銅版画制作の日々

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しあわせのパン(2011)

2012-02-24 | 映画:ミニシアター

 わけあうたびにわかりあえる気がする

評価:=70点

京都シネマにて鑑賞。

なんてことはないお話なのですが、意外に好きでした。まったく関係ないのですが、昨年観た原田さん出演の「東京オアシス」があまりにも何じゃこれ!って感じだったので観ようかどうしょうか?迷っていたんですが。ちょうど用事を済ませて時間的に上手く合ったのでこれを観ることにしたんです。

舞台は北海道月浦という場所。有珠駅の近くなんですね。昔北海道にハマっていたことがあり、JRに乗って周遊したことがあります。友人と2人で巡ったり、時には1人で周るということも、、、、。何度となく旅をしました。

さて原田知世演じるりえさんと大泉洋さん演じる水縞君夫妻はパンカフェ&ペンション?でしょうか。経営しています。水縞君は脱サラみたいですね。

なかなかお洒落なカフェです。ここにやって来る人たちとの春夏秋冬を描いたなんともほのぼのとした話です。

大泉洋さん、私は俳優だとはまったく知らず(笑)てっきりコメディ芸人かと思ったいたら違いました。飄々とした感じのイメージでしたが、今回は好感度ちょっとアップ!なかなかこの役がハマっていました。
共演の原田知世さんとの息もあってまるで、本当のご夫婦みたい。
りえさんは夫の事を「水縞君!」と呼び、、、、。これは学生時代からの知り合いでその延長線上の呼び方なんでしょうか?そういえば、水縞君も「りえさん」と敬語。

 
「カンパニューが焼けました!」と焼き立てを差し出すシーンも良いですね。


りえさんがたてるコーヒーもなかなか美味しそうです。

ほのぼのしたこの若夫婦の魅力に惹かれたご近所さんや常連さんもユニ―クな顔ぶれですね。

毎日やって来る阿部さん役にはあのあがた森魚。懐かしいフォークソング歌手の方。最近は俳優としても活躍。すっかり昔の感じとは変わってしまったけど、いつも持って歩いている鞄には何とアコーディオンが入っていた♪

ガラス工芸作家 陽子さん役には余貴美子さん。良い味だしていましたね。人の考えていることが分かるなんて言っていたけど。

その他には郵便配達 お兄さん 広川さん夫婦とバラエティ満載!

そして季節ごとにこのカフェにやって来るゲストも、、、、、。

夏の季節 若い2人がここで出会う・・・・。失恋した齋藤香織とこのカフェの常連客山下時生

 
恋人に振られた彼女が沖縄からまったく反対の北の地へ。傷心した心をカフェの夫婦の優しさと時生との交流で再生するという話。


分け合って食べましょう。これ良いですね


香織は誕生日まで祝ってもらい、本当に良かったよね!何気ない話の流れですが、それなりに楽しめた。こんな体験って皆さんも青春時代ありませんでしたかね?

秋の季節は・・・・。未久ちゃんと未久パパの話


未久ちゃんパパにはあちらこちらの映画に登場!ご存じ光石研さん。最近では「ヒミズ」では暴力非道な父親役でしたが、今回はまったく反対の父親です。事情があって未久ちゃんの両親は離婚。別れたことを知らなかった未久ちゃんは、いつまでも母の帰りを待っていた。

母手製のパンプキンスープが飲みたい!と、、、、。その姿を見たりえさんが2人を招待する。ここで2人の心が1つになれたという話。

そして冬の季節・・・・。

想い出の地に再びやってきた阪本史生とその妻アヤ……。何やら怪しげな雰囲気。暖かいもてなしをする2人に史生は妻はパンが嫌いだと話す。ご飯を炊こうとりえさんは米櫃をみたがあいにく切れていた。そんなことで水縞君は雪の中車で広川さんちまで米を貰いに行くことに、、、、。夫婦の様子が気になる水縞君は、りえさんに様子をみて欲しいと伝える。


雪の中やって来るには何か事情がありそうな、、、、。う~んなるほどそういうことだったのね。

全部ネタばれしますとだめなのでこの辺でやめておきます。続きは是非シアターにてご覧下さい。


美しい自然の中でこんな生活できるって良いですね。

あらすじ(goo映画より)

東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上でパンカフェ“マーニ”を始めた水縞尚(大泉洋)とりえ(原田知世)の夫婦。尚がパンを焼き、りえがそれに合うコーヒーを淹れ、料理を作る。そこには毎日、色々なお客がやってくる。北海道から出られない青年、時生(平岡祐太)、なんでも聞こえてしまう地獄耳の硝子作家、陽子(余貴美子)、口をきかない少女、未久(八木優希)と父親(光石研)、革の大きなトランクを抱えた山高帽の阿部(あがた森魚)、沖縄旅行をすっぽかされた傷心の香織(森カンナ)、観察好きの羊のゾーヴァ。そして、想い出の地に再びやってきた老人とその妻……。それぞれの季節にさまざまな想いを抱いて店を訪れた彼らが見つけた心の中の“しあわせ”とは?そして彼らを見守る尚とりえに訪れることとは?

 
ナレーションはあの大橋のぞみちゃん。観察好きの子羊も可愛い!

忌野清志郎と矢野顕子のラストに流れる『ひとつだけ』がとても良い♪


監督は三島有紀子さん

メディア 映画
上映時間 114分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2012/01/28
ジャンル ドラマ
映倫 G
 
 
 
 
 
オフィシャル・サイト
http://shiawase-pan.asmik-ace.co.jp/

 

 



 

 

Comments (4)
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