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梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

金木犀

2022-09-30 14:10:09 | お酒
7時過ぎ帰宅するとすっかり暗くなった団地の植え込みから金木犀の匂いが漂って来た、

区営団地の植え込みには金木犀が植えられていて季節になると毎年上品な香りを漂わせている、

朝出かける時には気づかなかったがやはりあの匂いはしていたのだろうか、
もしかしたら周りの景色が闇に隠れた時の方が馥郁たる香りは強く感じられるのかもしれない、
“ああ、今年もこの季節か”と思うのはいいが間髪を入れず頭に浮かぶのはあの甘い桂花陳酒である、
        
情緒もなにものん兵衛には酒を飲むいい訳だ、「酒なくて何の己が桜かな」である
西欧の作家だったと思うが「酒を飲むのには三つの言い訳がある、一つ目は良いことがあったから、二つ目は嫌な事があったから、三つめは何にもやることが無いから」と言うのがあった、
そういえば昭和の頃「日本全国酒飲み音頭」と言うのもあった、
「1月は正月で酒が飲めるぞ~」と言う様な歌詞が毎月分続いて確か何処かに「やることが何もないから酒が飲めるぞ」と言う歌詞もあったと気がする、
ようするに酒飲みは酒については意地汚いのである、
今日はジンが無くなったのでこの間買って気に入っていたドイツのジンでも買って帰ろうかと思っていたが、(桂花陳酒も悪くないか)と考えている、
沈丁花の酒でもあればまたそれを言い訳にのめるんだがネットで検索してみるか


マユハケオモトと金木犀

2021-10-11 10:02:56 | お酒
最近になって咲き始めた花を見つけた

サボテンかなと思ったが調べたら「マユハケオモト」と出ていた


万年青の一種だったんだと思ったら「ハエマンサス」と言う彼岸花科の花らしい




此方は日々草だと思う、本当に1年間通勤している道路脇にずっと咲いている

金木犀はそろそろ盛りを過ぎた、木の下を黄色に埋め尽くして散っている
馥郁とした香りもそろそろ終わりか
金木犀の香りがするといつも思い出すのは永昌源の「桂花陳酒」と言う酒
つい飲みたくなって買い求めてしまう事が何度かあるが必ず後悔する
香りは素晴らしいが如何にせん甘すぎる、もう少しすっきりしていれば良いのに
此処の所ずっとラム、ジンに偏っていたが先日YAMAYAで泡盛のセールをやっていたのを契機にこれに凝っている
今飲んでいるのは「島唄」という奴、すっきりとした飲み口が気に入っている
30度あるのでストレートで飲むと言うより嘗める様に飲むのだがその割に減りが早い
少々飲み過ぎかもしれないがまあ1日の締めくくり、良い事にしよ

なんだい!意気地なし

2020-09-13 11:08:26 | お酒
30代になろうという頃、住んでいた町に行き付けの店があった、
スナックと言う体の店で交番の隣と言うなんとも言い難いロケーションの店で小股の切れ上がったという感じのママさんと20代の女の子がいた、
あまり治安の良いという町ではないが入口の脇が交番だからこれは良い場所である、
入ると左手に長いカウンターがあり、右側の壁に沿ってゆったり4人座れるボックス席が3つ、
未だカラオケは流行っていない時代で抓みと言えば日替わりの煮物か焼き魚、ハム・チーズか乾きものと言った程度しかないが客は結構入っていた、
ママさんは多分30代後半位、元粋筋ではないかと言う和服の似合うちょっといい女、
女の子は二人とも20歳を少し回ったという触れ込みだったが後で聞いたら18歳と19歳だった、
気立ても愛想もよい子たちだったが客のお目当てはみんなママさんだった様だ、
旦那さんは銀行員らしい、一度用事で店に顔を出したが(成程)と言う人だった、
子供は小学生の女の子と男の子が一人ずついるがその分が色香を増しているいい女である、
大体週に2~3回通っていたが大抵同じ様なメンバーが揃う、
1年位通った時分に誰からとなくみんなで旅行でもしないかと言う話が持ち上がりママも一緒に行くという事になった、
馴染み客は自分も居れて6人、ママと女の子2人と小学生の子供も一緒に茨城の袋田の滝温泉に一泊旅行となった、
各々自分の車で古顔の客がママ家族を乗せて女の子は別の車で行く、自分は連れて運転と言うのが苦手で直接現地に行くことにした、
川ぎわの古い木造旅館で露天風呂があった、
ひとっぷろあびて宴会になりワイワイと飲んでいたが11時ころになると三々五々と部屋に引き上げて行き最後にママと自分だけが残る形になった、
自分は結構酒に強い、未だ体力も十分にあった頃はほぼ飲み潰れたという事はなく相手がいれば何時間でも飲めるのだがどうやら粋筋上がりのママさんも同じタイプらしい、
なんの話をしていた覚えていないが粋遊びの話から若気の失敗とか結構きわどい話をしていた気がする、
12時を廻り帳場の火が落とされて酒の追加も出来ず銚子が空になったのを機に寝る事にしようとなった、
「寝る前にひとっぷろ浴びてなるか、どうだいママも一緒に」と軽口をたたいたら「うん、そうしよか」と返されて本当に立ち上がりそうな気配になった、
ほんの軽口だったのでちょっと焦り「冗談、冗談、皆に殺されるよ」と手ぬぐいを担いで廊下に出たら後ろから「なんだい意気地なし!」と一発、
笑ってごまかして風呂に向かったが少し期待したママは来なかった、
(意気地なしか、まあそうだな)と思いながら風呂に浸かって宴会場に戻ったら当然だがいなかった、
あくる朝は何にもなかった様に旅の残りを続けたがあのまま一緒に風呂に浸かったらどうなったんだろう、宴会場の話の続きをして「おやすみ」と別れたかもしれないし、30の男と40前の女だからそれなりになったかも知れなかったがまあ、あれでよかったんだろうな
そんなところまで行ったらその後行きつけの店の敷居が高くなったかもしれないがママだったらそれ程のもんでもなかったかもしれない、だとしたらちょっと惜しい事をしたと若干後悔、

辛いジンでブラッディ・マリー

2020-07-14 16:39:07 | お酒
コロナ騒ぎで遅れていた娘の父の日小遣いがやっと届いたのでちょっと高い酒を買ってみる事にした、

前から気になっていた「六」と言うジンを買ってみようと「やまや」に行く、

しかしジンでこんな価格の奴は買ったことはない、少々迷って他のジンを見ていたらイギリス製のジンが「西洋わさびがピリッと」と書いてある、



わさびと言えば日本だけかと思ったのだがあの辛みの有るジンがあると言うのでこっちを買ってみた、価格は「六」と同じ4千円、

帰ったらさっそく開けてみる、香りはジン特有の松の匂いはしないしワサビの匂いもしない、

呑んでみるとこれは辛い!ワサビの突き抜ける辛さではなく殆どトウガラシの辛さだ、

水で割ったり炭酸で割ったりしたが辛さが残る、試しに焼酎に垂らすが合わない、

内心(これは外れだな)と考えたが如何にしてもそれは残念だ、

(これはペルツウヲッカに近いな)と気が付いた、それならブラッディ・マリーだ、

翌日トマトジュースを買う、拘ってデルモンテだ、それにレモンを買ってきて薄く切る、

うん、これはいける、ペルツと飲み比べた訳では無いし飲んだのもずいぶん昔だがこれはこれで結構いける、

最初はジュース4にジンを1くらいだったが段々濃くなっていって最終的には2:1くらいになった、

摘みは晩飯のおかずの筍と干し椎茸に切昆布を薄味で煮たもので飲むがトマトジュースが腹に来るので途中から揚げた南京豆になる、

酒蔵の残りが減って来た、ウィスキーを追加するか、ラムも欲しい、毎日気が向いたやつを飲むのが楽しいのだ、

しかしワインや日本酒の醸造酒があまり飲めないのでちょと寂しいが検査数値が正常値に収まったから又飲み始めるか、

ワインの白と赤を買ってこのジンを入れたらどうだろう、

(やっと正常値に落ち着いたのだから止めといた方が良いか)と逡巡しながら今日も飲む、


最近あまり酒の話をしていなかったので

2020-07-10 09:34:14 | お酒
最近酒の話をあまり書いていなかった、けっして飲んで無い訳では無い
晩酌用には焼酎を必ず置いてある、出来る限り「本格焼酎」乙類である
しかし、小遣いが入ると何かないかと酒の専門店にいいって買ってくる
有難いことに最近はかなり酒が安くなって来た、酒税が下がったおかげで特に輸入の酒が安い
また、醸造の量的なハードルが下がって地ビールや地ウィスキーが増えて来たのも大変ありがたい
ジョニーウォーカーの赤と黒は有名だが特にジョニ黒と言えば昭和の時代高根の花だったが今ではかなり安くなった、サントリーオールドの方が高かったりする
このジョニーウォーカーはネットで見つけた

ブランディーの樽で熟成したと言うが元が赤なのか黒なのかわからない、
ジンも好きで色んなメーカーの物を買って来た
ジンライムから始まったのでサントリージンからだったがジントニックやロック、ストレートで飲むようになるとジンそのものの個性が面白くなる
まずはゴードンだった、kぉれが一番松の匂いが強く暫くは一番好きだった
もう一方の有名ブランドと言えばビフィーターでこっちはそれほど松脂の匂いはしないが薬草の匂いがすっきりとしている
この間ヤマヤで見つけたのはオールドと書いてあったので購入、千円もしなかった、

しかし私にはレギュラーの物より飲みやすくほぼストレートで飲める
ラベルにボンベイと読めるがボンベイサファイアと言えば結構名の通ったメーカーだが私の勘違いか?
そしてもう一つがストロベリーの香りのジンだというビフィーターもあった

確かにストロベリーの香りがするが甘くはない、こっちはレギュラーより200円程度高かった
実は近くの西友でビフィーターのプレミアムと言うのが置いてある、こっちは3000円近い
買ってみようかとも考えているのだが今国産のジンがいろいろと出ていてこっちの有名どころが大抵3000円以上、中には8000円代もある、
興味があるのだが少々(ジンになあ)と買っていなかった
”それなら今話題の「六」と言う奴を買うのが先決ではないか”と言う事になって未だ手を出していない
京都とか宮城とか地ウィスキーならぬ地ジンがいろいろ出ているのでまずはこちらから買ってみようかと考えている次第である