本日夕は大里県医師会代議員会議長の県議会議員当選祝賀会であった。大里氏は70歳で鹿角市の大里病院長で県病院協会の会長、県医師会代議員を務められる秋田の医界のオピニオンリーダーのお一人である。平成3年以降3期連続県議会議員を務められたが、前回の選挙では僅か48票差で当選を果たせずにおられた。
今回は10800票を獲得し当選された。ちなみに、2位当選のK氏は8339票、落選のS氏は8312票と僅か27票差で当落が分かれた。このような2回連続して僅差で当落が決まると言うことは恐らく珍しい現象の様に思われる。この中、今回氏は2位以下を2000票も離して堂々とトップ当選された。
大里先生は「大里病院だより」という小分を月に1回程度発行され、身近な方に送っておられる。私も県医師会の仕事をするようになってから戴いている。私の徒然日記とはレベルが異なってA4版一枚、ほぼ一定の字数にまとめられた、自然描写にも優れた、格調の高い随想で、届くのを毎回楽しみにしている。
この「たより」4月8日発行のNo287号に今回の選挙戦についての経過を記述している。それによると、昨年9月から夫人と共に9千件近く家庭訪問され、告示前には当選を確信されていたたのだという。
末尾に近く以下のような記述がある。「ご多分にもれず、秋田県も低迷しています。県民の不満もその極に達してきました。何とかして欲しい、なんとかしなければいけない、皆で秋田県を良くしようという思いが結集した、この選挙であったのではないでしょうか。私は、その皆の使い手として選ばれただけのことです。当選できたことは決して名誉でではなく、その役割を存分に果たせという鹿角の有権者の声に応えなければなりません。・・・」と綴っておられる。県民のために自ら艱難を背負って立つ、と言う姿勢にはただただ脱帽である。
昨日の会では、今回の当選は大里氏のがんばりは勿論ながら、実は奥様の業績である、との評価が大きかった。自らもそう語られていたが、出席者から奥様について語られる度に、普段は寡黙で厳しい表情で周囲に緊張感をもたらしておられるが、今晩ほど饒舌で、こぼれるような笑顔で満たされた表情の氏を見たことはなかった。
私は心から大里氏の当選をお祝いしたいし、秋田県の医療をよくするためにご尽力いただきたいと願っている。
私は政治に関しては疎い方であるが、それでも政治の場に医師議員、医系議員を送り出す意義はとてつもなく大きい、と感じているからである。
今回は10800票を獲得し当選された。ちなみに、2位当選のK氏は8339票、落選のS氏は8312票と僅か27票差で当落が分かれた。このような2回連続して僅差で当落が決まると言うことは恐らく珍しい現象の様に思われる。この中、今回氏は2位以下を2000票も離して堂々とトップ当選された。
大里先生は「大里病院だより」という小分を月に1回程度発行され、身近な方に送っておられる。私も県医師会の仕事をするようになってから戴いている。私の徒然日記とはレベルが異なってA4版一枚、ほぼ一定の字数にまとめられた、自然描写にも優れた、格調の高い随想で、届くのを毎回楽しみにしている。
この「たより」4月8日発行のNo287号に今回の選挙戦についての経過を記述している。それによると、昨年9月から夫人と共に9千件近く家庭訪問され、告示前には当選を確信されていたたのだという。
末尾に近く以下のような記述がある。「ご多分にもれず、秋田県も低迷しています。県民の不満もその極に達してきました。何とかして欲しい、なんとかしなければいけない、皆で秋田県を良くしようという思いが結集した、この選挙であったのではないでしょうか。私は、その皆の使い手として選ばれただけのことです。当選できたことは決して名誉でではなく、その役割を存分に果たせという鹿角の有権者の声に応えなければなりません。・・・」と綴っておられる。県民のために自ら艱難を背負って立つ、と言う姿勢にはただただ脱帽である。
昨日の会では、今回の当選は大里氏のがんばりは勿論ながら、実は奥様の業績である、との評価が大きかった。自らもそう語られていたが、出席者から奥様について語られる度に、普段は寡黙で厳しい表情で周囲に緊張感をもたらしておられるが、今晩ほど饒舌で、こぼれるような笑顔で満たされた表情の氏を見たことはなかった。
私は心から大里氏の当選をお祝いしたいし、秋田県の医療をよくするためにご尽力いただきたいと願っている。
私は政治に関しては疎い方であるが、それでも政治の場に医師議員、医系議員を送り出す意義はとてつもなく大きい、と感じているからである。