行楽・グルメ・スポーツ、などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会いましたか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》 の
特集もいよいよ終盤、お楽しみに! 今日のキーワードは《秋》
今月もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでくれてますか?
●想定した歌手は 上野旬也さん。書き下ろ詞UPも15篇めになりました!
「らせん階段」
夏の終わりに芽生えた恋は
私の躰に 微熱を吹き込んだ
あなたに逢うために
許された たったひとつの方法は
らせん階段をのぼるしかない
秋が来ている グレーな日暮れ
心が騒いで 枯葉を舞いあげる
靴音しのばせて
ほとばしる 胸の疼きを映すように
らせん階段に長い陽の影
約束の刻(とき)はみじかい
後ろから抱いてくる あなたの息づかい
私のまつげをふるわせて
接吻(くちづけ)から愛がはじまる
冬を越えれば 恋から愛へ
変われる予感が 心を温める
女はその日から
べつの貌(かお) 使い分ける術を知り
らせん階段を下りてゆくだけ
あなたには一糸まとわぬ
ありのまま見せていい 迷いはなにもない
あなたの不埒な悪戯(いたずら)は
爪先まで愛がしたたる
ひとこと:いつか見た映画「らせん階段」はスリラーな映画だったが
そのイメージをモチーフに、円熟した女性がエントランスよりも
らせん階段を使って密会の場所へ行く。なんともスリリングで
エロティックな設定の書き下ろ詞に仕立てた。
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1
◎東京の「らせん階段」と言えば:東京文化会館
青と赤の二つの大きな螺旋階段がある
(画像をお借りしました)