銅版画制作の日々

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SKIN/スキン アップリンク京都にて

2020-07-21 | 映画:ミニシアター

 

初めてのアップリンクでした。鑑賞したい作品あるので、リュニーアルした新風館に訪れました。

 

施設内はカラフルでお洒落です。料金は1300円、ちょっと他のシアターよりお高め。そういえば東京のアップリンク吉祥寺は、1200円だったけどね?

 

鑑賞した作品はこの作品・・・。なんと実在する人物の話を元に作られたという事を初めて知りました。レイシストという言葉もこの映画で知ったのですが、差別主義者という意味らしい。アメリカでは2003年にレイシスト集団が発足しているそうで、この作品の主人公ブライオン・ワイドナーはその集団の共同創設者だったそうです。
日本でもヘイトスピーチしている集団がありますが、それもレイシスト集団だそうです。

そんな集団は、白人至上主義者がリーダーで、この作品の主人公ブライオンはそのリーダーに拾われ育てられる。

顔から体にかけてのタトゥーは見るだけで引いてしまう。ジェイミー・ベルがこの役に挑む。

差別集団の行動は目に余るものがあります。黒人を見たら暴力で排除する。本当に恐ろしい集団。ブライオンは数々の悪行を繰り返してきた。そんな中で差別と暴力の中で生きてきたシングルマザーのジュリー(ダニエル・マクドナルド)と出会う。

この出会いが、ブライオンの人生を変えることに・・・。今までの悪行に悔いて新たな人生を築こうと決意する。しかし集団はブライオンの決意を許すはずはなかった。集団の執拗な脅迫や暴力が容赦なくジュリーたち親子にも向けられるのだ。まさに集団は虎の穴のようなものです。さてブライオンはこの虎の穴から抜け出せるのか?

ブライオンを救ってくれたのは反ヘイト団体を運営するダリル・L・ジェンキンス(マイク・コルター)転向を手助けしようと申し出る。ある裕福な女性が、彼のタトゥー除去に資金を提供するというのだ。過去の自分と決別するため、ブライオンは、計25回、16カ月に及ぶ除去手術に挑む。

ヘヴィ―作品ではありましたが。まあ思ったほど凄さは感じませんでしたが。でもタトゥー手術、実際のブライオンが受けたのでしょうから、それを想像するとやはり凄いなあと感じます。

白人至上主義者グループを主宰するクレーガー(ビル・キャンプ)とシャリーン(ヴェラ・ファーミガ)夫婦。ヴェラ・ファーミガがこういう役を演じたのにはびっくりしましたね。

本編の前にスキン短編が上映されます。以下紹介です。

ガイ・ナティーヴ監督による2018年の短編ドラマ映画である。第91回アカデミー賞短編映画賞を受賞した。

同じく2018年にナティーヴ監督の長編映画『SKIN/スキン』が公開されたが、ストーリーにつながりは無いらしい。

あらすじ ウィキペディアより

とある一家が友人らと共に湖を訪れる。一同は皆入れ墨をしており、それにより彼らがネオナチであることが示唆されている。ジェフリー(ジョナサン・タッカー)は息子のトロイ(ジャクソン・ロバート・スコット)が射撃でターゲットに命中できるかどうかで賭けをする。トロイはターゲットを撃ち、ジェフリーは賭けに勝つ。

トロイの一家はスーパーに向かう。サッカー台でトロイは玩具を持っているアフリカ系の男性のジェイディー(アシュリー・トーマス)と目が合い、2人は微笑み合う。だがそれに気付いたジェフリーは息子が因縁をつけられていると言いがかりをつけ、人種差別的な暴言を浴びせる。ジェイディーは問題があるのはジェフリーであると反論した後に立ち去る。ジェフリーは仲間たちとともに、駐車場でジェイディーに暴行を行った。車に乗っていたジェイディーの妻は警察に通報する。トロイはその一部始終を店から目にする。

後日、遊びから帰るジェフリーとトロイは道中を塞ぐバンと遭遇する。ジェフリーがバンに近づくと彼は黒人グループにより拉致される。ジェフリーはどこかのガレージに監禁され、数日以上にわたり入れ墨を施される。

数日後、ジェフリーは裸で自宅近くの道に放置される。彼は窓に映った自分の姿を見て全身に真っ黒な入れ墨が施されていることに気付く。なんとか自宅にたどり着いたが、トロイの母クリスタ(ダニエル・マクドナルド)は彼を不審者であると思い、拳銃を手にして通報する。ジェフリーが強引に家に入るとクリスタは出て行くように警告する。ジェフリーが自分が夫であることを伝えるとクリスタは武器を捨てたが、その直後に銃声が鳴り響き、ジェフリーは倒れ込む。彼の後ろにはライフルを持ったトロイが立っていた。

 

SKIN/スキン公式サイト

 

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