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ウドンタニのラスボスへようやく一矢を報いた。

2017年02月08日 00時00分00秒 | タイで子育て
昨年の11月に「超えられないステージ3のラスボス」という記事を書き、ウドンタニの小学5年生で算数の成績が良い児童へなかなか勝てない話を書いたが、ようやく一矢を報いたので書いてみる。

娘は民間の模試だと算数は県内で10位以内に入っているが、政府系の試験は今年のソソボト試験で慌てたのか計算ミスを多発したらしく失敗。算数より理科の成績が良かったが、こちらもお呼びが掛かる基準点に1点足りなかった。今年に入って1月22日はナナチャート試験で算数を受験。昨年は英語で書かれた設問が読解できなくて入賞出来なかったので、今年こそはと思ってイギリスの幼児向けの算数の絵本と某私立校が作った英語で書かれた算数のテキストを入手し、秋のピッタームとクリスマス休暇に娘と二人で辞書を片手に特訓。塾でも過去問題を使って勉強したらしい。ソソボト試験の時と同様に入賞したら新しいスマホを買う約束をして、娘は試験へ挑んだ。

先週の金曜(3日)にお世話になっているアヌバンウドン校の先生から電話が入り、金賞入賞と県内の小5では最高得点と伝えられた。娘の小学校へ電話を入れると、学校では算数は8名入賞で金賞は娘のみであり、理科は28名入賞と教えられた。夕方に迎えに行って金賞受賞を伝えると、車の中で「キャーーー!!!」と悲鳴のような歓声をあげるので、しばらく左耳がキーンと音がし、鼓膜が破れたかと思った。
4日土曜は算数の塾へ行くと、同じコースの小学生15人中で金賞が11人と銀賞が1人、入賞しなかったのが三人だったそうだ。塾の目標は国際数学オリンピックだけに受賞者は多く、試験対策にも力が入っているようだ。早速二次試験の対策が始まったそうで、自宅でも宿題に取り組んでいる。
約束のスマホは4日の夜に購入。iPhone7の前で(☆o☆)だったが許してもらってASUS ZenFone3Max。これでも6千バーツ(約2万円)で零細農家の我が家には厳しいが、約束は約束。次も頑張って貰わなくてはならない。

普通ならここで「ああ良かった」で終わりなのだが、やはり問題発生。
ナナチャート試験は所属する学校から申し込むのが普通だが、娘の学校はクリスマスの準備が忙しくて今年は参加しないと言われたので、アヌバンウドン校から参加の申し込みをしたところ、娘の所属校がアヌバンウドン校として登録されてしまった。そしてアヌバンウドン校から貰った申込用紙を妻が娘の学校の先生へ渡したのを使ったのか、申込期限の直前になって娘の学校からも試験の参加申し込みをしたらしく、娘の学校も参加校になったので、ナナチャート試験のデーターベース上で娘の所属校を変更しようとするが上手くいかなく、どうやら娘のデーターが削除されてしまったらしい。二次試験の申込みは7日の火曜が期限だそうで、このままでは二次試験にも行かれないし、金賞入賞の記録まで消えてしまうと妻は大騒動。娘の学校は頼りにならないので、データーベースの登録権限を持つウドンタニの教育事務所(日本だと教育委員会)まで行って騒動。担当者が会議中で管理職の方が対応されたそうだが、試験の申込みを所属校からしなかった理由を聞いて、受験するのは子供の権利なのに学校が対応しないとは何事かと御立腹。娘の学校の担当の先生へ電話して「面倒な手続きでもないのにやりなさいよ」と指導されたそうだ。今度学校が手続きしない時は電話しなさいと携帯の電話番号を頂き、ラインの登録も完了。子供が通っているのだから学校と派手にやるなよと釘を刺しておいたが、アヌバンウドン校から今でも娘へお誘いがあるそうで、駄目なら転校と妻は強気。幼稚園から一緒の友達で、先生方も娘を覚えて頂いているので、今の学校は過し易いだろうと私は思うが、娘自身が塾の友達が多いからアヌバンウドン校へ転校したいような口ぶり。あと1年で卒業だから、同じ学校へ通えば良いと私は思うのに、より良い環境へ自分を置こうとするのだろう。
日本人である私が育てても、娘が安定より変化を好むのはイサーン人気質そのものである。

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