
年度(収穫年) | 生産量(万トン) | 出荷量(万トン) | 備考 |
2021年(令和3年) | 698.6 | 702 | 減反政策の影響で生産量減少 |
2022年(令和4年) | 670.1 | 691 | 作付面積4.0%減少 |
2023年(令和5年) | 661 | 702 | 需要に応じた生産調整進行 |
2024年(令和6年) | 予測値:約650 | 予測値:約710 | 外食需要とインバウンド需要の回復 |
糖尿病のせいで此処7年以上は米食を取らないので我が家の家計にはあまり関係ないのだが報道だけを見ているとまるで飢饉になった様な様相だ、しかしテレビの報道は違和感が否めない
玉木氏の「動物の餌一歩手前」発言は論外だが街中での市民の意見と言うのを見ていると「備蓄米は古古米、古古古米だから買わない、新米のブランド米がもっと安ければ」と言う発言が殆ど全部だった、
(本当に米が無くて苦しんでいるのか?)と言う印象を持ったのは自分だけではないと思う
例えとして適切ではないかもしれないが「サンローランが高くなった」と文句を言うが「ユニクロやしまむらは安くても買わない」と言う庶民が要るんだろうか
実際には備蓄米(古古米)を売り出したら半日もしないで売り切れている、本当に主食が高くなって悲鳴を上げていた庶民が大多数だったのだ
報道はセンセーショナルな程視聴率が良いのかもしれないがそれでは本来の「報道」とは違う
新聞では「新米を安くしろ」などという庶民の意見は出ていない、新聞報道は1日単位で有る、画像でもない、備蓄米放出の効果を時間軸に沿って報道する、
こんな事をやっているからTV放送は視聴者から呆れられる、フジテレビの「面白くなきゃテレビじゃない」と言う看板がその最たるもんだ(下ろしたらしいが)
物の価格はコストの積み上げと中間利益で決まるのが本来のはずである
米生産コストが玄米5㎏で2000円が厳密に言って妥当かどうかは別として、それが小売価格で倍になると言う事が妥当かと言うと中間卸業者の利益が小売価格暴騰の年に1.5倍になった事とたった1年で倍になる正当性が証明できないと言う事からして「妥当ではない」と言う事は明白だろう
しかし国の示している表にもある様に国内需要に対して生産高がおいついていない事実があるのに国は減反政策を推し進めている
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