梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

原発と原爆、産業界と国の意図

2012-07-21 17:46:50 | 雑記
原発をどうしても存続させたい政府と経済界の意図が良く解らない、国民の大多数が反対し安保闘争以降最大と言われるデモ、其れが自発的に起きている、
電力不足を言い立てる電力会社と経済界だがその数字は全て電力会社の出す数字である、しかも今回の猛暑でも結局大飯原発の発電量を差し引いても間に合っていた、その事実を言われても無視して経済界は「0%・15%は非現実的な数字だ」と言う、国民の総意を無視しどんな数字も無視し、使用済み廃棄物の処理方法も無いままで進める事がどうしてなのか、
ふと前に何処かのブログで見た話を思い出した、荒唐無稽では無いが若干穿ち過ぎだと思っていたが強ちそう穿った話では無いかもしれない
「原発をどうしても存続させたい理由はアメリカの意向だ、原発が無ければ日本に核物質の保有は出来ないが原発の為であれば非核三原則には抵触しないで多くの核物質を持てるからだ」と言う趣旨でもう少し内容が有ったと思うが今私が”そうかもしれない”と思うのはこの部分だ、
確かに原発と言うのは「核の平和利用」と言う言い方通り「核分裂エネルギーをゆっくり取りだす」装置で内容とパフォーマンスは核爆弾そのものである、核燃料はウラン235のペレットを金属管に収めた物を臨界状態まで集めて間に減速材を入れた物である、減速材を完全に取り払えば暴走しいわゆるメルトダウンを起こす事は知られている、此れを意図的にペレットだけを集めて臨界量を幾つかに分けておきTNT等で爆発的に衝突させれば一番簡単な「広島型原爆」になる
今日本には54基、震災で4基は廃炉になるがそれでも50基ある、簡単に言えば我が国は50発の核爆弾を保有している事になる、国に意図が有ればそれは簡単に変換できる筈である
我が国は自前で人工衛星を打ち上げる技術力もある、それもトン級の打ち上げ能力であり他の国とは違い固形燃料のロケットである、打ち上げ(発射)の準備は液体燃料ロケットに比べて保管しやすい物だ、此れが米国のコントロール下にあるとしたら確かに「脱原発」は絶対に阻止するべき物になるだろう、最近集団的自衛権も武器輸出の規制もなし崩し的に法改正がされている、
軍需産業はいかなる時代でも産業の米櫃だ、これらを合わせ考えると産業界と政府の原発推進はベクトルが解る気がする、東芝、日立、三菱となれば自衛隊装備の基幹企業だ強ち「穿ち過ぎ」な考えでも無い様な気がする、そうでないなら何故あれだけ強硬な意見を繰り返すのか解らない