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タレーブアデーン(赤い睡蓮の湖)の行き方で、イサーン在住の私が非常に気になること。

2015年09月07日 23時01分24秒 | タイの観光・行楽・グルメ情報
天国のような景色が楽しめるタレーブアデーン(赤い睡蓮の湖)。最近はメディアでも紹介され、乾季の12月から2月の間にこの景色を楽しもうと計画される方も居られるだろう。先日ネットを検索していて気になることがあったので、少し書きたい。
何が気になるかと言えば、タレーブアデーンまでの移動方法。船着場までウドンタニの街中から50km前後あるのに、ネットで紹介されている移動方法はサムロー(3輪バイク)だったり、途中までバスだったりするのに驚いた。タイ人の観光客が多いが、そんな方法で行くタイ人なんて皆無だろう。(笑)
日本人のブログで幾つかサムローの移動が記事にされていたが、あれは猛者がネタでやることでしょう。バンコクのトゥクトゥクならスピードも出るが、巡航速度30キロのウドンの3輪バイクで片道2時間掛けて行く場所ではない。ウドンの3輪バイクは市街地内の移動手段であり、郊外の幹線道路の移動に使わないのだ。幹線道路は時速100キロ前後で車が流れており、そこを30キロで走るなんて自殺行為。実際は路肩を走るのだけど、駐車車両を避けたり、右折やUターンの為に車道へ出てくるサムローの事故は非常に多い。しかも多くは死亡事故になる。だいたいウドンのサムローなんて法律上は車じゃない。ナンバープレートも無いし、警察が取り締まらないので無免許で運転する人も多いのだ。


もう一つどなたかがネットの質問箱へ回答していたが、ソンテオの貸し切りでの郊外の移動も注意が必要。私は貸し切りの経験は無いが、市内を乗り合いで使っていても、危なくて乗ってられない運転なので停めて降りたのは片手では収まらない。運行時間待ちの車内で酒を飲んでいるのも何度も目撃した。市内の移動では時々使うが、郊外の幹線道路の区間は家族にも使わせない。理由は窓ガラスもなくドアもない車両で幹線道路を走るのはあまりにも危険だからだ。事故が起きればシートベルトもないので車外へ放り出される可能性もある。幹線道路を時速百キロで走る客室ではないのだ。
そして3つ目のバス。確かに幹線道路から各集落への入口にはバイクタクシーやサムローが待機しているが、それは地元住民の移動の足であり、観光客向けの物ではない。既に書いたが、田舎だと免許も持たずに営業するのも珍しくない。全てではないが農村になると文盲の人も多く、免許なんて取れないのだ。どのルートで移動しても、バスを降りて20キロ前後の移動が残っている。その距離をリスクが高い乗り物で移動するのはお勧めできないのだ。下手をすると天国のような景色を見に行くつもりが、天国へ逝くかも知れない。
安く行きたくても、安い価格はリスクとの引き換え。チャレンジされる方を非難はしないが、普通に観光されるなら、お薦めしたいのは旅行会社が手配した1BOX車やホテルが手配したタクシーや運転手付きのレンタカー、最後に一般のタクシーだろう。ウドンタニのタクシーはメーター付きだが、認可価格では足が出るので価格交渉で使うのが普通だ。楽しく安全な旅をお薦めしたい。

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