7月17日 東京通院最終、吉祥寺まで・・・・。この日公開の作品「劇場」を観るためにアップリンク吉祥寺まで。ところが自動券売機でチケット購入しようとしたら、希望時間のチケットが発券出来ず・・・。慌ててスタッフさんに聞いたところ満席だと言われました。が~ん!せっかくここまで足を運んだのに😢もう一度確認してもらったところ、何とほぼ満席で、空いているのは最前列の端っこのみ。せっかく来たので仕方なくその席で観る事にしました。
最前列の端っこはこんな感じ。
いよいよ待ちに待った作品を鑑賞!ところが鑑賞前に一杯飲んだビールと疲れから、前半寝落ちとなり・・・。不覚にも大事な場面を逃したような?!とりあえずあらすじを・・・。
あらすじ
中学からの友人と立ち上げた劇団で脚本家兼演出家を担う永田。しかし、永田の作り上げる前衛的な作風は酷評され、客足も伸びず、ついに劇団員たちも永田を見放し、劇団は解散状態となってしまう。厳しい現実と理想とする演劇のはざまで悩む永田は、言いようのない孤独と戦っていた。そんなある日、永田は自分と同じスニーカーを履いている沙希を見かけ、彼女に声をかける。沙希は女優になる夢を抱いて上京し、服飾の大学に通っている学生だった。こうして2人の恋ははじまり、お金のない永田が沙希の部屋に転がり込む形で2人の生活がスタートする。沙希は自分の夢を重ねるかのように永田を応援し、永田も自分を理解し支えてくれる沙希を大切に思いながら、理想と現実と間を埋めるかのようにますます演劇にのめりこんでいく。※この舞台設定は何と7年間の2人の物語
山﨑賢人さんの映画は初めてでした。印象は爽やかで大人しいイメージでしたが、本作ではだめだめモード満載で風采の上がらない感じ。私の若い頃にいた理想と現実のギャップがある冴えない青年永田。中々素晴らしい演技でした。
相手さきを演じる松岡茉優ちゃんは万引き家族や人よでもお分かりのように安定した演技で素晴らしかったですね。しかも自然体であり良いです。いつも思うのだけれど、彼女は優等生役よりちょっと庶民的とでもいうのか、そういう役柄がお似合いだと思いました。
実は、寝落ちしたので後日行定監督の舞台挨拶付きで再度鑑賞。松岡茉優ちゃんの素晴らしい感の良さを絶賛されていました。自らの役つくりもあり、本当に素晴らしい女優さんなのだと思いました。
劇中流れるディランセカンドの曲で1970年代の作品かと思いきや、現代が舞台だそうです。原作者又吉さんは若いのに、こんな時代のものがお好きなのかと驚きました。
帰りは少し吉祥寺駅辺りをぶらり・・・。
駅の構内にあるクラフトビール屋さんで一杯!
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