『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『しあわせの隠れ場所』]

2010-03-11 19:39:42 | 物語の感想
☆良い映画でした^^

 優しさに溢れたテューイ家の母親役を演じたサンドラ・ブロックは、この作品で今年のアカデミー主演女優賞とのことですが、「女王」の如く美しかったですよ^^

 今まで、「馬」とか「ホース」とか、「鼻の下が長い」とか言って、すいませんでした。

 役柄もあるのでしょうが、魅力的だった。

 実話だそうで、暗くなった冬の寒い日に、通りで行き場を失っていた黒人青年を引き取った家族の物語。

 私は、斜に構えてみる男なので、『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』を思い出してしょうがなかったのですが、

 この黒人青年(クイント・アーロン)、母性本能をくすぐるような素朴な魅力に溢れている。

 心は少年、身体はオトナ・・・、と言う、年頃の娘のいる家庭において、また、子供好きらしい性格も含めて、危険な立ち位置ながらも、

 その素直な立ち居振る舞いで、家庭や大学、その恵まれた体格からはじめたアメフト部で、次第に「社会」に受け入れられていく。

   ◇

 テーマは、重層的である。

 サンドラ・ブロック演じる母親は、この物語の中心となる個性の一つでしかない、

 その夫や、娘と息子、大学教授たち、アメフト部のコーチ、民主党員の家庭教師、それぞれの物語が際立っている。

 特に、おそらく、今年の「ナカデミー賞」(クリック!)の美少女ナンバー1と噂されるリリー・コリンズ演じる娘とのエピソード一つとっても、深みをもって描かれている。

 家族に迎えることになった巨大な体の黒人青年マイケルへの、ティーンエイジャーの娘の複雑な思い。

 感謝祭の食卓で、家族で輪になって手を結ぶときに、触れ合う少女と黒人の手。

 そして、この物語のテーマと言うべき、「争いを好まない牛」の童話を、リー・アンから聞かされるマイケルの姿に、幼少時を思い出し、扉の陰で聞き入る娘のシーン。

 最初は怖がられていたのに、いつしか公園の子供たちとも仲良くなるマイケルの姿を好意的に見つめる瞳。

 そして、同年代の黒人が家庭に入ってきたことに、口さがない噂を立てられながらも、図書館でポツンと孤独に勉強しているマイケルの横に意を決して座り、「家ではいつも一緒に勉強してるじゃない^^」と言うシーン。

 私は、このようなシーンで泣く。

 孤独なる魂は、一人の美しい存在が認めてくれただけで、人生が一変する。

   ◇

 マイケルは、母性本能に訴えるような存在でありながら、同時に、「母性本能」も強い。

 「争いを好まない牛」でありながら、家族(仲間)の危機に対しては、防衛の力を最大限発揮する。

 アメフト部でなかなか闘争心をもてないマイケルに、「チームのメンバーは家族、守らなくてはならない存在」と教えることによって、リー・アンはマイケルにモチベーションを与える。

 それは、騙すことではなく、マイケルの固い思考を柔軟にさせる一言であった。

 また、試合中のトラブルで、審判に「自分の息子同然のこいつ(マイケル)に危害を加えられて黙ってられるか!」とコーチが食って掛かるのだが、その一言を聞き、マイケルは俄然強くなる。

 ここら辺が、『噂の刑事 トミー&マツ』のクライマックスの、「それでも男か! お前はトミ子か!」のマツの言葉で毎度奮起するトミーを思い出させられた^^;

 マイケルは、ひたすらに家族を求めていた。

 自分の力を発揮できるモノを求めていたのだな。

 ・・・そして、学業も全うしつつ、プロのアメフトプレーヤーとして大成する。

   ◇

 この話は実話だそうで、エンドロールで、実際の家族とマイケルのフォトが掲載されている。

 実際の家族やマイケルが、作品と違和感がないのに驚いた。

 公開からかなりの時間が経っているのに、館内は賑やかだった。

 良作なので、口コミで観に来る方が増えているのだろう。

 固い話じゃないよ、コメディ要素もたっぷりで楽しめます^^

                                         (2010/03/11)
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[与党民主党考・43 「や、やりやがった!」]

2010-03-11 04:31:39 | 保守の一考
☆こっちが恋愛にいそしんでいる間に、とんでもないことが起こりやがった!

 いや、民主党が起こしやがった!

   ◇

 まさか、そこまではやるとは思っておらず、実際、直近まで、それは為されないと報道されていて、

 私は、最後の最後で、民主党は日本民族的な良心を持ち合わせているのだな、と安堵していた。

 そしたら、やりやがった!!!

     《朝鮮学校、一転無償化へ(2010/03/11 01:32更新 産経)》

 <政府が今国会で審議中の高校授業料無償化法案の対象に、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の指導下にある各種学校、朝鮮学校を含める方向で検討を進めていることが10日、分かった。鳩山由紀夫首相はいったんは除外する方針を示唆したが、政府関係者によると、首相と川端達夫文部科学相は9日の会談で、無償化の対象として適用することでおおむね一致した。
 首相はこれまで、「(無償化の対象にするかは)高校の授業内容というのが一つ検討材料になる。(北朝鮮のように)国交がない国の教科内容を果たして、私どもが検討できるか」と述べるなど、朝鮮学校を無償化の対象に含めない方針を示唆していた。
 ただ、関係者によると、川端氏は首相との会談で、連立与党の社民党や国民新党に加え、公明党が「特定の国を差別するのはおかしい」などと支給を求めている情勢を報告。さらに文科省内にも「政治問題と教育問題をリンクさせるべきではない」との意見が強く、首相もこうした考えに理解を示したという。
 もっとも、朝鮮労働党の対南工作部署である統一戦線部に所属していた元幹部が10日までに明らかにしたところによると、朝鮮学校で使用されている教科書には金正日総書記の決裁が必要という。
 同法案では、無償化の対象校として、高校や中等教育学校の後期課程、高等専門学校などを明記した上で、専修学校や朝鮮学校を含む各種学校については「高校の課程に類する課程を置くもの」と規定し、具体的には文科省の省令で規定することにしている。
 北朝鮮の政治的影響の強い教科書を使用する学校が、授業料無償化の対象となる「高校の課程に類する課程を置くもの」にあたるか議論が残りそうだ。>

 ・・・例え、政治と教育を別個に考えたとしても、こりゃ、幾つものジャンルで論理的に考えて、大きな問題を多重に孕んでいる。

 極端な話、対日本への、そのものズバリの「テロリスト」養成学校じゃないにしても、朝鮮学校は、少なくとも、対日「テロリスト」に共感を覚える思想教育を施している。

 そんな学校に、教育費免除をするということはいかなることなんだろう。

 無償化し経済的に助かる在日朝鮮人の家庭は稀だ、その無償化の差益は、ほぼ確実に、そっくりそのまま「首領様」のもとへ流れる^^;

 金正日は、日本と「戦時中」であると考えている国家元首だぞ。

 ・・・民主党をちょっとでもまともと考えた私が馬鹿だった!

 さて、私は、どうでるか・・・?

 そろそろ、私は、参院選へ向って、やれることをやらなくてはならないと考えている。

                                         (2010/03/11)
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