梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

日本の信用は地に落ちた、政治も企業も

2018-11-05 10:57:44 | 雑記
日立化成と日本企業の不正が相次いで発覚している、
世界で日本の企業モラルと信頼度が揺らいでいると言うより既に崩壊しているだろう、
日本を追いかけてきている国の信頼度を喧伝している日本企業の信頼は地に落ちた、
この信用を取り戻すのは大変な時間と努力が必要だ、
だがその努力をしているとは見掛けられない、カメラの前で頭を下げても腹の中では
(なんでばれたんだ)位しか思っているまい、
一度犯し台湾の列車事故で制作した日本車両製造、免振ダンバー不正のKYB、神戸製鋼
100年の信用も一回の不祥事で全て壊れる、落ちた信頼を回復するのには100年かかる、
個人レベルで考えれば良く解るだろう、嘘ばかりで信用できない人間がまともに行動したとしても周りは「あいつの言う事は宛てにならない、今までを見ろ」と言われる、
要するに「狼少年」だ、
ずっと親の代から信頼を築いてきても一度裏切れば「あいつもいまは信用できない」と言われるだろう、
何故日本企業はこんなになった、内部留保が毎年の様に積みあがっても社員の甘言をしない、
儲け第一でバレなければ品質は落としてもコストを下げろ、
過労死レベルでも「首になりたくなければ働け」と言う体質になったのは恐らく小泉政権の時の新自由主義、規制撤廃からではないか、
日本的経営、家族主義的雇用関係は永く継続する企業を支えてきただろう、
人間には必ず優劣が有る、しかしそれをも包括して企業は成長しその包容力は懐の深い企業体力を保証ししれが信頼につながっていたのだろうと思う、
企業も個人も資産のアンバランスが極端になっている、アメリカナイズされた新自由主義はアメリカ国内で世界の資産トップ100の半分以上と超貧困層が国民の半数と言う国になっている、
企業もトップ企業は殆ど創立経営者に集まる金は通信と言う人件費の掛からない企業に集中する、
日本でもこういう個人がレベルは違うが現れているが殆どは金融シンジケートによる寡占化になり半数の国民が貧困層になりつつある
その結果が日本企業、いや日本国そのものの信頼性の崩壊だろう、
財閥、国粋主義者の言うものではない本当の日本人が持っていた生き方を見直す必要があるだろう、
誰かが言っていた日本人の本質武士道、葉隠は明治前の話だが武士は日本国民の1割程度だ、
庶民の心、「おぬしも悪じゃのう、越後屋」ではない商人文化の包容力が本質だったのではないか

やはり資産課税にするのが良い