなんかは和服の紬なんかを仕立て直しして愛用し、アクセサリーなんかは彫金したりしてたのしんでいる。で、この４月からは娘が仕事で創作アクセサリー店に勤めているのでなんとなく扉も開けた感じがする訳である。装いなんかは自画自賛だが、ちょっとは誉められたり街歩きの最中にも「どこで買ったの？」なんて中年女性から声を掛けられる事はしばしばである。センスは、悪くはないだろうともおもっている。直ぐにとは思わないがいずれ娘がやりたいなぁんていう時に再び家族経営でも出来ないかと考えている。その際の店名は「へんな洋服屋」ですかねっ？仕立て屋さんも何人か知っているしアクセサリー製作者の先生も何人か知っているのでオリジナルな装い提案も可能かも知れない。

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弟の仕事の手伝いを始めて１週間目に為る。大和市の下鶴間のマンション改修現場だが毎日嫁さんの作るお握り２つとウーロン茶を持参してのドカタ及び手元作業である。二三日はコンビニのお握り２つ210円と卵サンド105円とウーロン茶78円の総額396円の昼食であった。ドカタ関係、建設関係の仕事は合う合わないは別としても怪我だけは大変に注意しているなっ！特に、手首から先はオイラの本職の調理やギターに影響するからだ。昨夜は、帰宅中に古本屋へも寄ったりしてちょっとは余裕が出たが、その本も慣れない疲れで中々読めないでいる。一区切り付くのがいつに為るかは知らないがマァ足手まといに為らない様に一生懸命やっている次第ですなっ！

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今日までの現場が大和の下鶴間だからスクーターで一時間程度だが、街道筋には帰りに立ち寄りたい店が沢山在るなっー！ハードオフとか古着バザールとかダイソーとかマァつまんない所だが興味がある訳である。しかしながら、作業着姿の出入りは如何なモノか？又、今まで入った事の無い牛丼なんかならば作業着姿の堂々入店ですなっ！下鶴間の現場は、おそらく今日で終了だから夕方には立ち寄りたいのだが勿論の事ながら作業の予定に因るなっ！午後からは、アスファルトが入り始めたが何せ慣れない油臭いに参る。油は油でも石油の焼ける臭いに参る。住民だって参っているに違いない。

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念願のというか、欲望というか、以前から欲しかったデジカメ「RICOHのＧＲ2」を弟から貰う。箱根湯本旅行の翌日から弟の会社の手伝いでドカタ仕事をするという事で出向くと弟がくれた訳である。しかしながら二日間の慣れないスコップ作業で腕はパンパン、足もパンパンで大疲れが祟り家へ帰ってからなRICOH弄りなんかとてもでないが不可能である。四日目の仕事は、下請けさんのアスファルト打ちでオイラは安全誘導程度とアスファルト作業の写真撮影だ。そこで、弟が仕事用のRICOHデジカメを手渡し一区切り毎に撮るようにの事でRICOH慣れも出来る訳である。昨夜は、戴いたRICOHの取り扱い説明書とにらめっこしながら動かしていたので操作は楽である。来週も現場が変わり、其所へも行く事らしいのである。

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安旅行2日目は、ホテルからプラプラと歩きながら箱根登山鉄道の塔ノ沢駅まで行き小涌谷駅まで乗る。高いなっ！たった二駅で300円である。千条の滝を撮影し駅員さんの説明通りに山道へ入る。ハイキング程度とは言っていたが、トンでもないっ！登山と相成る。一山越える羽目に為った。三時間だ。足は、フラフラと為りやっと宮之下駅にたどり着くともう帰りたい気持ちが三人に漂う。小田原駅まで切符を買い650円。駅前の昨日モーニングコーヒーを飲んだ喫茶店で反省会をしケーキセットで打ち上げる。460円。さぁて帰るぞっ！とお土産のはんぺん２つ1400円も買い、帰りの切符1100円を求め電車に乗る。2日目の出費3930円也っ！都合14410円の大旅行であった。万歩計初日12000歩、2日目14000歩で合計26000歩の大徘徊である。マァ、疲れに出掛けた様なモンですなっ！

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ホテルに到着。山坂上り詰めもう限界というギリギリで到着だっ！このホテルは、今年五月にも末っ子と来ているから要領は判っている。先払いなんだなっ！支払いが済むとオイラは単独で先ずは大浴場に飛び込み汗を流す。気持ちよい天然温泉に浸かり「アッー！」とか言っちゃって手足を伸ばす。未だ、夕方４時なので貸し切り大浴場だ。夕飯の食べ放題飲み放題は夜７時だから我慢だっ！とは言うものの、部屋に用意をしてあるお茶菓子四種類をモグモグと食べて昼寝をする。二人は人生論、宗教論をしていてオイラは寝ながら話を聴いている。本日の旅費は10480円であった。細やかな旅行である。

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二回の待ち合わせも上手くいき、三人の珍道中は始まった。小田原で降り先ずは駅前の古典的喫茶店にてモーニングコーヒーである。460円也っ！コーヒーはもとよりサラダ、厚切りトースト、サラダ、スクランブルエッグ、ウインナーだから安い。大徘徊も始める。小田原城に向けて古い区々を歩く、快晴となり傘は持たずに正解。小田原城ひ来たのは10年振りであるが、今日は日曜日で二の丸・三之丸では催しが行われているが、日本の古典的建築物の前でジャズやサンバの演奏は如何なモノか？立派な銅門をくぐり、常盤木門をくぐると目の前に天守閣が青空に白く直下立つ。立派だが、入場料が必要なので登城はせずに一服し箱根湯本方面の板橋駅まで歩く。箱根湯本までは小田急に乗る。220円は高いなっー！因みに住まいから小田原駅までは1100円である。箱根湯本駅に到着すると目の前には温泉街特有のお土産屋ズラリで雰囲気も盛り上がる。ホテルまでは山坂を20分程だからもう一服となり以前から気になっていた喫茶店「ユトリロ」にはいりアイス
コーヒー750円で一服。

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7時に起床、窓を開けて空を眺める。どんよりとした、今にも降りそうな空である。テレビを付けてコーヒーを沸かし、歯を磨き、顔を洗う。天気予報は如何なモノか？特に、小田原方面や箱根湯本方面は如何なモノか？怪しいっ！NHKの「遠くに行きたい」と「小さな旅」を立て続けに観る。庭から空も眺める。チョロっと雨が落ちる。ヤバいっ！そうは言っても今日は箱根湯本安旅館食べ放題バイキング三人東海道珍道中大徘徊の当日である。てるてる坊主はどうしたのか？天気の神様はどうしたのか？そうは言っても今日は、行くんだっ！重いバッグを抱えているんだっ！各駅ホームでの二回の待ち合わせは上手くいくのかっ！と思いつつ、傘は持たずに出掛けた。