銅版画制作の日々

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ワン・ミス・コール One missed call

2008-07-26 | 映画:シネコン

 「留守電に断末魔。ーーそれは私の声。」

おぞましい“死の着信”それは決して逃れられない

あなたは3日後 すでに死んでいる

7月24日、夕方MOVX京都にて鑑賞。本作のオリジナル版は日本作品“着信あり”だそうで・・・・。監督はあの三池崇史、2004年劇場公開で大ヒットしたもの。そんなこともあってか、高校生のお客さんも結構来ていた。

 

ストーリー

アトランタの大学院生のベス・レイモンド(シャニン・ソサモン)は、ある金曜の晩にルームメイトのテイラー(アナ・クラウディア・タランコン)と暮らす家でパーティーを開いていた。そこに友人のレアンが加わり、友人のシェリーが溺死したことを話していた。そしてレアンの携帯電話が鳴った。登録した着メロではない不気味な着メロが流れる。その着信はシェリー(ミーガン・グッド)から来ており、3日後の日付の着信が残っていた。留守電を聞くと、そこにはレアン(アズーラ・スカイ)の悲鳴のような声が録音されていた。3日後の月曜日、レアンは図書館から帰る道で恐ろしい顔をした不気味な人たちに見られているとべスに電話していた。そして着信があった時間に近づきレアンのもとに行ったべスだったが、時はすでに遅くレアンは踏切の歩道橋から飛び降り走ってきた列車にぶつかり死んでいた・・。数日経ちレアンの葬式が行われ複雑な気持ちになる友人たち。そしてレアンの元彼のブライアン(ジョニー・ルイス)がレアンから着信が来ていたことを告白。レアンが予告通りに死んだことを信じないブライアンだったが、ブライアンの携帯にもブライアン自身の声が録音されていた。再び着信があった時間に近づき自分の携帯を取りに行くブライアンだったが、建築現場から大きな爆発音が聞こえてきたかと思うと、ブライアンの体に太い鉄筋が突き刺さり赤い飴玉を吐き出し死亡した。ベスは警察で呪いの着信のことを話すが、担当のリー刑事は彼女の話を信じない。しかし、ジャック・アンドリュース刑事(エドワード・バーンズ)は死後一週間以上経って発見された妹のことを話した。しかも自分の妹がシェリーと同じ聖ルーク病院で研修を受けていて、妹はシェリーが死ぬ2日前に死んでいたことが分かっていた。呪いの着信で2人の友人を喪ったテイラーは今度は自分にかかって来るのではないのかと脅えていた。テイラーの携帯の電池を抜いても彼女の携帯からあの着メロが流れる。その着信にはテイラーと思われる人が叫びをあげている動画が映し出されていた・・。着信日時は2日後だった。テイラーに呪いの着信が掛って来たことにショックを受けるべスだったが、テイラーが呪いの着信を受けたことを聞きつけたTV番組「アメリカの奇跡」のプロデューサー、テッド・サマーズ(レイ・ワイズ)が彼女の前に現われお祓いの番組出演をオファーしてきた。最初は主演を断るが、不安や恐怖が高まり番組出演を受諾してしまう。 呪いの連鎖を止めるために事件の真相を突き止めようとするべスとジャック。はたして、2人は呪いの真相を解明することができるのか・・!

ワン・ミス・コール べスにもあのがついに・・・・・

始まりは聖ルーク病院での火災からなんですが・・・・。 ひとりの幼い少女が火災現場から助けだされるシーン。この少女が事件の鍵となっています。この少女の母とジャック・アンドリュース刑事の妹と何らかの関わりがあったようです。

両目が口となり、乳母車を押しながら、不気味な笑みを投げかける母親、

口が裂け姿を消す図書館の女、無数の亀裂の入った顔を持つの乗客・・・・。

“死の着信”を受けたものだけが見えるおぞましい死神たち。

刻々と迫る死の予告時刻、恐怖の連鎖は止まらない

見えないものが見えるというのも、何か?不吉な予告というのがありがちな幻影のよにも思えるのですが・・・・。それから、死んだ被害者の口からいつも飴玉ひとつポロリこれも犯人の手がかりになるポイントとしてのひとつ。

まあそれなりに恐怖感をよりいっそう強く与えようとしている製作者の意図も見えますが・・・・意外にもそこまでは感じませんでした。ラストで、犯人の全貌は見えますが、ちょっと分かりづらいような気もします。犯人が何故狙ったのか?単に携帯電話つながりだけなら、やはり怖いことです。今や携帯電話はめまぐるしいほどに増えていっています。関連した事件も次々と起こっているのも事実。そういう意味で、この作品を見るとやはり携帯電話に要注意っていうメッセージかもしれませんね。

映画『ワン・ミス・コール』写真

エドワード・バーンズが出ていました。「幸せになるための27のドレス」のバーンズより良かったです

 

映画『ワン・ミス・コール』写真 テイラーは命を助けて欲しいという気持ちから、番組出演を承諾したが・・・・。

 

映画『ワン・ミス・コール』写真 何と、あのデーブ・スペクターも登場英語で喋っておられましたやっぱりアメリカ人だった。

 

監督: エリック・ヴァレット

 

メディア 映画
上映時間 88分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(角川映画)
初公開年月 2008/07/19
ジャンル ホラー/サスペンス

http://onemissedcallmovie.warnerbros.com/ オフィシャルサイト(英語版)

 

※あの着信音がいまだに、耳に残っています。

 

 

 

Comments (3)
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