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タイで子供を教育するといくら掛かる?

2017年02月15日 08時49分28秒 | タイで子育て
4年前に書いた記事「タイで子供を普通に教育するといくら掛かる?」へ検索サイトから度々アクセスがあるので、最新版を書いておこう。4年前もちょうどこの時期に書いている。

我が家の家計簿は、毎日の収入と出費をノートへメモしておき、後日パソコンの表計算ソフトへ入力している。担当は主夫である私。昨年1年の家計簿を見ると、学校や塾の学費、小遣い、文房具や参考書等の出費を合算した教育費が約30万バーツ。

息子は公立高校なので授業料は無料であり、塾は数学が1万5千バーツ、英語が4万バーツ、理科は物理・化学・生物のビデオの塾で1コース3千~7千バーツ程度がいくつも。合算だけで、内訳は書いてない。小遣いは昼食込で1日百バーツ、年間約3万7千バーツで我慢させている。

娘は私立小学校なので、学費は平日の課外授業と給食費込で年間2万バーツ程度。ウドンタニだと人気校はもう少し高いようで、小規模の人気校だと倍くらいになるらしい。塾は算数が2つで3万8千バーツ、英語が4万バーツ、理科は1万バーツ。塾は入れ替えているので、年間の支払い実績ではなく、今通っている塾の年額を紹介した。新規の塾は年払いが2つあるので、実績はもう少し多い。中学入試対策の塾は国数英理社の5科目で年間1万バーツくらいからあるが、年間4万バーツ弱の塾でウドンピット校の普通科の合格率は3割程度。娘が通う塾はギフテッド系のコースを目標にする塾で、ギフテッドコースの合格率は塾生が多い理科の塾でも5割程度。普通科だとほぼ全員入るのではないだろうか?価格は高く見えるが、授業の内容が濃いし空き時間は塾へ来るように言われるので、算数の1つは週6時間(3時間×2)、英語は週8時間(4時間×2)授業が有る。小遣いは平日が1日20バーツで、塾の有る休日が1日百バーツ(昼食代込み)。年約1万6千バーツだ。

分かり易く箇条書きにしてみよう。
息子の学校        授業料無料
息子の塾(ビデオ以外)  5万5千バーツ
息子の小遣い       3万7千バーツ
娘の学校         2万バーツ
娘の塾          8万8千バーツ(否昨年度実績、今年の概算)
娘の小遣い        1万6千バーツ
合計          21万6千バーツ
30万バーツと21万6千バーツの差の8万4千バーツは、息子のビデオの塾が3科目と書籍・文房具に新校舎建設や運動会の寄付。娘の塾の実績分との差額が2万バーツ程度含まれる。

子供達の周囲を見れば、うちの子供達は最低限の塾しか行かせてない。小学生だと理科はもう一つ人気の塾があり、それに加えてバンコクの有名講師が教えるビデオの塾へ行く。ビデオの塾は物理・化学・生物で分かれているので加えるなら3つ。算数も娘が行く2つの塾に加えてビデオの塾が普通。髪の毛が逆だった面白い風貌の先生が人気だ。英語の塾は文法専門なので、これまたもう一つが多い。それと大切なのがタイ語だし、社会も気になるところ。今年は二人共受験生なので、塾が増える予定だ。

これに登下校の送迎代が加わるが、家計簿の車両費が14万バーツで、子供の送迎が7割と見て、約10万バーツ。4年前より増えたのは夜間の塾の送迎があり、1日にムアンと3往復の日が増えたからだろう。送迎はソンテオ(トラック改造の乗り合いバス)で行かせると、郊外の我が家からでは一人1日50バーツで1年が約2万バーツ。二人で4万バーツで済むが、営業車両にも関わらず、無免許、飲酒、覚醒剤と全く信用出来ないので、極力使わせないようにしている。送迎業者も居るが、車に乗っているのが1日4時間近くになり、塾の日は自家用車の送迎が必要なので、結局全て自家用車の送迎となってしまう。郊外へ家を建てると土地は安いが、後からの交通費の負担は大きい。

零細農家に年間40万バーツの負担は重いが、子供の夢を叶える為なら、質素な生活でも耐えるしかない。倹約して古い服や車を大切に使い、借金や家を売り払ってでも子供を教育している人は多い。

もちろん塾へ行かずに参考書を使って自分で勉強する方法もあるが、ウドンタニで簡単に入手できる参考書だとウドンピット校の定期試験が通過できるかも科目によっては怪しくなる。息子は参考書も通販や友人の伝手を辿ってバンコクから入手しているが、それでも苦労するのだ。

優秀な先生に学ぶと、驚くほどの効果が目に見えてくる。息子は化学と生物をウドンタニで定番と言われる塾へ行かせていたが、成績がパッとしないので私がビデオの授業やテキストを吟味して入れ替えると直ぐに得意科目になった。英語も元はタイで人気のビデオの塾だったが、これもパッとしないので弱点だった文法専門の塾へ入れるとしっかり効果が出ている。娘も英語は息子と同じ塾の同じコースだが、学校の英語の試験は全部100点になった。今は中3から高1レベルの勉強をしているが、1年で大学受験レベルまで行く予定で、英語の試験が楽しみだ。

塾での勉強を批判する人も居られるが、親が子供の勉強の相談に乗れないなら、代わりに教える人は準備してやるべきだと私は思っている。元々勉強が苦手な私は直ぐに降参してしまった。(恥)学校の授業だけだと内容が薄過ぎて受験には対応できなのが現状だ。

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