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Menkarm World

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私の油断でポッキーを落とす orz

2015年09月02日 22時59分51秒 | タイでの生活
27日木曜に死に掛けたポッキーだが、雨で気温が低い日に糞で汚れた体を私が洗って、拭き取りは適当だったので、どうも低体温症だったようだ。気温が30度以下の日は気を付けなければならないらしい。新聞をゆるくグチャグチャに丸めてゲージへ入れると、そこへ潜り込んで頭だけ出し気持ち良さそうにしている。離乳食を始めて便に臭いが出てきたが、排泄の補助は不要になった。低体温症が怖いので体を拭いた後にしばらく掌で包んでいるが、満腹でも掌に吸い付いて可愛い。息子の手は吸わないので、私を認識しているのだろう。我家に来て2週間だが、完全に情が移ってしまった。
日曜の朝、いつものように外へ出ると勝手口の脇に置いたゲージから子猫のポッキーが私を呼ぶ。排便で汚れたシート(新聞紙)を取り替え、足を洗って体を拭いてやり、細かく刻んだ茹でた鶏肉とヤギ乳の離乳食。食べている間に犬の散歩へ出ると猫のトラが道まで付いて来るので後戻りし、ポッキーを入れている自作の2重ゲージの外側を外してトラを入れる。
犬の散歩が終わり、猫の所へ戻ろうとしたその時に、ギャーという動物の悲鳴。トラがまたムクドリでも捕ったかと思ったが、トラはゲージの中。ハッ!と思って駆けつけると、2匹居る小型犬の黒い方が駆け去り、白い方の口にはポッキー。
「コラー!何やってんだ!!」と怒鳴ると、ポッキーを離して逃亡したが、ポッキーは後ろ足が立たなくなり、腹に牙の穴。プラカゴを合わせた自作の簡易ゲージは、針金で開かないように固定した上に重石まで載せていたが、犬はカゴを齧って穴を開け、ポッキーを咥え出したようだ。普段は強化プラスティックの自作ゲージを被せ、2重でガードしていたが、まさか私が近くに居るのに、犬が手出しするとは思わず、外のゲージをトラに使ってしまった。私の油断だ。
私の声を聞いて娘が「ポッキーが死んだ」と泣くので、少し怪我をしただけだと泣き止ます。今月2回目の模試の日だったので、娘と付き添いの妻を会場へ送る。車を運転しながらポッキーが気になるが、内臓の損傷や出血がなければ助かるし、駄目なら帰宅時は冷たくなっている筈だ。
帰宅するとポッキーのゲージのシートは血まみれ、顔に血の気はなく、腹は内出血で出臍になるほど腫れていた。まだ体は温かく硬直もしてなかったが、当然息はない。
庭に小さな穴を掘り私だけのお別れの式。私を親だと思っていただろうに・・と油断したのを悔やむ。おーい、またうちの猫に生まれて来いよ。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
命のはかなさ (muga)
2015-09-03 13:34:50
なんというか、こういう事って時々起る事なのかもしれませんが、御自分を責めないようにするのが先決かと。
猫を20匹ほど同時飼いしてた人から聞いた話ですが、親猫が死んだ子をポリポリと食べるなんていう話もありますから、野性の世界は人間知で量りがたいものがあります。


またお嬢ちゃんにとっては、命のはかなさを思い知り、その小さな心と体の全身で受け止めることになりました。
私は、自分で育てた動物を自分でシメてしかも自分で食べるなんちゅー授業を(命の授業)などと呼んで欲しくないのです。
植物動物問わず、はかなき命をいとおしみ愛でるお父さんの後ろ姿こそが、真の命の授業になったことを確信しております。
返信する
イサーンは野生の王国 (ナリカー)
2015-09-03 22:53:50
なんでしょうね。次から次えと災難が続きますね。
まあ小型犬からすれば遊び道具に近い感覚だったのでしょうね。
沢山死ぬ世界にいる動物は沢山生まれますので、次なる命に出会えるのを楽しみに待ちましょう。
返信する
残念でしたね (ハシビロコウ)
2015-09-04 08:51:29
親身に世話をしたのに、残念でしたね。
近所の掲示板に時々、猫の頒布会?のお知らせがあります。
上手く行くと、良い飼い主の所に貰われてゆくようですが、
そうでない場合もるようです。
命は有る者のお世話は本当に大変ですね。
返信する
何故か続くんですよね… (jabba)
2015-09-04 20:01:17
なんでしょね、残念でしたね…ちょっと一度猫をストップしてインターバルを開けた方が良いかもですね。
私は養鶏をやり出して生き物の死体に抵抗がついてしまいましたが、やはり死は悲しいですね。
返信する
Unknown (KK)
2015-09-04 22:02:07
猫は可愛くて、懐くとホントに子供と同じですがいざこうなっちゃうと・・・
どうにもしょうがありませんがこれの繰り返しですね。
形あり物は壊れ、命有る物は滅びる・・・宿命です。
返信する
コメントありがとうございます (メンカーム)
2015-09-07 00:28:47
mugaさん
店から連れ帰った子猫と1回は共存できていたので
油断したのですが
半年の間に3匹も子猫を犬にやられてしまいました。
どの猫がやられた時もキツかったのですが
今回は掌サイズから授乳して育てましたから
たった2週間でも我が子のような気がして
ショックが大きかったです。
子猫を埋めた周辺から蟻が行列を作っているのを見て
この生命がどこかで他の生命へ繋がっていくと
実感しました。
加害した犬は娘曰く殺してしまえ!で
私も処分しようかと思いましたが
この犬たちは妻が農園で作業する時の護衛で
危険な動物の存在を教えるのが仕事。
私の姿を見ては頭を下げて擦り寄っても
腹が立つので近付けませんでしたが
今日になってようやく頭を撫でてやりました。
マイペンライって大切ですね。

ナリカーさん
やはり私の油断と不十分な環境でしょう。
犬からすれば興味を唆るだけで
殺す気はなかったのでしょう。
死んだポッキーの兄弟がもう一匹動物病院へ居て
貰ってくれと頼まれているのですが
生まれて今までの入院費の支払いもありますから
妻の許可が出ないのです。
数千バーツ払うなら、もっと綺麗な猫を飼えだそうです。
この価値観の違いは埋められそうもありません。
もし次に子猫を飼う時は物理的にしっかり分離します。

ハシビロコウさん
大変懐いて本当に可愛かったので
ショックでしたが
1週間経ち加害した犬も冷静に見れるようになりました。
やはり弱い生き物は加害の可能性があるものから
しっかり分離して育てなければなりません。
今日は一番元気だったトラが体調不良。
朝から寝てばかりで食事も取りません。
屋外で放し飼いなので
毒蛙に手を出したか、食中毒でしょう。
明日も食べなければ、
栄養補給や服薬が必要です。
動物の世話って大変ですね。

jabbaさん
そうですね。しばらく増やさないのが正解でしょうね。
我家では飼った動物の半数が1年以内に亡くなってます。
だから動物の死には慣れてしまった筈でしたが
私を親と思って懐いた動物の死はキツかったです。
鶏も羽化後に見たものを親だと思うのですよね。

KKさん
mugaさんも仰りますが、本当に命は儚いですね。
以前も私が注射器で授乳して育てた犬が
交通事故で死んで大変辛かったですが
今回はそれにも増して悲しかったです。
これが金魚や昆虫なら、あっ★になったくらいで済むのですが
哺乳類は心が通じるので辛いです。
宿命だと思って、また新しい出会いを待ちたいです。

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