6月27日 レイトショーにて鑑賞。ブログのお仲間 真紅さんのインスタを見て、早速足を運びました。スペインの巨匠 ペドロ・アルモドバル監督の最新作です。この監督さんの作品はいくつか観ていますが、お気に入りは「私が、生きる肌」です。本作同様、主演はアントニオ・バンデラス、共演にはお久しぶりのペネロペ・クルス。どんな風に2人の絡みがあるのか?気になっていたのですが・・・。残念ながら全く絡みなし。
あらすじ
アントニオ演じるサルバドールは世界的な映画監督。脊椎の痛みから、生きがいを見いだせなくなり心身ともに疲れ果てていた。ヘロインを使用したりして、心の病から逃避しているようだ。幼少期の思い出、バレンシアに移り住んだ村の事や母との事、その他マドリッドでの恋の破局・・・。自身の過去を回想するのだった。そんな彼の元に、32年前に手掛けた作品の上映依頼が届く。心閉ざしていた彼を過去に蘇らせて行く。
あらすじは取り立てて普通。真紅さんおっしゃるように、映画の中の家具や部屋の装飾品がとてもスタイリッシュ!特に目に焼き付いたのは赤いキッチン。これはビビっと来ました。
そうそうペネロペさんはアントニオ演じるサルバドールのお母さん役でした。やはり魅力的でとても明るい感じ💛
太陽のような明るさで、スペインの女性の代表的なイメージ。
年を老いた母役にはフリエタ・セラーノというスペインの女優さん。主に映画や舞台を中心にスペインで活躍。ちょっと若き日の母ペネロペとはなんか違うような。
脇を固める男優陣は、アシエル・エチェンアンディア(右)とレオナルド・スパラーリャ
アシエルさんはスペイン出身でテレビ・舞台・映画を中心に活躍
レオナルドさんはアルゼンチン出身 母国アルゼンチンでは絶大な人気を誇る俳優さんらしい。
サルバドールの良き理解者 メルセデスには、ノラ・ナバス この方も地元スペインでテレビドラマや映画で活躍されている。
今までの作品が結構良かっただけに、今回は特に可もなく不可もなくって感じですかね。でも観ないとわからないので、まあ良しとしましょう。