ジュノクッキー♪鑑賞したらもれなくもらえます(*^_^*)
ということで、6月16日京都シネマにて鑑賞しました。
観れば、きっと好きになる! う~ん、別にそこまで思いいれするほどではありませんでしたが。アメリカでも、16歳で妊娠というのはやはりセンセーショナルな事件のようですね。そういえば最近ネットの記事で読んだのも、アメリカで妊娠したティーンエイジャーの同じようなお話。何でもそういう子ばかりが集まり、助け合うとか?そんな内容だったかな。
ジュノ(エレン・ペイジ)、16歳の彼女は友だち以上恋人未満のポーリー(マイケル・セラ)と興味本位でした1度きりのS○Xで妊娠してしまう
突然降りかかった“妊娠”という大きな壁さてえらいこっちゃ多分こんなことって日本でも若い女の子にもありえるお話だよね。望まない妊娠なら、やはり中絶という選択になるけれど・・・・・。このジュノは何と、産む選択を取ることにわあ~~凄い。ところがこれまた驚き産んで育てるわけではない。子どもの出来ない夫婦のもとに養子に出すっていうのだから、またぶっ飛びだとまぁそんなことで、子どもを身ごもったジュノの9ヶ月間を追っていくという本当に驚きのお話なのである。
あっけらかんとしたキャラのジュノ、ちょいと生意気な物言いは、何か16歳の女の子とは思えない。妙に大人顔負けの感じもある。だけど、ちょいと興味本位でやった○○○で、大失敗学校では教えないのか?性教育を!と言いたくなる。何度も妊娠検査をしてみるが、やっぱりピンクの+が・・・・・親友リアに相談する。両親にどう伝えるべきか?ポーリーとの関係は?産むべきか産まざるべきか、それとも・・・。そうなこんなで考えているうちに季節は初夏ーーー。クールな観察眼?で初めての“事件”を乗り越えようとするジュノ。体形が変るにつれて、心も成長していく彼女が導き出した答えとは?シングルマザー。ではなく、養子縁組ということだった。リアとともにフリーペーパーで里子を探す夫婦を見つけ、ラッキー契約まで取り付ける。
だけど、それまではでかいお腹を抱えて学校へ・・・・。周りは興味の目で彼女を見つめる。辛い姿での通学生活、気丈に見せるも、苦痛はやはりある相手ポーリーにぶつける。「貴方は証拠が残らないからいいわよ」「私はこんな姿!」と叫ぶ。決心したものの、状況は厳しい。唯一救われたことは、親友や両親の愛情だろうね。やっぱり16歳には重すぎる選択かも?こんな思いをするなら、産まないことにすればよかったのにね。でも出産するという現実で色々直面したんだから、ある意味、この選択は間違いなかったのかな・・・・。これを教訓に、次はこんなヘマはやらないだろうね。
しぼりだして子どもを渡すとか、シーモンキーだとか、好きな言葉をバンバン言いまくるジュノ、若夫婦も唖然これは、脚本家 ディアブロ・コディの独特なせりふ回しのようだが。
だんだんお腹は膨らんできます。カメラには胎児の姿が映しだされ・・・・。ほんまにモンキーみたいですわ。
父、母の愛もなかなか凄い特に母は継母なんでけど、父以上にジュノに愛を持って接する。いやぁ~偉大な母だと
全米のわずか7館だけで上映されたこの作品は、何と全米2位にまで・・・・。そして全世界にJUNO旋風を巻き起こし2億ドルを越える大ヒットに繋がったというのだから、いやぁ凄いことですね。そういえば、ジェイソン・ライトマン監督、前作「サンキュー・スモーキング」でも同じようなかたちで大ヒットに繋がりましたね。
主役のエレン・ペイジ、脚本のディアブロ・コディ、そしてジェイソン・ライトマン監督の三位一体がこの作品をたのかもしれませんね。
でもはずみでの○○○はやはり大変です。きちっと避妊することを忘れずにと私は訴えたい。そしていつかまた将来、ジュノも母となる日がくるはず。そのとき彼女がこの予想外の妊娠の経験を心に留めて、母として頑張って欲しいものだ。ここではあまり触れられていなかったが、彼女にとってこの生まれた赤ちゃんへの思いいれはあったのだろうか?命を粗末しないように産んだとしたなら、ちょっとは子どもへの愛情もあったのかどうか?それが気になる。
作品紹介・解説
16歳のジュノは、バンド仲間のポーリーと興味本位でしたたった一回のセックスで妊娠してしまう。高校生が子供を育てられるわけがなく、ジュノは親友リアに「中絶するつもり」と報告するが、中絶反対運動中の同級生に「赤ちゃんにはもう爪も生えているわよ」と言われ、産む決心をする。フリーペーパーで子供を欲しがっている理想的な若夫婦を見つけ、里子に出す契約を交わしたジュノは、大きなお腹を抱えて通学する生活を始める。
16歳で“できちゃった”女子高生と家族、友人、里親志願のカップルの騒動を描くハートウォーミング・ドラマ。早すぎる妊娠というテーマにも関わらず、日本の作品にありがちな後ろ暗さは微塵もない。ただ事実を事実として受け止め、あっけらかんとした明るさと愛にあふれた良作だ。アメリカではわずか7館での公開から2448館に拡大し、ついに興収全米第2位へと大躍進した作品だけに、オモシロさは折り紙つき。また元ストリッパー(!)の脚本家ディアブロ・コディは、デビュー作の本作でアカデミー賞脚本賞を受賞し、一躍脚光を浴びた。クールで風変わりな言動を繰り返すけれど、いつだって真摯なタイトルロールを演じたエレン・ペイジも最高!(goo映画より)
異色の脚本家ディアブロ・コディの独占インタビューはこちら
※ところで、ジュノのお腹はほんまに膨らんでいたけれど、どうして膨らましてあるのでしょうか?それが凄~く気になっています。
http://www.foxsearchlight.com/juno/ (英語版)