梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

議会制政治が機能しない

2011-06-08 11:07:08 | 雑記
今日の東京新聞特報版に「大連立の真の狙いは」と言う記事が出ていた、この中に原発の是非に絡んだコメントで民主党の中堅議員の話として「共産・社民両党とは考え方がまるで違うので話は出来ない」更に自民党のベテラン議員も「特に共産党とは社会に対する考え方がまるで違う」とにべも無い、と描かれていた、此れが我が国の国会議員だというのか、
自分達と意見の方向が違うから話は出来ないと言うのは「議会政治」を根本的に否定している事になるだろう、意見が違うから話す事は出来ないと言うなら与野党と言う関係は何なのだ、此れが今の我が国の政治だとしたら国会と言う議会は全く機能していないと言う事だ、そしてこの議員は議会政治の代議士ではない。
少数であっても国民が選んだ代議士の言う事は国民の発言、国民の意思だ、少数意見は一瞥にも値しないと言うのは政治ではない、いや近代社会人ですらないだろう、小学校のクラス会でも教師はそんな事は絶対に言わない、この様な議員の名前は公表して欲しい物だが公表すると言ったら恐らくこんな話しはしないだろうから此れは仕方ない、だとしたら我々有権者はここに書かれた「民主党中堅議員」と「自民党ベテラン議員」を手がかりに時期選挙では支持政党から除外するくらいしか出来ない、この有権者と乖離した日本の政治に対してどうして行ったら良いのか、
外国では「我が国ならとっくに暴動が起きる」と言うメディアの情報も散見する、議員先生方や高級官僚の方は「不満は言うが何もしない国民」と思っているかも知れないがそろそろ限度かも知れない。
国民がこの状況にどうしたら対抗できるか、税金を納めない事が一番だが給与所得者は天引きだこの手は使えない、カリスマが出ても今の日本人は行動できるだろうか?
封建政治の頃、「農民は生かさず殺さず」だと言われてきた、此れはそのまま引き継がれている様だ、フランス革命もロシア革命も為政者が国民を締め付けすぎた為に成功した「窮鼠猫を噛む」という状況になった為だがその辺は我が国の為政者は実に巧みだ、締め付け、搾取してそろそろ不満が限界だと気づくと小出しに緩める、
そろそろ我々も其処に気がつかなければならないだろう、もう古語になったが「一億層中流」と言う言葉が有ったが残る3千万人の連中がその一億人の総資産と同じかそれ以上の資産を持っている事に疑問を感じなければならない


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