MOVX京都にて鑑賞ブログを始めて観た99本目の作品です『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』といったファンタジーアドベンチャーシリーズをしのぐ映画という事だそうで、さっそく観に行ってきました。原作は若干17歳のクリストファー・パオリーニが書き上げたもの。三部作で、これが一作目。NYタイムズのベストセラーリストに87週間連続にランクイン、あっという間に300万部を突破した驚異的作品です。
《ストーリー》舞台は、広大な森と山脈に彩られた帝国、アラゲイジア。かって竜と心交わす誇り高き戦士“ドラゴンライダー”によって繁栄を極めたこの国は、今やライダー族の裏切り者で、邪悪な王ガルバトリックス(ジョン・マルコヴィッチ)に支配され、危機的状態にあった善良なるライダーとドラゴンは滅ぼされ、現存するドラゴンの卵は3個のみとなっていた
そんなとき、農場で暮す17歳の少年、エラゴン(エド・スペリーアス)は森で不思議な光を放つ青い石を見つける。その石こそは、世界の命運を握るドラゴンの卵だった卵からかえった雌ドラゴンサフィラ(声:レイチェル・ワイズ)を密かに育て始めたエラゴンは、ガルバトリックス王が放った魔物に叔父を殺され、自らの運命を悟る。彼は伝説の種族ドラゴンライダーとして選ばれたのだ
復讐を誓い使命を負ったエラゴンはサフィラとともに、伝説のすべてを知る語り部、ブロム(ジェレミー・アイアンズ)に導かれて旅に出る。そこで待ち受けていたのは、衝撃的な真実と出会い・別れ、あまりにも過酷な試練だった・・・・
ドラゴンの卵は何故?森に・・・・。実はガルバトリックス王に対抗する反乱軍ヴァーデンの一員アーリア(シェンナ・ギロリー)が王の元から盗み出した卵だったのだ。彼女はエルフ族の王女でもある。ヴァーデンの本拠地まで運ぶはずが、待ち受けていたシェイドのダーザ(ロバート・カーライル)と彼の手下の怪物、アーガルによって捕らえられてしまう。運よく、卵は転送することが出来たのだ。
さてさて、観た感想だが・・・。特撮はやはり凄いさすがアメリカ映画です。でも何か物足りないって感じ何なのでしょうね。どこかありがちなお話のような気もします。キャストはそうそうたる人たちジョン・マルコビッチ、ジェレミー・アイアンズ、おっ!何処かで見たことあるようなと思ったら、ロバート・カーライルメイクしていても、分かりました。サフィラの声にレイチェル・ワイズ、「ナイロビの蜂」でのテッサ役が浮かんできます。さて主役のエド・スペリーアスはこの映画で本格的にデビューだそうです。オーディションで応募、見事大役をゲット監督はシュテフェン・ファンマイアー、「プライベート・ライアン」や「サイン」などでビュジュアルフェクト・スーパーバイザーとして関わってきた人で、今回の映画で監督デビューとなった。
追記:個人的には、「ハリー・ポッター」の方がいいかなと思います。
エラゴン 意志を継ぐ者公式サイト
著者クリストファー・パオリーニはまだ20代、「エラゴン」を書き始めたのは15歳の時だったそうだ。「指輪物語」やさまざまなファンタジーを愛読して育った。「エラゴン」は自分が幼いころからの空想から作り上げたドラゴンのイメージがもとになって生まれたお話だという。17歳のとき、この「エラゴン」を自費出版する。自ら本を抱えて地方を歩き、小さな書店、図書館に置いてもらったそうだ。その後口コミでじわじわと評判が広がり、無名の少年の本はひょんなことで大手出版社の目にとまった。そして、出版されるとたちまちベストセラーの一位をさらった。以降年齢を越えた幅広い読者から支持される。今や世界的に超ベストセラーとなった