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梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

「テキサスの黄色いバラ」と「4つのバラ」バーボンの話

2020-05-11 09:18:24 | お酒
通勤路に今度は薔薇が咲き始めた、黄色のバラが見事に咲き乱れている

50m位離れて今度は赤いバラが咲いている

当然この組み合わせだとバーボンを思い出す
フォアローゼスとイエローローズオブテキサスと言うバーボンは若いころバーボンを片っ端から飲んでみた時に出会った
IWハーパー、ワイルドターキー、などのバーボンより上品な味だった気がする
何しろずいぶん昔の事で定かではないがそんな気がする、
そのころ珍しい酒として多くの酒があったのは大森西にあった「中屋」」と言う大きな酒問屋だがどちらかと言えばスコッチ系が多く
バーボンは久が原にあった小さな夫婦で切り盛りしていた店が揃っていた、此処で「イエローローズオブテキサス」を教えてもらった



こんなラベルだったか、フォアローゼスのラベルはこんな感じ

そんなに上手うまい咲き方は見つからない

日本語にすると「四つのバラ」より「テキサスの黄色いバラ」の方が何となくすわりが良い、ちょっとした物語か曲の名前の様な感じがする
もう一度バーボンを端から飲んでみようか

飲み始めて50年にもなった

2020-04-09 11:16:45 | お酒
ウィスキーが無くなったのでYAMAYAに寄って来る、
酒蔵替わりのホワイトボードに何種類か無いと寂しくなる、
ワイン・ブランディー・焼酎・ウィスキーとジンかラムがある
飲み方はその日によって変わるが今は大抵湯割りである、
YAMAYAが特売していたスコッチが無くなったので今度は地ウィスキーを探す
値段も安いので毎回新しい奴を買う、今回は山梨のものだった
37度なので昔の基準なら二級と言う所か、
下の棚に髭のブラックニッカがある、価格は千円だが今回はパス
考えてみたらこのウィスキーは恐らく50年以上飲んでいない、
昭和38年日立製作所の臨時工員として上京し江戸川区上一色町と言う所の借り上げアパートの寮に住んだ、
6畳と小さなお勝手の付いた部屋が中廊下を挟んで両側に10部屋、
突き抜けた所がトイレと流しになっている
アパートを入った所に娯楽室と言うなまえで12畳の部屋あがあった、
未だモノクロのテレビが置いてある以外は只の和室だがテレビのある部屋などある訳もない時代で仕事を終えると隣の銭湯から帰ると三々五々と集まってテレビを見る、
給料日の後はみんなで金を出し合って摘みとウィスキーを買ってきてワイワイとやった、
酒は一番安い「サントリーレッド」か「ホワイトニッカ」で摘みはピーナッツとスルメだが火が無いのでそのままである、
水割りと言う飲み方がなくハイボールかストレートだった、
この2つは500円、更に安い「トリス」があって350円だったが内容量が違うので結局こっちの方が安かった、
(因みにケネディー大統領の暗殺事件はこの娯楽室で見ていた、)
そのうえがサントリーホワイト、次は角だったがその内オールドとカスタムサントリーが出た、
22~23歳ころ仕事を変えて大田区に住みだしたころ外にのみに行くようになると若い財布で行くところは「コンパ」と言う形式のところだった
本来はカクテルバーの普及版の様なところで女の子を誘ってゆくのに適していた
その前は飲み屋か料亭か焼き鳥屋位しかなく女の子と行くとしたらお好み焼屋でビールが定番だった、
コンパではしゃれたカクテルがあって女の子は甘いロングカクテルや見た目の良いショートカクテルで自分たちはロックで「ダブルで」とか気取っていたのがその内キープボトルが出てきてこれに移ると女の子たちも水割りで飲むようになった、
その時のボトルはオールドや角もあったのだがホワイトが財布にあっていた、
あれから既に50年近く経つ、ボトルはオールドになり、家のみは面白半分に色んなものを買う、
輸入ウィスキーの税制がかわり高値の花だったジョニ赤もジョニ黒もずいぶん下がって中にはオールドより安くなってきた
シーバースリーガルもピンチも飲んでみた、スコッチの有名どころは一通り飲んでみて
バーボンに行って、ブランディからリキュールを渡り歩いて結局(アルコールであればなんでも良い)と言う所にたどり着いて今は地ウイスキーをあさっている
コンセプトは兎に角「安い」と言う基準でかつ聞いた事の無い奴である
「此奴はいけるぞ」と思っても次々と買うので再度買う事はあまりない、
そろそろ強い度数のものがきつく成ってきた、が元々低い度数の酒は面白くない
かみさんに「本当に面倒は人ね」と言われながら楽しんでいる

狭いながらも楽しい我が家♪

2020-02-17 15:33:51 | お酒
狭いダイニングと言う程でもない部屋の隅に人形が置いてある、

この写真に写したのはその本体ではなく中途半端に空いたスペースに昔伊豆の城ケ崎で買った焼き物のジャズバンドのボーカルを置いたモノ
しかしまだなんか寂しい、ダイソーで枕元の読書灯があったので買ってきて置いてみた
昔秋葉原でガス灯の形をした飾り灯があったのだが引越しを繰り返すうちにどこかに行ってしまった
どのみちそれは電線がついていたのでこっちの方がまとまる事になった
最近は椅子に座って2時間もすると腰が痛くなって床に横になってしまう
座椅子の背中に頭をのせてテレビを見ていると少々首が痛くなってくる、
首を休ませるためにちょうど良い高さにこのセッションが見えるようになった、
どうと言う事ではないが何となくいい感じがする、
狭い生活圏だがなれればこんな事でも結構楽しめるものである
ニュースはろくな話はない、政治は安定過半数の強みか非合法だという事を押し通し弁解すらしない
新型ウィルスは猛威を振るいその影響はじわじわと世界の経済に浸透してくる
経済が冷え込んで増税で消費は下がる
観光立国を目指してぶち上げた経済目標はあっという間に崩壊し追い込まれてしまう
安い酒でぼんやりとこんな人形を眺めながら見る夢は暗くなる話ばかり、
人生100年になったとしても「生きてりゃいいこともある」どころか「苦役が伸びるだけ」ではありがたくもない
70を超えても働けと安倍政府は言うが体が何とか動かせるうちに少しは夫婦で楽しみたいのだが
体がアチコチ傷んでくれば更に金がかかる、
座頭市じゃないが「あ~あ、いやな世の中だね」と言いたくなるね


シナモンとブランディー&ラム

2019-11-14 16:35:31 | お酒
ジン、ラム、ブランディ、焼酎といろんな事をやっているが何か変わったものが飲みたくなった
リキュールと言うのは蒸留酒に何かで味や香りをつけたものだ、
昔から色んな酒が出てきているので当然「こいつは珍しい」と言うのはあるまい、仮にあったとしても自分が浅識だっただけだ、
と言っても酒屋で探してもなかなか珍しいというのにはぶち当たらない
色んなものがあるが大抵飲みやすくするために甘くしてしまっている、
砂糖であろうと蜂蜜であろうと果物であろうと甘い酒は好みに合わない、
コーヒーリキュールがあるがこれは凄まじく甘い、ウオッカには結構色んなものがあってブランディと混ぜたものからペルツフォフと言う鷹の爪が入ったもの
当然レモンは定番、命の草と言う芝生様のものの入ったズブロッカもいい香りだがもっと何かないか
前回書いた「桂花陳酒は金木犀のいい香りがするが度数が低いうえにとっても甘い
いろいろ考えてシナモンの香りをつけてみることにする、
こいつはネットで見るとウィスキー、それもバーボンが良いと書かれている、がそれでは面白くない、
まずはラムに入れてみる、シナモンは皮を丸めたシナモンスティックと言う形で売られているので簡単だ
しかし新しいラムをそのままやって失敗するのは若干悔しいので昔焼酎用に買っておいた陶製の瓶を使う事にする
中身はフランスのホワイトラム、ネットでは40度以上のものを使って1ヶ月くらいがいいと書いてあるがやはり気になって3日目に飲んでみたがやはりまだまだだ
半月経ってようやくシナモンの香るラムが出来たがちょっと苦みがあるな
シナモンスティックがまだ残っていたので飲みかけのブランディに入れてみる

これは一昨日なのでまだ駄目だろうな、しかし気になるから明日当たり多分なめてみるだろう
次は泡盛の40度のやつに何を入れるか?ワサビの茎なんかどうだろう、本体は少しきつすぎるかもしれないが、伊豆でも行ったら買ってみるか
結果はその内、また何か思いついたらやってみるので何かあったらリクエストをお願いします

芋焼酎を買ってきた

2019-10-31 08:52:56 | お酒
行きつけの酒屋で芋焼酎のセット売りをやっていた、
千円提訴を組合せ自由2本で1500円、900mlだからまあ手ごろか、
殆どが薩摩のもので初めて見るモノがほとんどだったので買ってみる

こちらは飲んでみると匂いと刺激をおとなしくした薩摩白波に近い、
湯割りにしたら結構いける、
かみさんはずっと麦なので飲ませてみたら「美味しいね、麦に戻るとちょっとつまらないかもしれない」と言う

次いでこちらもあけてみる、
こちらは紅芋で白麹だそうだ、こっちのほうが若干おとなしい、
その分含味がふくよかな気がする
結局三日で両方とも開けてしまった、2本で3千円程度を2千円でもやっていたのでこちらを買ってくるか
酒は何でも飲む、特にこれが好きだというのもだめだというのもないがあまり甘い奴はだめだ
度数の低いのもあまり飲まない、酔うまでに腹がいっぱいになってしまう事もあるが味自体がつまらない
しかし糖尿の数値が上がったので醸造酒を控えることになってウィスキー、ジン、ラム等と焼酎を主にしている
いろんな原料の焼酎があるが芋は独特の癖があるのでなかなか手が出なかったのだが最近は飲みやすくなった
子供のころの我が家は赤貧で酒好きの親父が飲むのは合成酒だった
いくら位だったかわからないがガラスの徳利型に入った「ゴードー」と書かれたやつか樽から升に入れて飲むモッキリで飲んでいた
村に一軒だけある雑貨屋は酒屋でもあって摘みもなしで立ち飲みができた、
自宅のバス停から一つ先の子の酒屋で飲んで帰るのが親父の日課だったがある日全く金がなくなって
家に帰ったが我慢が出来ず「同じ酒だ」と言って味醂を飲んだことがあった、「甘え、不味い」」と言いながらそれでも飲んでいたことを思い出した
思い出すと面白い話だが掘立小屋で裸電球の下で味醂を飲むなんて生活はやっぱりやりたくなかっただろうな、
まあそんな生活からだったからどうなっても自分の生活が下降するという事はなかった、
手の届く距離にある豊かさはホンの僅かだったから今の生活は何の不満もない
それがいいのか悪いのか、残りはもう少し楽をしたいという気持ちと(働くことはやめられないだろうな)と思う気持ちがあい半ばだな
かみさんにはもう少しいい思いをさせてあげないと約束と違うかな