彼岸の墓参は暖かくなった、
駐車場の隅にクリスマスローズが数株咲いていた、
初めてこの名前を聞いたときは名前だけ聞いたので素敵な名前からどんな美しい花かと想像していた、
きっと(クリスマスの夜雪景色に映える可憐な美しい花なんだろうな)と思っていたら花屋の店先で実物を見た時にはちょっと驚いた、
小さな薄い緑色で斑紋がある実に地味な花だった、花弁の斑紋は蒟蒻の花を思い出させた、
名前の由来を見たら北欧のクリスマス時節に咲く花と言うのはこの花だけで貴重な花だと言う事で「クリスマスに咲く花」に薔薇の称号を与えたらしい
シチュエーションだけは有っていたがとても薔薇の花とはかけ離れた花だったが今では改良されて色んな色がある、
緑の花も最近は幾つか現れてきてはいるが自然界ではあまり見かけない、葉の緑の中では花の意味合いが無いのだろう
この寺は女房の実家の菩提寺である、一緒に住んでいた義母と60歳で他界してしまった義兄が入っている、
無論先祖代々だからもっと居るのだが自分が知っているのはお二人だけだ、
女房は私の籍に入っているのでこの墓には入らない、
今国連から勧告があったり有識人から話題になっている「夫婦別姓・選択制」とは我が家は縁が無い、
女房はごく自然に私の墓に入るつもりでいるのだが自分は末子である、
我が家の墓は長男の居た姫路に行ってしまい故郷の墓地には何もない、
あそこに有ったら女房が入るかどうかわからなかったが幸い互いに末子どうしだったこともあってこの寺に納骨堂式の墓を買った、
「墓はいらないから死んだら海にでも撒いてくれ」と言ったら娘に「本当にめんどくさい親父だ、お母さんはどうなるのよ」と言われて数年前にこの寺が新設したのを機会に買っておいた、
毎年彼岸の墓参(暑いので最近盆は不義理である)ついでに自分の墓参もしてくる、大きな板碑に二人の名前が刻んである、
逆襲供養と言うのは生きているうちは赤字で戒名と俗名が彫られていて実際に亡くなると彫り込んで朱を消すのだがこの寺院はそのまま俗名だけ彫り込んである、
従って並んで彫られているご同輩が果たして入っているのか未だ生きているのか解らない
まあ、それでいいのだろうな、
因みにこの寺は浄土真宗だが宗派の方法かもしれない、
一応自分の名前に手を合わせて、「まだ暫くは入る気はないからな」と告げて帰って来た
駐車場の隅にクリスマスローズが数株咲いていた、
初めてこの名前を聞いたときは名前だけ聞いたので素敵な名前からどんな美しい花かと想像していた、
きっと(クリスマスの夜雪景色に映える可憐な美しい花なんだろうな)と思っていたら花屋の店先で実物を見た時にはちょっと驚いた、
小さな薄い緑色で斑紋がある実に地味な花だった、花弁の斑紋は蒟蒻の花を思い出させた、
名前の由来を見たら北欧のクリスマス時節に咲く花と言うのはこの花だけで貴重な花だと言う事で「クリスマスに咲く花」に薔薇の称号を与えたらしい
シチュエーションだけは有っていたがとても薔薇の花とはかけ離れた花だったが今では改良されて色んな色がある、
緑の花も最近は幾つか現れてきてはいるが自然界ではあまり見かけない、葉の緑の中では花の意味合いが無いのだろう
この寺は女房の実家の菩提寺である、一緒に住んでいた義母と60歳で他界してしまった義兄が入っている、
無論先祖代々だからもっと居るのだが自分が知っているのはお二人だけだ、
女房は私の籍に入っているのでこの墓には入らない、
今国連から勧告があったり有識人から話題になっている「夫婦別姓・選択制」とは我が家は縁が無い、
女房はごく自然に私の墓に入るつもりでいるのだが自分は末子である、
我が家の墓は長男の居た姫路に行ってしまい故郷の墓地には何もない、
あそこに有ったら女房が入るかどうかわからなかったが幸い互いに末子どうしだったこともあってこの寺に納骨堂式の墓を買った、
「墓はいらないから死んだら海にでも撒いてくれ」と言ったら娘に「本当にめんどくさい親父だ、お母さんはどうなるのよ」と言われて数年前にこの寺が新設したのを機会に買っておいた、
毎年彼岸の墓参(暑いので最近盆は不義理である)ついでに自分の墓参もしてくる、大きな板碑に二人の名前が刻んである、
逆襲供養と言うのは生きているうちは赤字で戒名と俗名が彫られていて実際に亡くなると彫り込んで朱を消すのだがこの寺院はそのまま俗名だけ彫り込んである、
従って並んで彫られているご同輩が果たして入っているのか未だ生きているのか解らない
まあ、それでいいのだろうな、
因みにこの寺は浄土真宗だが宗派の方法かもしれない、
一応自分の名前に手を合わせて、「まだ暫くは入る気はないからな」と告げて帰って来た