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梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

お酒:10-紹興酒

2010-10-01 09:12:37 | 雑記
この酒も古谷光敏氏のレモンハートで知った、老酒の一種なのかと思っていたが飲んでみると全く違う感じがする、老酒は20代の頃中国料理店と言うちょっと金の掛かる店が多くあって会社の忘年会で始めて此処で初めて飲んだ、コース料理と言う奴で色んな料理が出て来る、その時に上司が老酒を取った、当時はこう言う飲み方が一般的だったか、暖めて氷砂糖を入れたグラスに注いで飲む、此れは匂いが強くなった上妙に甘い、自分には全く合わなかったので(老酒と言う酒は自分には合わない)とずっと飲まないで来た、ところが漫画の中ですこしボケ役の松ちゃんが同じ様な事をマスターに話したら「だまされたと思って飲んでみれば」と提供されて彼はその味に驚いてその後も飲み続ける事になる、「紹興では女の子が生まれると老酒を造りかめに入れて庭に埋めておいて結婚式で振舞う風習が有る」と言う話も書いてあった、この漫画を見て試しに買って見た、宝酒造の塔印と言う物で600円程度だったかな、最初は薬臭いと言うのが第一印象だった、しかしせっかく買ったので最後までと飲み続けたらこの瓶が終わる頃には妙に気に入ってしまった、直ぐもう一本買って来て飲み始めた、一緒に飲んだ女房はどうしても匂いが駄目と言っていたのだが私が余りに美味そうに飲むのでと付き合っていたらやはりはまってしまった、この宝酒造の物は一升瓶も合ってそれを買っていたが遊びに来ていた義兄が「仕事の関係で貰ったが俺はとても飲めないので」と持ってきたのは陶器の壷に入った輸入物だったが此れは瞠目する味だった、別物だと感じてそれから彼方此方で探して買ってきては飲んだのだが最近は何とビールの小瓶程度の大きさで350円なんて物もあった、此れも買って来て飲んだ、結論としては価格と味はあまり関係ないという事だったな、結局一番何処でも手に入る宝酒造のパコダを買っている、醸造酒は残ると言うが此れはそれ程残らない、最近近くの中華料理の店で同じ宝酒造の老酒を取って見たが今飲むと結構美味い、昔中華料理店には「老酒」とパイカル(白乾と書いたかな)有ったが当時はこんなに飲みやすくは無かった気がする、飲みやすくなったと言う事は本来の味から離れたのか、それとも本物が入り易くなったのかは分からないがお陰で楽しむ酒は増えて有難い、財布には有難くないが。3日ほど前に赤ワインのポリフェノールは認知症に効果が有ると昔から言われていたが科学的に証明されたと言う記事が出た、此れで又飲む言い訳が出来た、赤ワインを毎日ワイングラスに2杯飲むのが認知症予防に効果が有ると化学的に証明されたのだったら予防医療として健康保険が利かないモノかかと言うのは少々無理か