いつも銅版画制作の日々をご覧頂き、ありがとうございます。体調の方は何とか回復したようです。映画鑑賞記事は「ある日、欲望の大地で」を短くレビュー致しましたので、ぜひご覧頂けると嬉しいです。
ちょっと旅に出ることになりました。しばらく不在となります。コメント、TBのお返しが出来ませんが、宜しくお願い致します。今月末には戻ってくる予定です。
それではまたお会い致しましょう
いつも銅版画制作の日々をご覧頂き、ありがとうございます。体調の方は何とか回復したようです。映画鑑賞記事は「ある日、欲望の大地で」を短くレビュー致しましたので、ぜひご覧頂けると嬉しいです。
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2008年第65回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞受賞!
久しぶりに観た映画は、2大アカデミー賞女優が共演した「あの日、欲望の大地」。
冒頭はシルヴィア(シャーリーズ・セロン)が裸でベッドから身を起こし、窓際に立ち外の景色を見ながら煙草をふかすというシーン。もちろん窓の外を通る母子2組からは好奇心と非難に満ちた反応である。まもなく彼女が何者かは分かる。レストランのマネジャーとして働いている女性だ。何と行きずりの男性や妻子持ちのレストランのコック、ジョンと関係を持ち、また自らの身体を傷つけるという行為もあった。
そんなシルヴィアの前に、カルロス(ホセ・マリア・ヤスピク)というメキシコ人の男が現れる。そんな彼女は怪しげなメキシコ人男性が連れてきた12歳の少女マリアの姿に激しく動揺する…。
アメリカ南部ニューメキシコ州の国境沿いの町。アメリカ人主婦ジーナ(キム・ベイシンガー)とメキシコ人ニック(ヨアキム・デ・アルメイダ)のFURINカップルは、密会場所であるトレーラーハウスの突然の炎上で2人揃って帰らぬ人に。
残されたジーナの夫はニックの家族に激しい憎悪を抱く。ところが、この事件で深く傷ついた娘のマリアーナ(ジェニファー・ローレンス)は、いつしか不倫相手の息子サンティアゴ(J・D・パルド)と許されぬ恋に落ちてしまい…。
マリアーナ役のジェニファー・ローレンスはこの作品でデビュー、見事マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した。見事な演技でした。
いくつかの違う場面が切り取られたように現れ、話しが進んでいく。何処がどう繋がっているのか?初めはこの断片的な物語の展開に頭の悪い私には理解できず・・・・。
どうもシルヴィア、ジ―ナ、マリア―ナの3人の女性が軸となって物語は進んでいくようで・・・・。次第にその繋がりの詳細が見えてくるのだ。そしてシルヴィアがメキシコ人男カルロスを介して会った少女マリアの存在がシルヴィアの隠された過去を解き明かすキ―ポイントとなる。
様々な女性の生きざまが物語が進むことによって、物語の全貌が見えてくる。それはラストに近づくにつけて謎が解けて行く。面白い構成です。
知らなかったのですが、この映画の監督をしたのは、「21グラム」「バベル」の脚本家ギジェルモ・アリアガだそうで、この作品が彼の初の監督作品だったそうです。なるほど、「バベル」と構成が似ているような感じですね。
ギジェルモ・アリアガ監督 インタビューはこちらからご覧ください。
結局、マリアーナはサンティアゴの元から去って行きます。ここがポイント、彼女はその後どうなったのか?
そしてシルヴィアの過去に重要なキ―ポイントを持つ女の子マリアは彼女とどんな関係なのか?
ジ―ナとニックの焼死事故に隠された事件も次第に明らかになって行く。
「21グラム」「バベル」の脚本家ギジェルモ・アリアガが、2人のオスカー女優、シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガーを主演に迎えて撮り上げた記念すべき監督デビュー作。時代と場所を越えて3世代にわたる女性たちが織りなす愛と葛藤と再生の物語を、時制を錯綜させた巧みな語り口で描き出していく。共演は、本作の演技でヴェネチア国際映画祭新人賞に輝いた期待の若手女優、ジェニファー・ローレンス。
(allcinemaより抜粋)
メディア | 映画 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(東北新社) |
初公開年月 | 2009/09/26 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | PG12 |
製作総指揮にシャ―リーズ・セロンも関わっています。
愛の傷なら、いつか輝く。