梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

カルロス・ゴーンの逮捕と検察の常套手段

2018-11-28 10:37:22 | 雑記
日産の会長カルロス・ゴーン氏が逮捕された、
日産を立て直した救世主と言われたが私腹を肥やしすぎて法に触れたと言う事だろう、
営業のトヨタ、技術の日産と言われた日本の車業界草分けの企業が瀕死の状況となり
外資の傘下に下り、そこから来た人間にトップを明け渡した事はナショナリストではないと自任する自分でも悲しい出来事だった、
彼の手腕は確かに日産を持ち直したがその方法は冷酷非情と思われる方法だった、
「コストカッター」と言われるやり方は多分だが日本人相手だからと言う感もある、
コストは無駄の部分もあるが事業には最低限必要なものがある
その多くは人件費になるのは当然で原材料は既に落とすだけ落としてある、
無論外注苛めでそちらのコストも厳しい締め付けがあるだろうが生産に掛る人件費は一番のターゲットにされる、
それが無ければ利益率は上がらないと言うのはわかるが従業員を解雇し、下請けを追い詰めてもそうでなければ今の日産は無かったと言うのも結果として理解できる、
しかし、言わばその犠牲になった関係者からすれば彼の年収は納得のゆく話ではない、
今回の件が出る前から彼の報酬は報道から流れ出し納得できないのは一般国民の本音だっただろう、
しかし、その金額は実際の半分でしかも違法に貯えられていたわけだ、
この事件は日産経営者のクーデターだと言う話もあるがそうだとしても違法行為である事は間違いないのだからそれは自業自得と言うものだろう、
一方で検察庁の方法は世界基準からかけ離れた方法だと欧州各国から疑義が出ている
逮捕しやすい嫌疑で逮捕し拘束しておいて次々と別の容疑を持ち出して拘束期間を延ばすと言う方式は検察庁の常套手段だ
裁判所の許可が無ければ拘留を続けることは出来ないが最近の裁判所は検察と政治家には唯々諾々と従っているとしか見えない
政経官の結合は全く国民不在の様相であらゆる事はこの関係者の地位と資産を既得権強化にやりたい放題だと見える
この件で国際的な法曹界から「日本の司法は間違えている」と強く圧力を加えて貰いたいものである、
もう政経官以外はすでに栄養不良で戦える力は残っていない位にまで生きる力を奪われてしまっている、
これからの日本を支えるのは国民の総意である事を期待したいものだ

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