慢性心不全急性憎悪?にて緊急入院したのは5月5日、約1週間入院したがその後6週間経過した。今のところ経過はいいと考えられる。
私もすっかり多剤服用患者になってしまった。2012年から降圧剤と心原性脳梗塞予防のため2種類の処方を受けてきたが、今回のエピソードを機会に一気に7種類に増えた。
私の処方内容
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循環器用薬 1剤 心房細動の脈拍コントロールで心不全予防
利尿薬 2剤 体内の水分を減らし心臓への負荷を減じる
降圧薬 2剤 心臓への負荷を減じる
高脂血症薬 1剤 冠動脈脈硬化症の進行予防
血栓予防薬 1剤 抗凝固剤 心房細動下での心原性脳梗塞予防。
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各薬品は効能上は私の弱った心臓の機能維持、改善のために必須のように思われる。
私はかねてより高齢患者の多剤処方に対して批判的立場をとってきたのに自分のこととなるとそううまくいかないものだ。
主治医の判断をそのまま受け入れて、言われるままに7剤を服用し続けている。まだ発症から1.5ケ月余と短く、今後の経過が読めないことと、利尿剤の効果で日中の排尿回数が若干増えたこと以外は目立った副作用はない。素直に続けている。
何もなければ半年後くらいに心臓機能の再評価があると思われるのでその結果を見てからの対応となろう。
何種類以上が多剤内服かについては明快な定義はない。ただ、東京大学老年病科の研究によると内服薬が6種類を超えると薬物有害事象の頻度は15%くらいにはねあがるという報告がある。
(参考資料)
高齢者は薬物の代謝機能が変化しており、副作用が起きやすい状況にある。
複数の疾患を抱えているために高齢者は多剤内服になりやすいが、私の場合は心機能庇護のために7剤も要していることになる。
先が思いやられる問題でもある。
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