Menkarm World

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小遣いはいくらですか?

2012年09月19日 06時00分00秒 | タイで子育て
今日は子供の小遣いの話。小1の娘を登校させると、校門の前で子供へ小遣いを渡すのを見る。娘の友達へ聞くと1日40バーツが多い。40バーツと言えば、日本円で約100円だが、タイの貨幣価値だとだいたい400円相当だろう。多い子は毎日100バーツを握り締めてくる。何に使うかと言うとタイでは校内に売店があるのが普通で、スナック菓子、パン、アイスクリーム、ミニラーメンや鶏の唐揚を売っており、朝から菓子を食べながら朝礼が始まるのを待っているのだ。娘の話しだと給食を食べないでスナック菓子ばかり食べる子供も居るようだ。
地元の公立小学校へ通う4年生の子供を持つ従業員へ聞くと、毎日50バーツ渡しているそうだ。昼食は校内の食堂で本来は有料だが、最近は政府から食券が支給されるので実質無料。50バーツは全額小遣いだ。この従業員は給与の約2割を小遣いとして子供へ渡しているのだ。毎日それだけ使えば、質が高い授業が受けられる街の私立学校にも通えるのにと思うが、ネットカフェのオンラインゲームで消えていく。
公立中学へ通う息子へ聞くと、昼は学食で食べるので毎日100バーツ貰っている友達が多いそうだ。学食は1食20バーツなので何に使うかと思うが、冷たく甘い飲み物を飲んだり、放課後にネットカフェへ行ったりするそうだ。
我家の子供だが、小1の娘は1日10バーツだ。しかも毎日全部使うなと私が煩く言うので、5バーツは貯金箱へ入れている。友達にご馳走されるばかりだと文句を言うので、週に1度だけ貯金箱から20バーツ持たせ、全部使って良いと言っている。中1の息子は1日40バーツだ。昼食が20バーツで、20バーツが小遣い。私が中学生の時に1ヵ月が3000円だったので十分だと思うのだが、毎日飲み食いで全部使ってしまうようだ。全部食べるな馬鹿野郎!と私は言うのだが、食べ盛りの育ち盛りだから仕方が無いのだろう。いろいろ欲しい物もあるようなので、私のマッサージを10分やれば20バーツ払っている。息子は宿題で忙しい毎日を過ごしているので、やってもらえるのは週に数回だ。
我家の子供達へ友達が貰う小遣いの半額以下しかやらないのは可哀想な気もするが、お金の価値や使い方を教えるのは大切だと思う。

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コメント (9)    この記事についてブログを書く
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
冬の無い国、有る国 (朝太郎)
2012-09-19 08:56:40
冬の無い国は 食べ物等が無くなれば、いつでも 何かは 有りそうです。
しかし、冬の有る国は 冬のために 食べ物や 燃料等 何割か残しておかねばなりません。
現在は それが お金や資産です。
北から来た 商売熱心な民族に 支配され、単なる 消費者へ・・・・・・今回、なんか そんなことも 想像しながら読みました。
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お金の知性 (muga)
2012-09-19 09:27:31
情の区別もつかない。また教える人もいない。いたとしても聞く耳持たない。
その悪循環が、過剰小遣いになり、ネットゲームになり、全額消費になるわけですね。

メンカームさんの教育方針は参考になります。書店にはロバキヨの翻訳本が多数販売されてますが、読む人は極一部なんでしょうね。ますます格差が開きそうに感じます。
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私の息子への‘小遣い’も同じです。 (NAO)
2012-09-19 10:55:35
メンカームさん、こんにちは。
本日のブログを読んで、驚きました。
メンカームさんのお子さん達に上げる‘小遣い’に対する考え方、一日にあげる金額など、殆ど、私と同じです。
私の息子(中1)へ小遣いは、カミさんが、1日・40B渡しています。
息子は、これで、インスタントラーメン、スナック菓子、飲み物などを買ってるようです。
下校前にも、食べてるらしく、家へ帰っての夕食は、食べないことも多く、食べても少ししか食べません。
これで良いとは思いませんが‥。
やっぱり、小遣いのあげ過ぎなんでしょうかね?
返信する
お小遣いの額 (HIDE IN NK)
2012-09-19 11:12:32
二人の娘、公立中高校の高3と中3です。

以前は、一日40バーツ でした。

現在は、週五日で240バーツ にしています。

これで、昼食とおやつ・飲み物などに使っているようです。

この中から蓄えもしているようで、以前二人で3000バーツも持っていると聞いて、びっくりしました。

小学生の時は、給食がありましたので、一日20バーツだったと記憶しています。
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貧乏は麻疹と同じ (シン)
2012-09-19 11:56:48
どこの誰だか知らないのですがこんな言葉を思い出しました。

>我家の子供達へ友達が貰う小遣いの半額以下しかやらないのは可哀想な気もするが、お金の価値や使い方を教えるのは大切だと思う。
まさしくそのとおりだと思います。それが本当の愛情だと思います。

タイ人の多くは可哀相だからお金をたくさん上げるのが愛情だと思っています。
これだと「愛情=お金」になってしまい、「お金をくれない=愛情がない」になってしまいます。

幼稚園児の娘も帰り際に他の子がアイスクリームを買ってもらっているのを見て
食べたいといいますが、
私は「全部一人で食べられないでしょ、全部食べられるようになったら買ってあげる
残して捨ててしまうのは、お金を捨ててるのと一緒でもったいないでしょ。」
と言っています。
そのかわり冷たい水の入った水筒を持参して飲ませてあげています。




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浪費癖 (muga)
2012-09-19 12:08:53
連投失礼します。
コメントの上部が抜けました。「溺愛と愛情の区別もつかない」です。

うちは小2の息子ですが、自分で5Bt~10Btで十分だと言ってます。が、要求しない日の方が多いようです。
下のアヌバン2の娘にはあげてませんが、そのうち際限なく要求してきそうな雰囲気です。

自分でコントロールできる性分ならば、心配なくあげれるんですが、そうじゃなかった場合は、こちらでコントロールしてあげるしか手立ては無さそうです。

いずれにしても、自分で金銭コントロールできるように、小さなときから貯蓄の効能を刷り込まなくてはいけないなと考えさせられました。
浪費癖のひいどい母親親族に影響されないためにも(笑)
返信する
お金の有難み (ハシビロコウ)
2012-09-19 13:11:02
全く共感しました。
自分が子供の頃、もう少し欲しいとは思っていましたが、
分相応で、しっかりした金銭感覚を、身につけるのは、親御さんのしっかりした教育が大切だと思います。
返信する
緩~い『桶の箍(たが)』 (ぺんぺん草)
2012-09-19 15:04:29
この国では「食いっぱぐれたらお寺へ行けば良い」と、
いう究極の解決策がDNAにしみこんでいるため、目先
の事しか見ず遠い先の事などマイペンライ的な生活が
基本でしょう。

しかし、彼らの様に最初から『桶の箍』が緩くては(知
識・財産)は入れるそばから漏れ溜まるはずがありません。
故に、”我が『桶』”のそれぞれの”時分”に見合った『箍』をかけることは重要な事なのでしょうね。
(勿論、締め付け過ぎた箍が弾ける事にも注意は必要ですが・・・)
返信する
コメントありがとうございます (メンカーム)
2012-09-19 22:07:39
朝太郎さん
タイ族も北から来た人達ですが
温暖な気候で変わってしまったのでしょうね。
タイ化してしまった華僑を見てそう感じました。
私も徐々に変わりつつあります。
買物したらカートは放置ですし
車も日本では運転できないかと(笑)

mugaさん
ロバキヨの翻訳本はジュニア版がありましたので
息子へ買ってやりましたが、肝心な事は全く理解してません。
可愛いお子様達はお父さんに似てしっかりしておられるのですね。
うちの子供達は私が規制しないと難しそうです。

NAOさん
中学生の息子は1日40バーツで、本当に良いのだろうかと
少し不安に思ってましたが
NAOさんも息子さんも同額と伺ってホッとしました。
育ち盛りですから、下校前にも食べたくなりますね。
我家は帰宅してからおやつを食べて、2時間後に夕食です。

HIDE IN NKさん
しっかりされたお嬢さんで安心ですね。
うちは1日50バーツ欲しいと言いますので
学校の成績で査定すると言ってます。

シンさん
娘の学校の校門にもアイス屋のバイクが待機してます。
娘が欲しがりますが、買ってやりません。
買うのは週一回だけでバナナの天麩羅です。
食べるなら少しは体に良い物をと思ってます。

ハシビロコウさん
子供の頃に貰った小遣いは全部貯金していた私が、
今は早期退職で自営業を始めて貯金無し。
小遣いは全部使っていた弟は、
会社努めを続けて堅実な生活をしてます。
将来どうなるか分かりませんが
子供には私なりの生き方を教えてやりたいです。

ぺんぺん草さん
そうですね。
息子へは徐々に緩くしているつもりですが
緩くしすぎると反抗期も有って制御不能になります。
親の気持ちを理解してもらえるように
息子と話す時間も意識して作るようにしてます。
自分も通ってきた道ですが、難しいです。
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